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ハロー!Steam広場 第334回:宇宙海兵隊を率いてエイリアンと戦うストラテジーゲーム「Red Solstice 2: Survivors」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamで公開されている気になるタイトルを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,ボイスチェンジャーの代わりにガスマスクを付けてボイスチャットをする上級Steamerにジョブチェンジできるかも。
宇宙海兵隊を率いてエイリアンと戦うストラテジーゲーム「Red Solstice 2: Survivors」
アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回はクロアチアのゲームデベロッパ,Ironwardが手掛けるストラテジーゲーム「Red Solstice 2: Survivors」を紹介しよう。
本作の舞台となるのは,アフターアース117年の火星だ。アフターアースとは,人類が地球から火星に移り住んだ年を紀元とした元号で,要するに地球は117年ほど前,ミュータントによって壊滅している。そして,新たな母星となった火星でも,人類は新たな脅威に晒されていた。生物兵器ウイルス「STROL」。このウイルスがもたらしたアウトブレイクを終息させるために,プレイヤーは宇宙海兵隊「セル」のコマンダーとなり,エイリアンと戦いながら,ウイルスの治療法を調査していくことになる。
本作は「The Red Solstice」の続編であり,前作と同じく宇宙海兵隊とエイリアンの熾烈な戦いが火星で繰り広げられる。ゲームの大まかな進行はワールドマップ上で行われ,マップにポップするさまざまなミッションをクリアしてストーリーを進めていく流れだ。最後のミッションをクリアすれば人類の勝利,その前に世界の感染率が100%に達すると敗北となる。
感染率は,時間の経過やミッションの失敗で上昇する。時間が経過する行動は,ワールドマップ上で新しいミッションを発見するための「地域スキャン」と,ミッション地点までの「移動」の2つで,どちらもゲームを進める上で必要なものだ。一度上がってしまった感染率を下げることは基本的にできないが,ミッションをクリアすれば感染率の上昇を一時的に抑えることはできる。
要するに感染率=タイムリミットなので,なるべくムダな行動をせずにひたすらミッションをクリアしていきたいところ。しかし,ミッションの難度は徐々に上がるのでキャラクターの強化は必須だ。キャラクターを強くするためには拠点で新しい兵器などを研究する必要があり,そのためにワールドマップで“寄り道”をして物資を回収しなければならず,時間が経過して感染率が上がる。
時間というリソースをどれだけ研究や物資回収に割くかは,なかなかに悩ましい問題だ。なお,ミッションでは3人の部下を連れ,VIPの救助をしたり,重要物資の回収をしたりすることになる。
ミッションは見下ろし視点で進行し,トップダウンシューティングとリアルタイムストラテジーをかけ合わせたような操作性になっている。地面を右クリックするとそこまで移動し,敵を左クリックすると攻撃を始める。[Shift]キーを押している間は,シューティングゲームのように照準を自由に動かすことも可能だ。
そして本作の特徴とも言えるのが,[E]キーで使える「Orverwatch」だ。これをオンにしておくと,射程内に入ってきた敵を自動で攻撃してくれる。なので,基本的にはOrverwatchをオンにして進み,優先して攻撃したい敵やオブジェクトがあれば,左クリックで指示を出すか自由照準に切り替えて撃つ,といった感じで進めていくのがよいだろう。
ただしOverwatchには,「メイン武器でしか攻撃しない」という制限がある。メイン武器のアサルトライフルやピストルは,少数の雑魚を処理するのには申し分ない火力を有しているが,耐久力の高い敵や雑魚の大群が相手だと,簡単に押し切られてしまう。
そういった難敵に対する切り札となるのが「サブ武器」と「スキル」だ。本作でいうサブ武器とは,火炎放射器やショットガンといった高威力の兵器のことで,ミッション中は[Q]キーでいつでもメイン武器と切り替えられる。一方の「スキル」も,「グレネードの投擲」や「エネルギー弾の発射」といった高威力のものが揃っている。
ただし,サブ武器とスキルは自由照準のため,プレイヤーがマウスを動かして狙いを付けなければならない。また,サブ武器は弾薬が少なく,スキルにはクールダウンがあるので,どちらも使いどころの見極めが重要だ。
エイリアンの攻勢は,ミッションが長引くほど激しくなる。また,ミッション中に入手できる弾薬には限りがあるので,現地の物資が尽きる前に目標を達成して撤収しよう。ちなみに,エイリアンの出現はWaveで管理されている。そのミッションがいくつのWaveで構成されているのか,各Waveでどれくらいの敵が出てくるのかは,ミッション開始前のブリーフィング画面で確認できるので,その情報を参考にして持ち込むアイテムの準備をするのがベストだ。
RTSというとミクロレベルの操作を要求されるようなイメージがあるが,本作には自動で敵を攻撃してくれるOrverwatchがあるので,そこまで忙しくはない。とはいえ,状況によっては自由照準に切り替えて戦う必要もあるので,退屈に感じることもないだろう。戦術性とアクション性をバランス良く楽しめる作品なので,興味があればぜひ遊んでみてほしい。
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