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[JAEPO2014]「ウルトラストリートファイターIV」のステージイベントをレポート。アシスタントプロデューサーへのインタビューもお届け
ジュリのコスプレをする綾野智章氏 |
イベントが始まるとステージにはジュリのコスプレをした綾野智章氏が登場し,コスプレをするに至った経緯を冗談交じりに語ったのち,ウルIVのプレゼンテーションを始めた。
最初に説明されたのは,前バージョンと現バージョンとの違いだ。ウルIVはすでに数回ロケテストが行われていることもあり,新キャラクターや新システム,ゲームバランスの調整などについては知っている人が多いと思うのでここでは割愛する。そちらについては人は以前掲載したロケテスト取材記事をチェックしてほしい。
綾野氏の説明が終わったところで,実際に対戦を見て違いを感じてもらおうという流れになり,スペシャルゲストとしてウメハラ氏,ハイタニ氏,ボンちゃん氏がステージに登場し,対戦を始めた。
左からウメハラ氏,ハイタニ氏,ボンちゃん氏,綾野智章氏 |
対戦では空中から攻め立てるハイタニ氏のヴァイパーを掴んで形勢を逆転するシーンがあったり,ハイタニ氏が「レッドセービング」を絡めたコンボを披露したりと,新要素がかいま見える戦い方で会場を沸かせてくれた。
海外勢と日本勢から出される調整案の違いはなにか? 綾野氏へのミニインタビュー
4Gamer:
プレゼンテーションでは世界中でロケテストを行って,その意見を反映させているとおっしゃっていましたが,国内と海外で意見の違いなどはありますか。
綾野氏:
かなり違いますね。海外ではコンボへの意見が多いですが,国内では,技のリーチや当たり判定に関する調整の要望が多いです。
4Gamer:
なるほど。そうなると今回追加される「レッドセービング」は海外勢にとっては,嬉しいシステムになりそうですね。
綾野氏:
ええ。先ほどの対戦中にハイタニさんのユンが「レッドセービング」を使ったコンボを出していたので驚きました。コンボに組み込むことで,よりキャラクターの可能性を引き出せるようになったと思います。
発売後もアップデートによるサポートと調整は継続的に行うとのこと |
4Gamer:
ではキャラクターの調整に関してはいかがでしょう?
綾野氏:
国内は弱いキャラでできることを増やしてほしい,という意見が多いですが,海外は強いキャラをマイルドにすることで,バランスを取ることを求めてきます。例えば,海外では鬼の昇龍拳をセービングできるようにしてほしいと言われてますが,国内ではあれが鬼の持ち味だから,それはそのままで他の技をこんな風に使ってみては? という意見が寄せられます。
4Gamer:
国内はキャラを尖らせる傾向にあり,逆に海外は全体を丸くしたいようですね。一つのキャラクターに対して出てくる意見が違うと,双方が納得いく調整にまとめるのは大変そうです。「ウルIV」は今回の出展バージョンで最終調整となるのでしょうか。
綾野氏:
いえ,まだこれで完成というわけではないです。まだまだブラッシュアップしていきますよ。
4Gamer:
完成が楽しみです。では最後に5人目のキャラクターについて,教えていただきたいのですが……
綾野氏:
それは言えませんね(笑)。情報公開を楽しみに待っていてください。
4Gamer:
残念(笑)。本日はお忙しい中ありがとうございました。
「ウルトラストリートファイターIV」公式サイト
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