Free-to-PlayのアクションRPG，「Path of Exile」がついに正式サービス開始

　オープンβテストに参加した多くのゲーマーから「こんなディアブロで遊びたかった」という声が寄せられているという，オンライン専用のアクションRPG「Path of Exile」が，現地時間の2013年10月23日に正式サービスを開始し，合わせて，最新パッチ「1.0.0c」を公開した。公式フォーラムでは「サーバーにつながらない」といった報告もあり，「Steam」ユーザーのうち数百名に問題が生じたようだが，それ以外は，OBT開始時以上にスムーズな滑り出しだったとのこと。

「Path of Exile」公式サイト

Steam「Path of Exile」紹介ページ

　Path of Exileは，住んでいた土地を追放されたプレイヤーキャラクターが，Wraeclastと呼ばれる土地の海岸で目を覚ますところから始まるダークファンタジーだ。プレイヤーは魔物や野生生物，悪漢達の巣食う荒野で，同じ境遇の仲間と協力しながら生存を賭けた戦いに挑んでいくことになる。
　現時点では，Duelist（決闘者）やWitch（魔女）など7つのクラスが用意されており，プレイヤーは，さまざまな宝石を武器に組み込むことで発動できる「Active Skill」と，キャラクターの成長とともに獲得できる総計1350種におよぶ「Passive Skill」の2つを使いながら，キャラクターを自分の好きなように育てていける。ゲーム内経済など，独自のゲームデザインが随所に見られる，インディーズ作品らしいユニークさも魅力だろう。


　このPath of Exileを開発/運営するのは，ニュージーランドに本拠を置くGrinding Gear Games。現時点では「Steam」でのダウンロード数およびコミュニティハブの利用率ともトップで，フォーラムのコメントの多さなどから，かなりのファンを獲得している様子が分かる。無料でダウンロードして楽しめるゲームなので，興味のある人は飛び込んでみよう。