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  • Sony Interactive Entertainment
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  • 発売日:2017/06/22
  • 価格:通常版:5900円+税
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    「PlayStation VR シューティングコントローラー」同梱版:8,900円+税
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[E3 2016]敵を撃つだけでとにかく楽しい! PS VR用FPS「Farpoint」はかなりよいデキだった
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印刷2016/06/15 14:09

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[E3 2016]敵を撃つだけでとにかく楽しい! PS VR用FPS「Farpoint」はかなりよいデキだった

画像集 No.007のサムネイル画像 / [E3 2016]敵を撃つだけでとにかく楽しい! PS VR用FPS「Farpoint」はかなりよいデキだった
 発売日が2016年10月13日に決定し,E3 2016のSony Interactive Entertainmentブースでも大々的に出展されているPlayStation VR(以下,PS VR)。そんなPS VRに対応するゲームの中でも,とくに大きなブースが用意されているのが,「PlayStation Press Conference E3 2016」で発表されたばかりのFPS「Farpoint」だ。筆者も体験してみたところ,これがかなり良いデキだったので,紹介したい。


しれっと置いてあるガンコンでプレイするFarpoint。楽しい!


 Farpointは未知の惑星を探検するFPSで,今回の試遊版では,砂と岩の惑星を探索し,クモのような生物を倒しながら進んでいくという内容になっていた。

 そんなFarpointにおける,特徴的なポイントは2つある。1つは「PlayStation VR Aim Controller」(以下,Aim Controller)に対応しているということ。……と言われても,何のことだか分からないと思うが,実はこれ,製品情報ページがまだ存在せず,PlayStation.Blogの6月13日の投稿で紹介されたばかりのデバイスだ。おそらく,E3 2016が初出展だと思われる。

これがAim Controllerの実機。初めて見たという読者も多いだろうが,安心してほしい。筆者も初めてだ
画像集 No.003のサムネイル画像 / [E3 2016]敵を撃つだけでとにかく楽しい! PS VR用FPS「Farpoint」はかなりよいデキだった

Aim Controllerの広報画像。筆者が使ったAim Controllerは色違いモデルなのだろう
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 さて,このAim Controllerをざっくり紹介すると,PlayStationプラットフォーム用モーションコントローラ「PlayStation Move」を銃口部に取り付けたようなデザインの製品である。両手持ちが基本になっており,実機写真を見てもらうと分かるように,DUALSHOCK 4における各ボタンやアナログスティックが,(全部ではないようだが)コントローラ上の各所に配置されている。引き金を軸に,入力系をガンコントローラ用に最適化したものという理解でいいだろう。

Aim Controllerを別の角度から
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見た目はおもちゃっぽくて弱そうなPlayStation VR Aim Controllerだが,ゲーム中は頼もしい銃となる
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 もう1つの特徴が,アナログスティックを倒すと歩行できるということ。VR対応のFPSというと,酔い対策のために,あらかじめ決まった道筋に沿って自動で動くレールシュータータイプか,あるいはワープなどで移動はできるものの,基本的には棒立ちで攻撃するタイプが多い。
 その点Farpointでは,“普通のFPS”のような感じで遊べるのだ。もちろん細かいことをいえば,道はそれほど広くなく,また,隅々まで探索しようとすると透明な壁に阻まれることも多いため,実際の移動範囲は限られている。だが,プレイしていて「好きに移動して射撃が行える」のは,やはりいい。

 「自由に動けるとなると,いわゆるVR酔いは大丈夫なのか」と思うかもしれない。筆者も,とくに酔いに対して強いわけではなく,VRタイトルを前にすると酔うことも多いので,プレイする前は心配だったが,実際には,移動手段が歩行のみで,その速度もそれほど速いわけではないためか,筆者はまったく酔わなかった。このあたりの調整は見事だ。

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 以上の2つのポイントが組み合わさったゲームプレイは,非常に楽しいものだった。移動が自由なおかげで,敵との間合いなどをプレイヤーの意思で変えられる。そして,銃を敵に向けて引き金を引けば攻撃できる。そして手には銃(=Aim Controller)がある。この,「プレイヤーが実際に行う動作と,VRで広がるゲーム画面の一体感」は,これまで体験したことがないレベルだ。ただ敵を撃つだけで気持ちがいい。

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 武器のバリエーションも,最初はアサルトライフルで戦うのだが,途中でショットガンを拾って大きめの敵に対処したり,あるいはグレネードを入手して攻撃したりといった具合に,いくつか用意されていた。
 また,大量に出てきてジャンプ攻撃を仕かけてくる,弱い割に倒すのが大変な子グモ,遠距離から爆発する弾を撃ってくるので,撃ち落として対処しなければならないクモ,耐久力が高く倒しにくい中型グモなど,さまざまなタイプの敵が登場し,飽きることなく熱中してプレイできた。

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 総じて,試遊の内容は高評価で,製品版が楽しみだ。あとは,今のところ未発表である発売日や価格,そもそも発売するのかも分からないAim Controllerの続報が気になるところである。

PlayStation公式 E3特設ページ(英語)

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