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“ドラクエの日”を祝した「星のドラゴンクエスト」リアルイベントをレポート。新装備&超級職など新情報も公開
「星のドラゴンクエスト」公式サイト
「星のドラゴンクエスト」ダウンロードページ
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稲垣さん,草彅さん,香取さんと一緒にマルチプレイ&
応援ソングを初披露!
まずは午前の部として,2019年1月からプロデューサーに就任した「新しい地図」の稲垣吾郎さん,草彅 剛さん,香取慎吾さんを迎えた「ドラクエの日 プロデューサー“ギガ”ミーティング」がスタートする。
会場に集まったのは,抽選で選ばれた約3000人の熱心なファンたち。やる気に満ちた笑顔を見せる“メインプロデューサー”の稲垣吾郎さん,「ノープランなので助けてください」と笑う草彅 剛さん,元気よく「こんにちはー!!」と挨拶をする香取慎吾さんが登場すると,会場はペンライトの光と大歓声に包まれた。
ステージには,本作のプロデューサーを務める市村龍太郎氏,「ドラゴンクエスト」の生みの親である堀井雄二氏,MCの田中大貴さんと池田美優さんの姿もあった。堀井氏は,5月27日で33周年を迎える「ドラゴンクエスト」について「1作目を作ったときは,33年後にこんなことになるとは思わなかった」と感慨深そうにコメント。そのまま稲垣さん,草彅さん,香取さんが本作のプロデューサーへ就任してからの活動を振り返っていく。
2019年1月に発行されたプロデューサー就任を知らせる新聞広告では,カッコよくキメ顔を披露してくれた稲垣さん。これに対し,2人は“自分たちは稲垣さんの引き立て役”と笑いながらトークを展開していく。
合わせて,稲垣さんがまったく「ドラゴンクエスト」に触れてこなかったという衝撃の発言が飛び出したTVCM「稲垣吾郎さんの告白篇」も放映された。稲垣さんは,これを機に自分と同じような初心者も遊んでくれればと思いを語り,草彅さんはこのCMでのやりとりがほぼアドリブだったと明かしてくれた。
AbemaTV内で行ったマルチプレイでは,童心にかえって楽しんだという満面の笑みの稲垣さんを紹介。さらにスクリーンには応援ソング「星のファンファーレ」のPVが流れ,堀井氏もこの曲を絶賛する。撮影はかなり大がかりなものになったそうで,香取さんはCMの撮影だと思っていたところ,あとから「CMにも使うけど,今日はPVの撮影」と知って驚いたと当時の裏話も話してくれた。
会場に集まったファンと一緒にマルチプレイを楽しむコーナーでは,プロデューサーたちから直接選ばれたファンとタイムアタックに挑戦。最初に挑戦したのは香取さんで,ほかのメンバーからさまざまなアドバイスを受けながら戦う。3人の中ではややレベルが低いものの,イベント前日も移動中の新幹線で熱心にやりこんだと話し,その甲斐とファンのサポートもあって華麗なフィニッシュを決める。残りHP5で踏ん張ったのも「作戦のうち」と笑いを誘っていた。
3人の中でもっともレベルの高い草彅さんは「慎吾に負けてられない!」と闘志を燃やす一方,惜しくも選ばれなかったファンに「皆さんの笑顔を焼きつけて帰りますから」と優しい言葉をかける。バトルではアバンストラッシュもうまく決まり,かなりハイスピードでのクリアとなったため結果に期待がかかった。
稲垣さんはかなり気合の入った様子をみせつつ,もともとゲームに不慣れなこともあってかメンバーに「僕を守ってください!」とお願いする場面も。バトル開始直後からスタンプを押してメンバーを鼓舞していたが,本気を出した面々がものすごい速さで敵を倒してしまう。結局スタンプを押しただけとなった稲垣さんだったが「これも作戦のうち」と話し,59秒という圧倒的なスピードでタイムアタックを制した。
ゲーム内でスライム型のペンライトがもらえる特別な地図が配布されたあとは,いよいよ「星のファンファーレ」の初披露へ。作詞と作曲は「ドラゴンクエスト」の大ファンとしても知られるNakajinさん(SEKAI NO OWARI)が担当し,ゲームらしいキーワードが散りばめられた楽曲となっている。振り付けにも星がイメージされていて,草彅さんがタイミングを間違えてしまうハプニングがあったものの,それをトークで盛り上げる息の合った掛け合いをみせていた。
新情報も満載の「ドラクエの日 みんなでギガ前夜祭」
午後の部は,さらに多彩なゲストを迎えた「ドラクエの日 みんなでギガ前夜祭」が実施された。堀井氏,市村氏や運営プロデューサーの永野雄太氏,ディレクターの畑信太郎氏をはじめ,“星ドラ愛してる芸人”代表として次長課長の井上 聡さん,トータルテンボスの藤田憲右さんと大村朋宏さん,MCの喜屋武ちあきさん,動画クリエイターのミラクルぐっちさん,こみちん(ぽこにゃん)さん,虫眼鏡さん(東海オンエア)らがステージを盛り上げた。
メインステージで行われた運営チームによる一問一答では,投票を集めた質問箱からそのままランダムに選んでいく。市村氏は最初こそどんなものが来るのかヒヤヒヤしていた様子だったが,思っていたよりも優しい質問ばかりでホっとしていたようだ。
質問には,カジノの要素を詰め込んだ「モガステーション」への内容が多く寄せられたが,これはあとの情報コーナーで進捗が発表された。このほか「星ドラ100%の水着」の実装が意外と大変だったこと,錬金についてはあまり明言ができないこと(質問にあったキャプテンキャノンは可能性はあるかもしれないとのこと),読み方の難しい漢字に読み仮名をつけることも検討していること,バニーのような記念装備の再配布は簡単には行えないが,色替えやデザインのリニューアルなどの形ではあるかもしれないといった回答が行われた。
4人1組のパーティでスキルフィニッシュの高ダメージを目指す「スキルフィニッシュ選手権」の決勝戦では,ゲーム内のキャラクターに近い格好で現れた「かたぽよ団チーム」と,緻密な計算でダメージを予測する「ハヤトと愉快な仲間たちチーム」が対決。対決前には“星ドラ愛してる芸人”らのエキシビションプレイも行われたが,予選では8万前後のダメージを出していた両チームに対し,エキシビションでのダメージは2万ほど。予選の時点で,どれだけハイレベルな戦いが行われていたのかがうかがえた。
先行の「ハヤトと愉快な仲間たちチーム」は追撃や会心を狙ったものの,思っていたよりもダメージが伸びずステージ上で落胆した様子を見せる。「かたぽよ団チーム」はレベルを抑え,あえて戦闘不能になってCTを回復するといった計算高いプレイで場をわかせたが,焦りで手順を間違えてしまったこともあり一歩届かず優勝を逃してしまった。両チームともまったく違うやり方だったので,参加者からは「もっと色んな人のプレイが見てみたい!」と要望も飛び出した。
ゲームの最新情報コーナーでは,錬金装備「黄金竜のツメ」「ルビスのこん」が登場し,ルビスそうびの錬金,さらに「黄金竜のツメ」「ルビスのこん」の覚醒が発表。そしてついに「ドラゴンクエストXI」を代表する装備も登場。メインスキルに「ギガクラッシュ」をが用意された「勇者のつるぎ」などの「勇者のそうび」,全員のステータスを1段階上げられる「スピオキルト」を持つ「ときのおうしゃく」などの「聖賢のそうび」が加わる。ここでイベント「遥かなる時空を超えて」へ「ニズゼルファ」の登場することが発表となり,ステージ上では新装備を使ったデモプレイが行われた。
続いて,9つの「超級職」が発表。転生4回目との予想も多かったが,それを裏切るくらいのものを提供したいとの思いで実装になったという。これまでのシリーズに登場した職業もあるが,本作オリジナルのものも多数存在する。それぞれ職業の特色はきちんと活かしつつ,とくに魔法戦士の上位の「星騎士」,天文学者の上位の「時空術士」に力を入れたそうだ。上級職のさらに上という位置づけで,転職には上級職がレベル99であること,特定のアイテムの取得が条件となる。
「超級職」には「熟練度パネル」があり,どのような順番で開放していくかによって強さが変化。最初から内容は確認でき,すべてを解放することはできない。対価を払えばリセットは可能で,熟練度は「超級職ミッション」を達成するともらえる。開発陣が何度か試したところ,遊ぶたびに選ぶルートが変わるほどいろいろな楽しみ方ができるようだ。
「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」とのコラボ第2弾も決定し,今回は要望を受けてストーリーモードが追加された。実施は6月上旬で,さらなる詳細についてはイベント直前に発表されるそうなので楽しみに待っていよう。
ファン待望の「モガステーション」は開発中とされており,ネーミングは,スクウェア・エニックスのグループ会社であるタイトーのゲームセンター「タイトーステーション」が由来だという。登場するゲームもタイトーが作る本格的なものになって,シリーズのカジノにはない本作オリジナルとなる「コインプッシャー」をはじめ,何種類か追加していく予定とのこと。
遊ぶには専用のコインをゴールドで購入するので,待望のゴールドの使い道としても期待できそうだ。もちろん景品も用意されている。
最後に,2019年夏頃を目途に「星ドラ 公式大会」を計画中であると発表され,イベント内で行ったスキルフィニッシュ選手権をよりブラッシュアップしたものや闘技場を使った公式戦を実施するという。市村氏は「これから4周年に向けた準備も行っていくので,今後も楽しみにしてほしい」とイベントを締めくくった。
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