紹介記事
「FFXIV:漆黒のヴィランズ」で既存15ジョブはどう変わったのか。試遊でのインプレッションを掲載
■ヒーラー
●ロールアクション
ヒーラーのロールアクションは「エスナ」「迅速魔」「ルーシッドドリーム」「堅実魔」「救出」が残り,新たに「リポーズ」が追加された。プロテスはついに削除となった。
●白魔道士
白魔道士の変更点を見ていくと,アビリティ「インドゥルゲンティア」の実行時に「インドゥルゲンティア」(ややこしいがバフのことだ)を範囲内のキャラクターに付与し,10秒以内に「メディカ」「ケアルガ」「メディカラ」「ハート・オブ・ラプチャー」を実行したときに追加で回復効果を得られるようになった。
これまでは,特定の回復魔法を実行すると,バフの「インドゥルゲンティア」が回復対象者に段階的に付与され,スタック数に応じてアビリティ「インドゥルゲンティア」の回復量が変化していた。個人的にはとっさに使いづらいアビリティだったので,対応する回復魔法の回復力を強化するという分かりやすい内容になったのはありがたい。
また,「ヒーリングリリー」が戦闘中に自動で増えるように変更された。使用目的も変わっており,「ハート・オブ・ソラス」「ハート・オブ・ラプチャー」などのインスタントヒールを使用するためにリリーを1つずつ消費する仕組みになっている。なお,消費時にブラッドリリーが付与され,これを3つまで溜めると即時発動の強力な攻撃魔法「ハート・オブ・ミゼリ」が使用できる。
大きな変化はこれくらいで,インスタントヒールの増加による純粋な強化といったところだろうか。
●学者
学者の大きな変化というと,フェアリーの変更だろう。フェアリーが使えるのは「光の癒し」「光の囁き」「フェイイルミネーション」「フェイユニオン」のほか,新アクション「フェイブレッシング」,「サモン・セラフィム」で召喚するセラフィムが使えるアクションなどになる。
戦闘開幕の「死の宣告」などで非常に有用だったセレネの「フェイカレス」はなくなっているので,今までと同じつもりで戦わないように注意したいところだ。
なお,ペットアクションがなくなり(移動やピースなどの指示は可能),アビリティ使用の指示はプレイヤーが常に行うことになる。「光の癒し」はフェアリーが独自判断のみとなったが,HPが少しでも減ったら即座に回復するように変更されたようだ。
さて,フェアリーは召喚士のペットと同様に敵に攻撃されることも,倒されることもなくなった。これに関連して,実は「転化」した場合も効果終了後に自動でフェアリーが再召喚されるようになっている。再召喚の手間と,再召喚を忘れる恐れがなくなるので,エーテルフローの回復に使いやすくなったのではないだろうか。
また,アビリティ「エーテルフロー」が戦闘中のみの使用となったので,インスタンスダンジョンに入った直後に転化してエーテルフローを補充するという使い方も考えられるだろう。
攻撃面を見ると,継続ダメージの攻撃は「シャドウフレア」や「ミアズマ」系がなくなり,「バイオ」系のみになった。学者は「ベイン」を使えなくなったので複数の敵に倒しては手数で厳しくなった印象か。範囲攻撃は「破陣法」のみで消費MPも800と高く,目一杯打つと12〜13回でMPが枯渇してしまう。できれば,「鼓舞」や「士気」など消費MPが1000を超える回復魔法をいつでも使えるように,MPを節約したいところ。
新アビリティの「秘策」は,次に実行する「鼓舞激励の策」「士気高揚の策」「不撓不屈の策」「深謀遠慮の策」のMPやエーテルフローを消費せずに使用でき,しかも必ずクリティカルになるという強力なアビリティだ。タンクのバリアのために「鼓舞」を使うときや,全体攻撃への対策で「士気」や「不屈」を使う感じになるだろう。また,セラフィムを召喚中に使用できる「コンソレイション」は,HPを回復してバリアを張る「セラフィックヴェール」が発動するというものだ。
●占星術師
占星術師は,カードの仕様がいろいろと変更されているので,実装直後の確認はしっかりとしたいところだ。まず,「ドロー」で引くカードの効果が,すべて与ダメージ上昇になり,6枚のうち半分が近接攻撃を主体としたジョブに,もう半分が遠隔攻撃を主体としたジョブに対して高い効果を発揮するという仕様になった。また,それぞれのカードには「月」「星」「太陽」のシンボルが付くようになり,カードを使ったときに対応したシンボルが3つまで自身に付与される。4つ目以降は,古いシンボルから押し出される形で消える。
この付与されたシンボルマークの種類がいくつあるかによって,新アビリティ「ディヴィネーション」を使ったときに付与される与ダメージ上昇の効果量が変動する。付与した数ではなく,種類であることに注意だ。
とはいえ,狙っているカード(シンボル)が必ず現れるとは限らないのが占星術師の難しいところ。カードを保持するアビリティ「キープ」もなくなったので,なおさら狙うのは大変になった。
ただ,その代わりと言っていいのか分からないが,カードを引き直す「リドロー」がチャージアクションになり,最大3回連続で使えるようになった。さらに,「スリーヴドロー」(ドローのリキャストをリセットし,30秒のあいだドローのリキャストが2回だけ3秒になる)を使って引き直せるので,意外とカードはどんどんと引ける印象だ。
攻撃手段は,単体攻撃の「マレフィク」系,継続ダメージ付与の「コンパス」系を使い,範囲攻撃は「グラビデ」となる。ヒーラーは全体的に攻撃の手数を減らして,回復に集中できるようにという調整になるのだろうか。
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