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全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI,「グランツーリスモSPORT」の甲信越エリア各県代表が決定
全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI | |||
配信元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 配信日 | 2019/07/03 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、 第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」の文化プログラムとして行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」内のプログラム、 『グランツーリスモSPORT』 甲信越エリア代表決定戦を6月29日(土)、 長野県長野市にて開催しました。
リアルドライビングシミュレーター、 PlayStation 4(PS4)用ソフトウェア『グランツーリスモSPORT』(発売元:SIE)は、 「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」の3つのeスポーツ競技タイトルのうちの1つに選ばれています。
■オンライン予選を勝ち抜いた甲信越エリア3県の選手たちが、 各県代表の座をかけて対決!
都道府県代表決定戦では、 6歳以上18歳未満の方が対象の少年の部と、 18歳以上の方が対象の一般の部の2部門から各2名ずつ、 計4名が各都道府県の代表として選出されます。 決定戦の流れは、 第1レースで参加選手がAグループ、 Bグループの2組に分かれてレースを行い、 各組の上位5名が決勝レースに進出。 合計10名で行われる決勝レースで1位と2位を獲得した2名の選手が、 10月5日(土)・6日(日)に茨城県で行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会に出場する各都道府県代表に選ばれます。 競技の使用車種は本格的なレースカーであるGr.3クラス、 使用コースは富士スピードウェイを5周する設定です。
今回の甲信越エリア代表決定戦は、 山梨県、 新潟県、 長野県の3つの県それぞれの代表を選出するために開催されました。 参加選手は各県に居住する方々のうち、 4月に行ったオンライン予選で上位のタイムを記録した方々で、 甲信越エリアでは3県合計で一般の部57名、 少年の部23名の選手が参加しました。
■白熱のレースを通じて、 山梨県、 新潟県、 長野県の各県代表選手が決定!
甲信越エリア代表決定戦の会場となった長野市内にあるJA長野県ビルには、 朝早くから山梨、 新潟、 長野の3県から選手たちが来場。 数多くの家族や友人の方々も応援に駆けつけ、 スポーツキャスターの村田春郎さんの実況に耳を傾けながら選手たちに熱い声援を送っていました。 また、 会場には阿部守一長野県知事も視察に来訪。 各メディアの取材陣に、 代表決定戦を観戦した印象を語るひと幕も見られました。
山梨県からは一般の部の17名の選手と、 少年の部の3名の選手が参加しました。 少年の部の決勝レースでは、 オンライン予選でも優秀な成績を記録した幡野宏貴(はたの・ひろき)選手が快走。 2番手を走る木内秀柾(きうち・しゅうま)選手に序盤から差をつけ、 レースをリードしました。 追いかける木内選手もスムーズな走りで後続を引き離し、 そのまま2人が1位、 2位をキープしてチェッカーを受けました。 一般の部の決勝レースは、 ポールポジションを得た山本一郎(やまもと・いちろう)選手と、 2番グリッドから出走した小俣淳(おまた・じゅん)選手が、 3位以下を少しずつ引き離していく展開に。 山本選手はDUALSHOCK(R)4のモーションセンサー操作を使用し、 安定感抜群の走りで小俣選手に徐々に差をつけ、 最終ラップではファステスト・ラップも更新。 それを追う小俣選手も焦ることなく順位をキープしました。 その結果、 山本選手が1位、 小俣選手が2位でゴールを迎えました。
新潟県からは一般の部の20名の選手と、 少年の部の8名の選手が参加しました。 少年の部の決勝レースは、 1番グリッドの米倉大翔(よねくら・はると)選手と、 2番グリッドの小林雄太(こばやし・ゆうた)選手がランデブー状態で後続を突き放していく展開に。 米倉選手はレース中盤以降も乱れることなく走り抜け、 小林選手をやや引き離しながらポール・トゥ・ウィンを決めます。 続く小林選手も、 3位以下を寄せ付けず、 2位でゴールに飛び込みました。 一般の部の決勝レースでは、 ポールポジションを獲得した渡辺亮太(わたなべ・りょうた)選手を、 2番グリッドにつけた草野貴哉(くさの・たかや)選手が粘り強く追走。 草野選手は中盤で3位の選手からの猛烈なプッシュを受けますが、 トップの渡辺選手にしっかりついていく安定感あるドライビングを披露。 そのまま渡辺選手が1位、 草野選手が2位でレースを終えました。
長野県からは一般の部の20名の選手と、 少年の部の12名の選手が参加しました。 少年の部の決勝レースは、 予選第一レースAグループを制してポールポジションを奪取した藤田千尋(ふじた・ちひろ)選手が先行し、 その後ろで4人の選手が激しい2位争いを繰り広げました。 藤田選手がリードを広げたレース後半、 山川凌河(やまかわ・りょうが)選手が混戦を抜け出して2位に浮上。 藤田選手は1位でチェッカーを受け、 猛追する後続を押さえきった山川選手が2位でレースを終えました。 一般の部の決勝レースは、 1位の熊谷拓真(くまがい・たくま)選手を先頭に4人の選手が4周目までテール・トゥ・ノーズの争いを繰り広げる手に汗握る展開に。 ミスの許されない状況で迎えた最終ラップ、 ダンロップコーナーで3位だった西澤翔吾(にしざわ・しょうご)選手が前を走る選手のわずかなスキをついてオーバーテイクを仕掛けて2位にポジションアップ。 そのまま2人が最終コーナーを駆け抜け、 熊谷選手が1位、 西澤選手が2位で県代表の座を獲得しました。
■山梨県代表 選出者プロフィール ※敬称略
左から、山梨県 少年の部・1位の幡野宏貴選手、 2位の木内秀柾選手。 一般の部・1位の山本一郎選手、2位の小俣淳選手 |
・少年の部
【幡野宏貴(はたの・ひろき)】 出身:山梨県・都留市 年齢:17歳
山梨県代表決定戦、 少年の部・1位。 友人に誘われてオンライン予選に参加した高校生。 予選通過を受け、 代表決定戦と同じレギュレーションでオンラインルームを作り、 1日1時間ほどの地道な練習を重ねてきた。 代表決定戦の前日も同県代表に選ばれた山本選手や木内選手と一緒にオンラインで練習しており、 本番の決勝レースでは「緊張で指が少し震えてしまったけれど、 好タイムを記録できた」とほっとした表情を見せた。 「これからもっと練習して、 さらに速くなって本大会に臨みたい」と語る。
【木内秀柾(きうち・しゅうま)】 出身:山梨県・南アルプス市 年齢:15歳
山梨県代表決定戦、 少年の部・2位。 10年のレーシングカート経験を持ち、 今年から全日本カート選手権の最上位クラスであるOKクラスにも参戦中の中学生。 将来の夢はF1ドライバー。 今大会には自分のレーシングカートの技術がeスポーツでも通用するか知るために参戦。 少し前に腕に怪我をしてあまり練習できなかったというが、 そのコンディションでも見事に県代表の座を勝ち取った。 「今回のレースでブレーキの使い方などの課題が見えました。 もっと練習を重ねて、 本大会では山梨県を背負って頑張ります!」と、 積極的な姿勢で本大会に挑む。
・一般の部
【山本一郎(やまもと・いちろう)】 出身:山梨県・甲府市 年齢:18歳
山梨県代表決定戦、 一般の部・1位。 この春から情報処理系の学校に進学した学生。 今大会には自分の実力を試す機会として参加した。 DUALSHOCK(R)4での操作で1位を獲得したことに、 「eスポーツのレースはハンドル型コントローラーで参加するものと思われがちですが、 手軽な操作方法でもちゃんと勝負を楽しめます。 今回の大会の場でそれを見せることで、 eスポーツのレースに参加する人が増えると嬉しいです」と語った。 「高校時代の恩師の言葉である「チャンスの神様」をつかめるよう、 しっかり準備して臨みます」と、 本大会でも実力を発揮することを誓う。
【小俣淳(おまた・じゅん)】 出身:山梨県・都留市 年齢:29歳
山梨県代表決定戦、 一般の部・2位。 「グランツーリスモ」シリーズを長くプレイしている、 ベテラン社会人プレイヤー。 実車でもサーキットのタイムアタックを楽しんでおり、 最近も茨城県の筑波サーキットで好タイムを出している。 県代表決定戦に向けては2週間ほど前からじっくりと練習を重ねており、 「本番では緊張や環境の違いに戸惑ったもののミスのない走りができ、 2位を獲得できました」と笑顔を見せた。 「普段と異なる環境でもパフォーマンスを発揮できるようトレーニングし、 本大会では山梨県代表として予選で戦った人たちの分まで頑張ります」と、 やる気十分だ。
■新潟県代表 選出者プロフィール ※敬称略
左から、新潟県 少年の部・1位の米倉大翔選手、 2位の小林雄太選手。一般の部・1位の渡辺亮太選手、 2位の草野貴哉選手 |
・少年の部
【米倉大翔(よねくら・はると)】 出身:新潟県・新潟市 年齢:17歳
新潟県代表決定戦、 少年の部・1位。 小学校低学年の頃『グランツーリスモ4』に触れ、 『グランツーリスモSPORT』から本格的にやりこみ始めたという高校生。 レース経験などはなし。 普段からプレイしているゲームが国体の文化プログラムに採用されていたため、 せっかくなので参加した。 今回のレースでは足が震えるほど緊張したが、 シートに座ると集中できたという。 「まずはフェアプレーを意識して、 楽しんで走るのが目標です。 全力を尽くして、 県代表の名に恥じない走りをしたいです」と、 明るい表情を見せた。
【小林雄太(こばやし・ゆうた)】 出身:新潟県・新潟市 年齢:17歳
新潟県代表決定戦、 少年の部・2位。 普段は勉強やアルバイトに励む高校生で、 レース経験などはない。 昨年『グランツーリスモSPORT』で初めてシリーズに触れ、 プレイ時間は長いときで1日2時間ほどと経験はそれほど長くないものの、 今回見事に県代表の座を獲得した。 今回のレースで「環境の違いがあってアクセルを躊躇してしまったりもしたので、 そこを次の練習の課題にしたい」と、 本大会に向けた意欲も十分。 「他県の代表選手に勝って、 優勝を目指したい」と、 勝利への熱い思いを述べた。
・一般の部
【渡辺亮太(わたなべ・りょうた)】 出身:新潟県・新潟市 年齢:24歳
新潟県代表決定戦、 一般の部・1位。 屋外での作業が多いという社会人。 eスポーツのレースゲームのリアル大会に出場した経験を持つ。 オンライン予選がタイムアタック形式の気軽に参加できるものだったため、 今回の大会に参加。 レースにあたっては他のプレイヤーの配信動画なども見て研究し、 見事に優勝を果たした。 「2位の草野選手とは今回初めて走ったけれど、 レースの中で一緒に全国相手に戦える人だと感じました。 本戦のルールが発表されたら本格的に練習し、 腕を磨いて臨みたいです」と、 チームメイトとともに戦う意思を語った。
【草野貴哉(くさの・たかや)】 出身:新潟県・燕市 年齢:26歳
新潟県代表決定戦、 一般の部・2位。 カートレースやシビックワンメイクレースを経て、 スーパーFJのドライバーも務めた本格的なレース経験を持つ社会人。 オンライン予選のタイムアタックに参加してみたところ、 自分がeスポーツにもセンスがあると感じて本格的な練習を始めた。 今回の大会でも普段と異なるプレイ環境に対し、 短時間でコツをつかむレース経験者らしい対応力の高さを見せて県代表の座を獲得。 「渡辺選手と一緒に、 新潟県のレベルの高さを全国に知らしめたいです。 優勝目指して頑張ります」と、 本大会での活躍を目指す。
■長野県代表 選出者プロフィール ※敬称略
左から、長野県 少年の部・1位の藤田千尋選手、 2位の山川凌河選手。一般の部・1位の熊谷拓真選手、 2位の西澤翔吾選手 |
・少年の部
【藤田千尋(ふじた・ちひろ)】 出身:長野県・諏訪市 年齢:17歳
長野県代表決定戦、 少年の部・1位。 国体の文化プログラムとして『グランツーリスモSPORT』が選ばれたことを知り、 eスポーツに参加してみたいという気持ちから今大会に参加した。 レース経験やクルマの運転経験はなし。 今回の県代表決定戦については「とてもエキサイティングなレースが経験でき、 楽しかったです」と、 自分の満足できる走りができたことを喜ぶ表情を見せた。 これからさらに練習を重ね、 本大会のレースでは「さらに上手なドライビングを見せられるように頑張りたい」と熱意を見せた。
【山川凌河(やまかわ・りょうが)】 出身:長野県・長野市 年齢:16歳
長野県代表決定戦、 少年の部・2位。 小学生のころからカートレースを経験し、 2017年には全日本カート選手権にも出場していた高校生。 「グランツーリスモ」シリーズの経験も豊富で、 今回の大会は18歳未満でも出場できると知って参加を決めた。 今大会は「直前に学校のテストがあり、 あまり練習時間が取れなかった」というが、 その中で県代表の座を獲得。 「今回の大会では、 普段と違う環境の中で走るのが難しいと実感しました。 本大会ではさらに速い選手が集まると思いますが、 その方々に劣らない走りを見せたいです」と、 闘志を燃やしている。
・一般の部
【熊谷拓真(くまがい・たくま)】 出身:長野県・飯田市 年齢:18歳
長野県代表決定戦、 一般の部・1位。 今年から就職し、 日々の仕事の合間で『グランツーリスモSPORT』をプレイする社会人。 「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」にも挑戦している。 今回の大会ではあまり見ることのない「フォード マスタング Gr.3」を使っていた理由については、 「実はミッドシップのマシンのドライビングが苦手で…」と苦笑。 オンラインの友人と相談して自分の持ち味を活かせるマシンを選び、 今回の決勝レースでの優勝を果たした。 「今回の大会はeスポーツを広く知ってもらうチャンスだと思います。 他県の代表に負けないよう、 恥じないレースをしたいです」と、 長野県代表としての誇りを語った。
【西澤翔吾(にしざわ・しょうご)】 出身:長野県・大町市 年齢:24歳
長野県代表決定戦、 一般の部・2位。 普段は仕事を中心に、 ドライブや音楽ライブなども楽しむ社会人。 レーシングカート経験があり、 学校の先輩だった新潟県代表の草野選手とは一緒にレースをしていた経験も。 『グランツーリスモSPORT』はオンラインでよくプレイし、 「県内で自分がどの順位にいるのか腕試しをしたいと思った」のが今大会参加のきっかけ。 決勝レースでは緊張感あふれる展開の中で劇的なオーバーテイクを決め、 勝負強さを見せた。 「長野県代表として選ばれたからには、 しっかり練習して他県のトップ選手たちと良いレース、 バトルができるよう頑張りたい」と語る。
■「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」本大会
今回の甲信越エリアに続いて、 都道府県代表決定戦は8月まで全国12会場で順次開催され、 10月5日(土)・6日(日)に茨城県つくば市で開催される本大会への切符が争われます。
都道府県代表決定戦に勝ちあがってきた少年の部、 一般の部よりそれぞれ上位20名の選手には、 「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」特別デザインのスポーツタオル、 缶バッジ(いずれも非売品)が記念に贈られます。
全国初となる都道府県対抗によるeスポーツ選手権に、 ぜひご注目ください。
グランツーリスモSPORT×eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 国民体育大会
公式ホームページ
https://pscom.jp/kokutai2019
#国体eスポーツ #GTSport
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