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バイオハザード アンブレラコア公式サイトへ
  • カプコン
  • 発売日:2016/06/23
  • 価格:ダウンロードコード版:5990円(+税)
    ダウンロード版:3694円(+税)
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「バイオハザード アンブレラコア」の先行体験会が開催。シリーズファンにはたまらないマップが登場
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印刷2016/03/12 22:19

イベント

「バイオハザード アンブレラコア」の先行体験会が開催。シリーズファンにはたまらないマップが登場

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 カプコンは2016年3月12日,PC版「バイオハザード アンブレラコア」(以下,「アンブレラコア」)の先行体験会を東京都内で開催した。これは,東京,名古屋,大阪をめぐる「先行体験会三都市キャラバン」の皮切りとなるイベントで(関連記事),同作のプロデューサーであるジェームズ・バンス氏が登場し,ゲームの見どころを解説。また,新マップ「トライセルHQ」に加えて,過去のシリーズ作品をモチーフとした「キジュジュ自治区12区域」「発端の村」を舞台にした対戦が楽しめた。

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「バイオハザード アンブレラコア」公式サイト


今回のイベントには,ユニットコムとNVIDIAが協賛しており,会場では,ゲーマー向けPC「LEVEL∞ C-Class」を使った快適なプレイが楽しめた
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(左)用意されていたのはXbox 360コントローラ。(右)操作方法の一覧
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 ゾンビが巣くうエリアで傭兵として戦うオンライン対戦専用のスピンオフ作品,それが「アンブレラコア」だ。バンス氏は同作を遊ぶうえでの注目ポイントを「“アナログカバー”を活かして遮蔽物に隠れること」「特殊装備“ゾンビバイル”による一撃必殺の近接戦闘」「戦場にうろつくゾンビを利用すること」の3つに分けて紹介した。

本作のプロデューサーであるジェームズ・バンス氏が,会場に詰めかけた「CLUB96」会員に注目ポイントを解説
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 アナログカバーとは,遮蔽物の影にいる状態で,キャラクターの隠れ方をアナログトリガーに応じて無段階的に変えられるという新たなシステムだ。アナログトリガーを少しだけ引けば銃のみを突き出し,大きく引けば身を乗り出すなど,アナログ的に操作できるところがポイント。
 マップにはさまざまな遮蔽物が用意されているため,戦況に応じてアナログカバーを使いこなすことが重要だとバンス氏は述べた。

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 新装備となるゾンビバイルとは,プレイヤーキャラクターが持つカマ状のツールだ。壁を登るのに使えるほか,接近戦では一撃必殺の武器にもなる。銃ほど精密に狙う必要がないため,遠距離戦が苦手な人は,ゾンビバイルを大いに活用してほしいとのこと。

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 そして,「ゾンビを利用する」とは,以下のようなことだ。戦場には傭兵2チームのほかに,第3の勢力としてゾンビがうろついている。傭兵が背負う「ゾンビジャマー」が動作しているうちは敵として認識されることはないが,これが破壊されたり,傭兵がゾンビを攻撃したりすると,たちまち襲いかかってくる。したがって,敵のゾンビジャマーを撃って破壊したり,ゾンビを捕まえて盾にしたりすることで,ゾンビを有効活用できるというわけだ。このゾンビを盾にするというアクションは,ゲーム内で「ゾンビシールド」と呼ばれている。

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 対戦モードには,リスポーンなしで相手を全滅させるまで戦う「ワンライフマッチ」のほか,8つのルールからランダムに選ばれる「マルチミッション」関連記事)や,一人用モードの「ザ・エクスペリメント」など,さまざまなものが用意されている。バンス氏は,「ザ・エクスペリメント」は,対人戦に出る前の練習に持ってこいだと語った。

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 バンス氏の解説では,PlayStation 4向けの「ダウンロードコード版」の情報も公開されている。「ダウンロードコード版」の発売は5月12日で,価格は5990円(税別)。ダウンロード用コードのほかに,2枚組のサントラCD「コンプリートサウンドトラック」や,特製ブックレット「オペレーションマニュアル」が付属するとのこと。PC版は「Steam」でダウンロード販売される予定だが,特典付きなのは,PS4向けのダウンロードコード版のみだとのこと。気になる人は,予約を済ませておこう。

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 解説のあとは,「トライセルHQ」「キジュジュ自治区12区域」「発端の村」を使った対戦会がスタートした。
 「トライセルHQ」は,「バイオハザード5」に登場した多国籍企業,トライセルの本部をモチーフにしたマップで,ゾンビのほかにゾンビ犬などがうろついている。オフィス風の建物は吹き抜けを持つ多階層となっており,抜け道的な通気ダクトがあちこちに存在するなど,構造は複雑だ。マップを把握して,敵の意表を突くような戦い方が求められるだろう。

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 「キジュジュ自治区12区域」も,「バイオハザード5」の舞台がモチーフとなっている。あの手強い感染者「マジニ」も健在だが,ゾンビジャマーが効いているうちはこちらを攻撃してこないので安心だ。ちなみに,ゾンビジャマーが破壊されると画面右下にガラスが割れたようなエフェクトが表示されほか,ゾンビジャマーが火花を放つ。
 粗末な建物がビッシリと並んではいるものの,壁板がところどころ外れて向こうが見えるため,隠密行動は難しいという印象だ。奇襲におあつらえ向きの地下道が張りめぐらされているため,とにかく緊張感の高いマップだ。

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 そして,「発端の村」は「バイオハザード4」の冒頭で訪れる寒村がモチーフだ。鐘楼がそびえ立つ,その前を感染体「ガナード」がうろつき,不気味なカラスが空を飛ぶという,同作のプレイヤーには印象深い場所だろう。いろいろな意味で「そのまんま」なので,プレイしていたときの思い出が甦ってくるはずだ。
 対戦マップとしては面積が狭いため,少し前進するだけですぐに敵チームと遭遇し,撃ち合いが始まるという気が抜けないものになっている。壁にはゾンビバイルを使ってよじ登れる場所もあり,すばやく高所を確保して索敵するなど,トリッキーな攻めも可能だ。

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 足元や頭上など,どこから襲われるか分からないドキドキ感や,障害物をうまく使って相手を奇襲するスリルなどはそのままに,さらに遊びやすくなったという印象だった。
 身を隠したりよじ登ったりできる場所は分かりやすく表示されるので,このマップが初めてという人でも,アドリブで立ち回りが可能だ。参加者の多くもすぐに慣れて,撃ち合いを楽しんでいた。

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 東京ゲームショウ2015や,いろいろな試遊版のプレイフィールを紹介してきたが,今回の体験会では,これまでのバージョンから改良された点がいくつか見られた。まずはゾンビシールドだが,これまでは,ゾンビを銃で撃ってこちらを襲わせ,タイミングよくボタンを押すことで腕の「ベイトガード」にゾンビを噛みつかせて盾にする……という,かなりの高等テクニックが要求されていた。
 しかし今回は,拳銃を装備した状態でゾンビに近づき,アクション/カバーボタン(Xbox 360コントローラではAボタン)を押すだけで,そのままゾンビを捕まえて盾にできるように変わっていた。

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 操作が簡単になったことで,ゾンビを利用する面白さがより味わいやすくなった格好だ。ゾンビシールドの最中はカバーアクションができなくなるが,ゆっくり移動することができるため,防御面ではそれなりに有利になる。ただし,ゾンビを捕まえたとはいえ無力化したわけではないので,そのままでは,かみ殺されてしまう。

(左)捕まえたゾンビを盾にする「ゾンビシールド」。(右)そのままだとこちらがかみ殺されてしまうため,「狙う」アクションでゾンビを身体から離すことも重要
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 それを避けるには「狙う」(L・Tボタン)アクションでゾンビを身体から離す必要があるのだ。「ゾンビシールド」を長く続けるときは定期的にこれを行わなければならないようで,盾にしていたつもりがうっかり殺されてしまったという事態も発生するだろう。

 また,「ゾンビバイル」の有効範囲がオレンジ色のマーカーで表示されるようになった。有効範囲内に入った相手はオレンジ色に明るく輝くため,接近戦がやりやすい。相手の背後に回り込んでの接近戦は戦いの面白いポイントであるだけに,こちらも有効な変更だと言えそうだ。

「ゾンビバイル」を構える「バイルモード」に入ると,有効範囲や敵がオレンジ色に輝く
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 このように,発売がさらに楽しみになってきた「アンブレラコア」だが,冒頭にも書いたように,同じ体験会が3月19日に名古屋のグッドウィル EDM本店で,また4月2日には大阪のアニマックスCAFE 大阪日本橋にて開催される。抽選で選ばれた人だけが参加できる3人対3人のマルチプレイ対戦と,「フリー入場 試遊体験コーナー」でのプレイが予定されており,現在,名古屋会場では2次募集が始まっている。期待の新作を一足先に遊べる機会なので,興味のある人は会場へ足を運んでみよう。

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