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クラウドゲームサービス「GeForce NOW Powered by SoftBank」先行体験会レポート。Steamなどの購入済タイトルにも対応
今冬にβ版開始予定のクラウドゲームサービス「GeForce NOW」について,ソフトバンクとNVIDIAに詳しいところを聞いてみた
ソフトバンクとNVIDIAは,PCゲームベースのクラウドゲームサービス「GeForce
「GeForce NOW Powered by SoftBank」公式サイト
「GeForce NOW」は,ソフトバンクが提供するPCおよびスマートフォン向けのクラウドゲーミングサービスだ。まもなく始まる5G時代に向けたサービスとして,同社の新たにチャレンジと位置づけられている。ソフトバンクの金子雄喜氏は「ソフトバンクはゲーム事業は素人なので,プロフェッショナルのNVIDIAさんと組んで,国内に向けて提供していく」と述べていた。
クラウドゲームサービスなので,ゲームはサーバで起動され,PCやスマートフォンのスペックやプレイの場所は選ばない。さらに,対戦プレイやNVIDIA Highlightsを使った映像のアップロードなどにも対応するという。
そして「GeForce NOW」ならではの特徴として,Steamなど第三者のデジタルストアで購入したゲームを,セーブデータなどを含めてサービス上でそのままプレイできる点が挙げられた。
対応タイトルは現時点で「フォートナイト」や「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」「Dead by Daylight」など13タイトルが明らかとなっているが,アメリカやヨーロッパでは,すでに500以上のタイトルに対応しており,それらは「GeForce NOW」のアプリ上で検索してプレイできるという。
会場では,Windows PC(HP ProBook 450 G3 / Core i5 2.3GHz / Windows10 Pro 64bit)とMacBook(Apple MacBook Pro MD103 / macOS 10.15)およびAndroid端末(AQUOS R2)を使った試遊も行われた。
実際にプレイをしてみると,入力の遅延はほとんど感じないものの,回線の状態なのか映像が劣化する場面がときおり見受けられた。担当者によると,これは何らかの理由で回線が遅くなった場合などに,フレームレートを極力落とさず,代わりに解像度を下げる仕組みの影響とのことだった。もちろん再び回線が安定すれば解像度は元に戻り,快適にプレイできるようになる。ちなみに推奨の回線速度は15Mbps程度とのことである。
料金形態やサービス時期などは未定だが,2019年12月17日から2020年2月までの間,1万人程度が参加できる第1次クローズドベータテストが予定されている。こちらは2019年11月30日まで参加者を募集中だ。
また2月より引き続き行われる第2次クローズドベータテストは,12月2日から参加募集となっている。こちらは最大3万人の参加者を予定しているとのこと。興味のある人は,以下のリンクからさっそく応募してみてはいかがだろうか。
「GeForce NOW Powered by SoftBank」クローズドベータテスト応募ページ
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