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Splatoon(スプラトゥーン)公式サイトへ
  • 任天堂
  • 発売日:2015/05/28
  • 価格:5700円(税別)
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任天堂のWii U専用タイトル「Splatoon(スプラトゥーン)」の製品版をレビュー。中毒性の高い4vs.4の「ナワバリバトル」を,いつでも気軽に楽しもう
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印刷2015/06/24 00:00

レビュー

Wii Uを持っているなら,買わない理由のない傑作

Splatoon(スプラトゥーン)

Text by 稲元徹也


 任天堂のWii U専用アクションシューティング「Splatoon(スプラトゥーン)」が,2015年5月28日に発売された。昨年のE3で電撃的に発表され,キャッチーなグラフィックスや,ヒトの姿に変身できるイカがステージをインクで塗って戦うという独特の世界観で大きな話題を呼んだ。発売直前には「完成披露試射会」として,ユーザーがオンライン対戦を体験できる機会が設けられたことも記憶に新しい。
 今回は製品版を発売日に自前で購入した筆者が,数日間自宅にこもってプレイして確かめた,詳しいゲームシステムやプレイフィールなどについてお届けしてみたい。

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「スプラトゥーン」公式サイト



気楽に参加できるオンラインの「ナワバリバトル」


 Splatoon(スプラトゥーン)のメインとなるゲームは,オンラインによる4vs.4の「ナワバリバトル」である。一定の広さの箱庭の中で,4人ずつ二つのチームに分かれたイカ(プレイヤーキャラクター。正式名称はインクリング)たちがブキ(武器)を手に取り,インクを発射してステージを塗り,3分の制限時間が終了したところで,より広い面積を塗ったほうが勝利となるルールだ。
 発売前に行われた完成披露試射会でプレイできたのも,このモード。細かな点は異なるものの,製品版とほぼ同じ内容だった。

ブキでインクを発射しながらステージを塗りつぶしていく「ナワバリバトル」。単純明快で,何度もプレイしたくなる中毒性がある
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 本作においては初心者も熟練者も,まずはこのナワバリバトルありきという方向性のようで,ブキやギア(アタマ,フク,クツの装備品)を変えたくても,ナワバリバトルを何度かプレイしてプレイヤーのランクを4まで上げないと,それらを売っているショップに行ったところで,鼻であしらわれてしまう。
 幸いナワバリバトルは,ランダムで選ばれたプレイヤーが8人そろったところですぐさまバトルがスタートするという,単純明快なマッチング方式なので,参加するのは手軽だ。人によってはわずらわしく感じるプレイヤー同士のコミュニケーション要素も,十字キーで行える必要最低限のものがあるだけで,終わったあとにバトルを抜ければ,また同じようにランダムで別のプレイヤーとマッチングされる仕組みは,どちらかというとアーケードゲームに近い感覚かもしれない。
 ナワバリバトルでは,プレイヤーのランクをゲーム側でどの程度見ているのかは分からないが,ランクにかなり差のあるマッチングが行われることもある。場合によっては腕の差が出てしまうこともあるので,このあたりはアップデートなどでマッチングするランクなどを任意で選べるようになれば嬉しいとも思った。

勝負が終了したあとに「つづける」を選べば,同様の選択をしたプレイヤーと再びマッチングされてプレイできる
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ありそうでなかった陣取りシューター


 バトルの基本システムはいわゆる三人称視点のシューターという形をとっているが,イカ達が装備しているブキはステージを塗りつぶすために使うものであり,相手を倒すのは二の次。
 ゲームで何人相手を倒しても,また何回相手に倒されても,最終的な勝敗は塗りつぶしてナワバリとした面積で決まるので,積極的に最前線に出て戦わなくとも,相手のいないところで黙々とステージを塗りつぶしていくだけで,チームの勝利に貢献できる。このあたりが,本作の最大の特徴といえるだろう。

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 この,「インクでステージを塗りつぶす」というゲームシステムは,子供の頃に全身をずぶ濡れにして夢中になった水鉄砲や泥んこ遊びのような,ちょっと背徳感のある遊びと似ているかもしれない。それと同時に,陣取りにこれほどマッチしたシステムはないだろう。
 制限時間の3分間で,最終的にステージを塗りつぶしたポイント(パーセンテージ)が高いチームが勝利となるわけだが,ステージの塗られていないところを塗りつぶしてポイントを稼ぐか,相手が塗った上から塗りつぶしてポイントを奪うか,戦況や腕などによって臨機応変に戦える。
 塗られていないところを塗るのは簡単だが,それは相手にとっても同じこと。塗れるところが少なくなったバトル後半は,よほど相手を押していない限り,相手が塗ったところを少しでも多く塗りつぶすという勝負になるはず。
 制限時間ギリギリで撃ったインクが勝負を決めることすらもあり,シューターといえど,相手を倒すゲームとはまったく違う緊張感を味わうことができるはず。

相手が塗りつぶしたところを塗り返せば,形勢逆転も可能だ
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ステージを塗りつぶした範囲が計算され,勝敗が決定。僅差で勝てば気持ち良さも倍増だ
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 ナワバリバトルは1試合3分。本稿掲載時(2015年6月24日)には8ステージあるうちの二つずつが4時間ごとに入れ替わるという割り切った仕様ながら,うまい人やそうでない人がシャッフルされて入ってくる対戦は飽きが来ず,負けてもランクアップのポイントやおカネは手に入るので,思わず時間を忘れて「もう一回!」とプレイしたくなってしまうのだ。

ナワバリバトルでのマッチングはプレイした限り,ランダムで選ばれているようだ
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インクの中を泳ぎ回る,独自の操作感覚にハマる


 何度もプレイしてしまう中毒性は,プレイヤーが味わう操作感覚にも関係があるのかもしれない。シューターとしての操作方法は,Wii U GamePadのジャイロセンサーを導入している以外(※Rスティックに切り替え可能),特別変わったものこそないが,プレイヤーは[ZL]でイカの姿になって,自チームの色のインクの中を泳ぐことができる。インクの中は,身を隠しながら素早く移動でき,床や壁も登れ,インクの補充も可能だ。

インクの補充や,素早く移動するためにイカの姿になってインクに潜るのだ。壁を登ることもできる
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塗りつぶしていないところに潜ると,移動速度が極端に落ちる。塗りつぶしてから潜ろう
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イカになって動かなければ姿は見えないが,相手の攻撃は当たるので注意が必要。また,イカの姿で網状になった床を通過すると下に落ちてしまう。これを利用して,邪魔な金網を飛び越えて移動することも可能だ
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相手のインクの中は潜れないどころか,足を取られて移動すらままならない。追い詰められないように注意し,動く前に塗りつぶそう
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 イカの姿での滑るようなアクションが,ヒトの姿での立ちまわりに組み込まれることで,これまでに味わったことのない緩急のある操作感覚をもたらしている。
 相手との撃ち合い中にインクの中へ素早く出入りして,目くらましとインク補充を同時に行いながら戦っている上級者も多く見られ,戦術としても重要な要素にもなっている。
 ちなみに,インクに潜っている間は相手から見えなくなるが,潜っている最中も相手の攻撃は当たってしまうという点も,対戦ゲームのバランスとして優れていると感じられた。

マップ中の仲間の場所やスタート地点をタッチするとその場所へ一気にジャンプする「スーパージャンプ」も気持ちいい。ただし着地時に狙われやすいので要注意
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 そんな操作系でちょっとだけ気になったのは,ゲームのメイン操作がWii U GamePadだということ。手元の画面でマップを見ながらプレイすることもひっくるめて,このSplatoon(スプラトゥーン)のゲームデザインであることは理解しているものの,アラフォーを超えた世代には少々肩が凝る。肩が凝ったら休憩すればいいだけなのだが,どうにも止められないから困ってしまう。

Wii U GamePadにはこのように全体マップが表示され,塗った面積と仲間の位置が表示されている(これはルール説明時の画面)
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見た目も効果も面白い,イカした装備の数々


 プレイヤーの装備品についても触れておこう。プレイヤーが装備できるのは,インクを塗ったり相手を攻撃したりできるブキと,自身の能力を上げられるギア(3カテゴリ)に分類される。
 ブキには戦いの主力として使用する「メインウェポン」として,連射でインクを撒き散らす「シューター」系と,狙った相手を中心に爆発的にインクが広がる「ブラスター」系,ため撃ちでインクを遠くまで飛ばすスナイパーライフルのような「チャージャー」系,そしてステージの塗りつぶしに重きを置いた「ローラー」系があり,それぞれに補助的に使用する「サブウェポン」と,切り札としての「スペシャルウェポン」がセットされている。

連射することで中〜近距離を塗りやすいシューター系ブキ。1発の攻撃力が高いものや,拡散するものなど,豊富な種類がある
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ブラスター系ブキは,撃つと一定距離でインクが爆発して飛び散る。相手に当てさせたときのダメージは高いが,連射はできない
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チャージャー系はため撃ちで,前方にむけて一直線状にインクを飛ばして塗りつぶせる。ため中にブキから伸びるサイトは相手にも見えるので,気付かれないように狙うことが重要
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 この中でもローラー系は,本作ならではの性質を持ったメインウェポンで,広範囲を一気に塗りつぶせる圧倒的な制圧力と,接近戦での無類の強さを誇っている。
 いわゆるFPSやTPSなどではありえない「狙って撃つ」ためのブキではないので,その手のゲームをプレイしたことない人にもオススメしやすい。構えるときに前方に広範囲にインクを飛ばせるので,慣れてくるとそのインクで相手を翻弄することもできる。

ローラー系ブキは,床を広く塗りつぶせるのが最大の利点。構えるときにインクを飛ばして,少し前方も攻撃可能だ
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 個々のブキのバランスについては,さすが任天堂と思わせる調整がほどこされていて,使っていて楽しいものがそろっている。同じ系統のものをこだわって使うのもいいが,バトルのたびに切り替えて使ったほうが,個人的には楽しめるような気もした。
 なお,持っているブキがマッチングにどの程度関係しているのかは不明だが,同じブキを持ったプレイヤーがかぶる可能性もある。幸い筆者はこれまで4人全員がまったく同じブキというケースに遭遇したことはないが,戦略的に不慣れな戦い方を強いられるような組み合わせになることはあった。そういう状況でも臨機応変に立ち回れる程度に腕を磨いておきたい。

ステージを塗りつぶすことでゲージをためて使用できるようになるスペシャルウェポン。切り札となる強さを誇るが,使う前にやられるとゲージが減ってしまう
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 一方,装備品のギアは,ストリート系ファッションを楽しめる小じゃれたルックスもいいが,これもまた実によく錬られて作られている。それぞれにはRPGなどでいうパッシブスキル的な能力「ギアパワー」が2〜4個付いていて,装備するとバトルでそれが発揮される仕組みで,細かなパラメータなどはない。
 最初に購入できるギアに付いているギアパワーは少ないが,プレイヤーのランクが上がれば,能力が多くついたものがショップに並ぶようになり,さらには広場に現れるほかのプレイヤーのギアを選んで注文できるようにもなる。
 また,ギアパワーの数をアイテムやおカネと引き替えに増やしたり,内容を変化させたりするシステムもあるので,いずれは見た目のコーディネートも意識しつつ,能力の高いギアを装備することも可能となるわけだ。
 勝利だけを目指したい人はギアパワーを徹底的に追求していけばいいし,見た目を意識してほどよく遊んだり,能力をカバーするために腕を磨いたりといった遊び方もできるので,プレイスタイルに応じたギア選びができるのはポイントといえる。
 腕ではカバーできない特殊な能力(相手が設置したトラップなどが発見できるようになる,相手のインクに足を取られるのを軽減する,など)もあるので,ブキほど頻繁に交換することはないかもしれないが,装備するブキの性能に合わせてギアを変えてみるのも,楽しみ方の一つだ。

特殊能力が備わったギアの数々。ショップの品ぞろえは毎日切り替わるので,その都度チェックしておきたい
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広場の外れにいるダウニーは,ほかのプレイヤーの持つギアを調達してくれたり,ギアのギアパワーを増やしてくれたりする
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シティに現れるほかのプレイヤーの装備品を,ダウニーに発注できる。注文は一度に3品まで可能だが,受け取れるのは翌日以降,1日1品ずつという制限があり,ショップで売っているときとは価格も異なる
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ハードな対戦モード「ガチマッチ」にも挑戦したい


 ゲームの発売から6日目の2015年6月2日11:00に,オンラインモードの「ガチマッチ」がオープンした。これはレギュラーマッチのナワバリバトルとは別の対戦モードで,プレイヤーのランクが10以上になると参加できるものだ。

ランク10を超えると,対戦ロビーからガチマッチが選択可能に。ガチマッチでも時間ごとに対戦できるステージは二つと決まっている
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 マッチングはランク10以上のガチマッチ独自のランキング「ウデマエ」が近いプレイヤー同士で行われる,ある意味公平なシステム。勝てば大量のポイントがもらえるが,完敗(ノックアウト)のときは一切ポイントがもらえない。負けるとウデマエも下がってしまうので,参加者は全員本気モードで勝ちにくるだろう。
 6月21日の時点では,ステージ中に指定された狭いエリアを二つのチームで奪い合う「ガチエリア」のルールのみで行われているが,ルールは今後増えていくことも発表済みだ。筆者も実際に参加してずいぶん戦い,勝敗は五分五分程度でウデマエはあまり上がっていない状況だが,ガチプレイヤーの動きを見るだけでもかなり参考になるので,あまり自信がなくとも参加してみる意義は十分にある。
 また,戦術を学ぶ意味で,このガチマッチを観戦するようなモードもあればいいなとも思った。

ステージ上のエリアを一定時間確保するのが目的の「ガチエリア」。当然ながらこのエリア周囲は激戦区となる
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自チームのエリア確保カウントを0にすれば,その場でノックアウト勝ちとなる。このときは多くのポイントが勝ったほうに与えられ,負けたほうは0ポイントだ
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勝てばウデマエが上がり,負ければ下がる。次回以降,このウデマエと同じくらいのウデマエのプレイヤーがマッチングされる
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2015年6月13〜14日には,初のゲーム内イベント「フェス」も開催された。プレイヤー全員が「朝食はどっち派?」の質問に対する,「ごはん派」と「パン派」に分かれ,ナワバリバトルを繰り広げた。結果は「ごはん派」の勝利に
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オンラインとは異なる二つのオフラインモード


 Splatoon(スプラトゥーン)にはオフラインでプレイするモードも二つ用意されている。1人用の「ヒーローモード」は,タコ軍団「オクタリアン」と戦うステージクリアタイプのアクションゲームで,「バトルドージョー」は2人でステージの風船を割った数を競うオフライン対戦モードだ。
 ナワバリバトルやガチマッチとはまったく違ったルールが設定されているが,インクを撃って戦うという基本部分は同じなので,射撃の精度を上げるといった練習には向いている。
 これまでシューターをプレイした経験があまりないという人は,これらのモードやブキの試し撃ち,あるいはロビーからステージを見て回れる「さんぽ」で,操作方法を身につけておくといいだろう。

オリジナルのステージでオクタリアンたちとの戦いが繰り広げられるヒーローモード。プレイしていくと新しいブキの設計図が手に入るなど,いいこともある
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Wii U GamePadとTV画面を使ってプレイするバトルドージョー。TV画面側のプレイヤーは,Wii U Proコントローラーなどを使用して操作する
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Wii Uを持っているなら,買わない理由のない傑作


 待望の完全新作タイトルとなった本作。アクションゲームが嫌いな人や,Wii Uをオンラインに常時接続できない事情でもない限り,本作を買わない理由はないと,筆者は仕事の枠を超えて周囲の仲間に勧めまくっている。それだけの魅力を感じさせてくれる作品だ。
 事前の完成披露試射会などのさまざまな試みと発売後の口コミも手伝って,本作のためにWii Uを買ったという声も多く聞かれ,定番タイトルとなるのも間違いないだろう。

 今後は随時無料アップデートも行われる予定で,8月には大型アップデートもあるとのことなので,これからしばらくは退屈しないで済みそうだ。ここまで書いてきたとおり,オンライン対戦アクションとしての間口はかなり広く取ってあるタイトルなので,誰もがいつでも入っていける「遊び場」的な感覚で,ぜひ楽しんでみてほしい。

このハイカラシティから各モードやショップへと行ける。Wii U GamePadの画面をタッチすればショートカットも可能
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ゲーム中からMiiverseに投稿すると,シティでのキャラクターのフキダシとして表示されるほか,イラストがシティやステージ内の落書きや看板などに表示される
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Splatoon(スプラトゥーン)のamiiboを使うと,ヒーローモードでクリア済みのステージを異なる条件でプレイできるようになり,クリアすると報酬としておカネやギアがもらえる
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プレイヤーキャラクターのルックスはいつでも変更可能。選べるのは性別と目や肌の色のみで,能力差などはない
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マッチング中などにWii U GamePadの画面でプレイできるミニゲーム「イカジャンプ」。単純ながら意外に熱くなれる内容で,電源を切らない限り継続してプレイ可能だ。またamiibo購入者はその特典として,ほかのゲームも遊べるようになる
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