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「PUBG」が「荒野行動」を訴えた裁判が,両社の和解で終了するも和解内容については不明
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印刷2019/03/26 19:42

ニュース

「PUBG」が「荒野行動」を訴えた裁判が,両社の和解で終了するも和解内容については不明

 2018年4月6日に掲載した記事でお伝えしたように,「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)の開発・運営を行うPUBG Corporationは,「荒野行動-Knives Out-」を運営するNetEaseを著作権侵害や不当競争などで北カリフォルニアの連邦地方裁判所に提訴した。係争はその後約1年間続いていたが,このたび,裁判が終了したことが明らかになった。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「PUBG」が「荒野行動」を訴えた裁判が,両社の和解で終了するも和解内容については不明

PUBG & Netease Settle “BATTLE ROYALE” Copyright Lawsuit


 裁判の終了を伝えたのは,ゲーム関連の訴訟を専門に扱うロサンゼルスの法律事務所「The McArthur Law Firm」。同事務所が今回の訴訟に関わっていたのかは不明だが,公式サイトによれば,PUBG CorporationとNetEaseは和解し,訴訟は解決したという。ただし,和解の内容については明らかになっていない。

 「バトルロイヤル」というジャンルが著作権で守られるのかという裁判所の判断が注目された今回の訴訟だが,PUBG Corporationの「全体的な外観,雰囲気,およびスタイルがPUBGを剽窃している」という主張に対してNetEaseは,ゲームのシステムやジャンルを1つの企業が独占することはできないと反論し,「PUBG Corporationは正統な競争を阻害しており,そのような試みは“恥知らず”である」と強く主張した。
 記事には「フライパン論争」と書かれているが,PUBG Corporationはその反論に対して,ジャンル独占の意思はなく,あくまでもPUBGの独自要素を保護するためのものだと再反論し,両社とも一歩も引かない構えだった。

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「PUBG」が「荒野行動」を訴えた裁判が,両社の和解で終了するも和解内容については不明

 裁判所の命令によれば訴訟はすでに終了しているが,上記のように和解の内容については秘密で,例えば金銭の受け渡しなどがあったのかなどは分からない。今のところ,PUBG CorporationおよびNetEaseからオフィシャルなコメントは出ていないようだが,和解に伴う措置などもとくに現時点では発表されておらず,現状のまま,両社のタイトルは運営が続けられるものと思われる。
 「ゲームのクローン」についてリーガル的観点からどのような判断がくだされるのかという点で,ゲーム関係者が注目していた裁判だったが,やや肩すかし気味の終了を迎えたと言えそうだ。
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