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[G-Star 2015]スマホ上で抗争勃発。レトロ調なグラフィックスが光る新作TPS「Mafia」を遊んでみた
同社は,大韓民国ゲーム大賞2014の大賞受賞作品「BLADE for Kakao」で知られるパブリッシャ。G-Star 2015のメインスポンサーを務めている。
G-Star 2015における4:33ブースは,無造作に積み上げられた大型コンテナの中で出展作品を遊べるようになっているのだが,これは,今回紹介する新作アプリ「Mafia」の世界観をモチーフにしている。さっそく本作を遊んでみたインプレッションをお届けしよう。
自動車の操作はパートナー(AI)が行うため,プレイヤーは射撃に専念することになる。ただし,自動車はどこを進むか分からないうえ,カーブや急加速/急ブレーキ時は慣性でカメラワークが大きく揺れるため,照準を合わせて攻撃するのはなかなか難しいのである。シビアすぎず,かといって簡単すぎなく,スマホでの操作でも適度にゲーム性を感じられるバランスになっていた。
主なゲームモードは3種類。シングルプレイでメインストーリーを進めていくPvEモード,1対1によるリアルタイム同期型のPvPモード,輸送車を襲撃することでほかのプレイヤーの資源を奪える,非同期型のPvPだ。
使用できる武器はハンドガン,ショットガン,サブマシンガンなどさまざま。プレイ中に集めた資源を消費して銃器や自動車のチューニングを行ったり,マイキャラのアバターを変更できたりと,カスタマイズも楽しめる。
掲載したムービーやスクリーンショットを見てもらえば分かるが,レトロ調のグラフィックスは雰囲気たっぷり。とくに峰 不二子っぽい(!?)女性プレイアブルキャラクターがいい感じだ。
ちなみに,Mafiaを手がける韓国のデベロッパ,Beacon Studioのコアメンバーは,かつて「TERA The Exiled Realm of Arborea」や「Lineage Eternal」に携わっていたとのこと。韓国のゲーム業界では,ハイエンドのタイトルに携わった人材がモバイルゲーム分野に続々と流入しており,彼らが作ったタイトルが,G-Starには数多く出展されている。
気になる配信時期は,韓国で2016年第1四半期を予定。日本でも遊べる日が来ることを心待ちにしたい。
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