gloopsは2014年12月3日,東京都内のニコファーレにおいて,新CMおよび新作タイトルの発表会を開催した。
本稿では,女優の
本田 翼さんが出演する
「SKYLOCK -神々と運命の五つ子-」(以下「SKYLOCK」,
iOS /
Android)の新CMと,ステージを回転させる“2.5DぐるぐるアクションRPG”
「ぐるりんクエスト」(
iOS /
Android)がお披露目された発表会の様子をレポートする。
ロビーでは「SKYLOCK -神々と運命の五つ子-」の主人公たちが来場者をお出迎え
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これからのgloopsは,ブラウザとネイティブを両立させる「ネイティブシフト」を推進
まずはgloopsの代表取締役社長である
池田秀行氏が登壇し,今後の事業展開を語った。2010年からブラウザゲームを中心に提供してきたgloopsだが,これからは
「ネイティブシフト」をキーワードとして掲げるという。
gloopsの代表取締役社長である池田秀行氏
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gloopsが現在サービス中のタイトル一覧
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スマートフォン向けのゲームは,インターネット用ブラウザを利用したブラウザゲームと,スマートフォン専用に開発されたネイティブアプリという2種類に大きく分けられる。前者はPCでも遊べるものがあり,後者はスマートフォンに特化することでリッチな表現ができるなどと,それぞれに強みがある。
gloopsの2014年1~11月のMAU(Monthly Active Users,月間のアクティブユーザー数)。10月まではブラウザゲームのほうが多いが,11月にはネイティブアプリが逆転している
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スマートフォンの普及を受け,ネイティブアプリに力を入れていくゲームメーカーが多い中,gloopsもこうした「ネイティブシフト」を推進していくという。といっても,ブラウザゲームをないがしろにするわけではなく,ブラウザゲームにも力を入れつつ,ネイティブアプリとのバランスをうまく取っていきたいとのことだ。
gloopsの提唱する「ネイティブシフト」は,ブラウザゲームとネイティブアプリのバランスが重要であるという
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gloopsのブラウザゲームの現状
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gloopsが2014年内に6つのネイティブアプリを展開する予定であることは
先日お伝えしたとおりだが,これらのタイトルは,「実績のあるモデルを進化させた“磨く”」と「新しいチャレンジを盛り込んだ“創る”」の2つに大別できるという。
“磨く”側が「SKYLOCK -神々と運命の五つ子-」
「サモンソウルバトル」(
iOS /
Android)
「トイズドライブ」(
iOS /
Android)。“創る”側が
「クリムゾンウォーズ」(
iOS /
Android)
「フル3Dアクションバトル」「Project:Shift」だ。
「SKYLOCK」
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「サモンソウルバトル」
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「トイズドライブ」
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「トイズドライブ」の物語を先行体験できるサイトが12月3日に公開された
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「クリムゾンウォーズ」
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ほとんど謎に包まれたままの「フル3Dアクションバトル」。詳細は公開されなかったが「多数のキャラがバトルを繰り広げるワイワイ感が特徴で,爽快感のあるタイトルになっている」(池田氏)とのこと
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池田氏は「これまでプロジェクト名のみが公開されていた『Project:Shift』ですが,本日その全容を公開したいと思います」と語り,同作のディレクターである
坂本 真氏と交代した。
「Project:Shift」改め「ぐるりんクエスト」は,ステージを回転させるアクションRPG
壇上には坂本氏と,お笑い芸人の
ゴー☆ジャスさんが登場し,「Project:Shift」の紹介コーナーがスタート。まずは坂本氏により,「Project:Shift」の正式名が「ぐるりんクエスト」であることが明かされた。
 「ぐるりんクエスト」のディレクター坂本 真氏 |
 お笑い芸人のゴー☆ジャスさん(右) |
会場では,「ぐるりんクエスト」の概要を解説する動画も公開された
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「ぐるりんクエスト」は,2Dの横スクロールアクションに
「ぐるりんシステム」を加えたアクションRPG。主人公を操作し,モンスターと戦いつつ,ステージ中に存在する「竜の泪」を集めるという内容だ。
「ぐるりんシステム」は,画面をフリックしてステージを回転させ,別の視点から主人公を見られるというもの。例えば,行き止まりに見えてもステージを回転させると新しい道が開ける,一見すると単なる柱だが,ステージを回転させると側面に扉が付いているのが分かる,ステージを回転させるとブロックの陰に隠れていた「竜の泪」が見えるようになるなど,ステージを回転させることで攻略の糸口が見つかるのだ。詳しくは以下の動画で確認してみてほしい。
これだけだとパズル要素が強いように見えるが,アクション性を重視したバトルの面白さも追求されていくという。プレイヤーは剣や槍,ハンマーといった武器を装備してモンスターと戦うが,それぞれ異なった攻撃属性と個性的なアクションを持っているそうだ。
剣は「斬」属性で威力と手数のバランスが良く,槍は「突」属性で一撃の威力に劣るものの手数が多い。ハンマーは「打」属性で攻撃速度こそゆったりしているものの,一撃の破壊力が魅力的だ。武器にはさまざまなパッシブスキルが付与されているうえ,武器ごとに異なった必殺技を使用できるので,どの武器を使うかでバトルの勝敗や効率が大きく変化しそうだ。
モンスターを倒しつつステージを進めていくとボスとの戦いになるが,「ぐるりんシステム」でステージを回転させることで,戦闘を有利に進められるギミックなども用意されているとのこと。
モンスターを倒すと経験値が手に入り,これが一定値に達するとアバター(本作におけるアバターはキャラクターを指す)がレベルアップして強くなるというRPG要素もしっかり盛り込まれている。
本作にはさまざまなアバターが登場する。それぞれ得意とする攻撃属性が違うなど特徴があるようだ
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今後のスケジュールは,12月10日に事前登録の受付とβ版先行プレイヤーの募集がスタートする。詳細は続報に期待してほしい。
「SKYLOCK」の新CMには本田 翼さんが登場
続いては「SKYLOCK」のプロデューサーである
辻口誉人氏と,女優の
本田 翼さんが登壇。「SKYLOCK」の新CMのお披露目と,近日実装予定の対戦コンテンツ
「コロシアム」を本田さんがプレイする体験コーナーが実施された。
新CMは,本田さんがRPGの魅力を語る「本田RPG論」編と,バトルへの持論を明かす「本田バトル魂」編の2本。「本田RPG論篇」が12月5日,「本田バトル魂篇」が12月12日から,それぞれ全国で放映される。
 「SKYLOCK」のプロデューサーである辻口誉人氏 |
 「SKYLOCK」の新CMに出演する,女優の本田 翼さん |
SKYLOCK(スカイロック) - 神々と運命の五つ子 - TVCM【本田RPG論篇 15秒】

SKYLOCK(スカイロック) - 神々と運命の五つ子 - TVCM【本田バトル魂篇 15秒】

ゲーム好きとして知られる本田さんは,CMキャラクターに決定した際の感想を聞かれ「気になっていた作品だったので,とても嬉しいです」とご満悦。撮影現場にマンガやゲームが用意されていたおかげでリラックスして撮影できたそうだ。ちなみに,プライベートでも「本田RPG論篇」のような雰囲気でゲームを遊んでいるとのこと。
「本田RPG論篇」の一コマ
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「本田バトル魂篇」での本田さんは,「防御力より,攻撃力だ!」と,全員が“闇”属性の魔者でプレイするシーンを演じているが,「攻撃を食らって体力が減ると,ついつい不安になっちゃう」とのことで,実際のプレイスタイルは防御力重視だという。
「本田バトル魂篇」
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辻口氏からレクチャーを受けた本田さんは,次々に現れる敵をなぎ倒していった
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本イベントでは,「SKYLOCK」でキャラクターデザインを務める
幹 大樹さんより,本田さんをイメージしたイラストが贈られた。羽根があしらわれたコスチュームと腰のベルトに入った「翼」の文字に,本田さんも「すごく嬉しいです!」と大喜びの様子だった。
「SKYLOCK」でキャラクターデザインを務める幹 大樹さんによるイメージイラスト
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辻口氏からは,近日中に実装予定のアップデート情報も公開された。「コロシアム追加(β版)」「新ステージ追加」「試練の塔(10階)追加」「初クエストイベント開催(新ギミック登場)」「限定魔者登場」の5項目で,遅くても来週中(おおよそ12月13日まで)の実装が予定されているとのことだ。
イベントの最後には,本田さんが「『SKYLOCK』は,やり込み要素も沢山あるので,皆さんぜひプレイしてみてください」と話し,辻口氏は「(先日の)アップデートの際に不具合が出てしまったことをお詫びします。ご迷惑をおかけしたユーザーさんの信用を回復できるよう,どんどんアップデートを行って,いい環境を作っていきますので,今後もよろしくお願いします」と述べ,発表会を締めくくった。
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