連載
試行錯誤が楽しい。スマホ向けパズル「やみんぐす」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第668回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
悩んだ末にパズルが解けたときの爽快感は格別なもの。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな爽快感がちょっとした空き時間で味わえるスマホ向けパズルゲーム「やみんぐす」(iOS / Android)を紹介しよう。ネーミングから推測すると,下敷きになっているのはあの名作ゲーム「レミングス」と思われる。
iOS版「やみんぐす」公式サイト
Android版「やみんぐす」公式サイト
プレイヤーの目的は,さまざまな種類のブロックをステージ内に配置し,自動で進むキャラクター「SIK」をゴールである扉まで誘導すること。落とし穴を埋めてあげたり,進む方向を変えてあげたりしてSIKの進むルートを作り上げるのだ。
手持ちのブロックは画面の右上に表示されており,そのブロックをステージ内の任意の場所へドラッグすれば設置できる。設置が終わったら,画面右下にある三角ボタンをタップしSIKを歩かせよう。
SIKは,トゲに当たると一発でやられてしまう。1人でも欠けてしまうとゲームオーバーなので,壁に当たると進行方向を180度変えるというSIKの習性や,特殊な効果を持ったブロックを利用して攻略しよう。ちなみに,SIKが歩き始めたあともブロックは設置可能で,ステージによってはスタート後にブロックを置く必要が出てくる。
攻略に必要な特殊ブロックを3種類紹介しておこう。
まずは「ストーブ」。これはいわゆるジャンプ台の役目を持っており,高い所にあるゴールに導きたいときや,トゲを回避させるときなどに使う。
次に「ジッパー」。これはワープ装置の役目を持ったブロックで,2か所に設置すると,SIKが片方のジッパーに触れたとき,もう片方のジッパーへと瞬間移動できる。
そして最後の「クッキー」は,SIKが上を通過するとその直後に壊れてしまうという,少々癖のあるブロック。1人目のSIKを上ルート,2人目のSIKを下ルートに移動させたいときなどに使うブロックだ。
序盤はそれほど悩まずにクリアできるだろうが,そのうち攻略に詰まるステージが出てくるはず。画面とにらめっこを繰り返し,ようやくクリアできたときの心地よい疲労感と達成感はかなりのものだ。また,失敗してもすぐにリトライできるので,ブロックの配置方法を模索するのが非常に楽しい。今後のアップデートでのステージ増にもぜひ期待したい作品だ。
著者紹介:トリスター&オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミュレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。
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