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[TGS 2021]「メガトン級ムサシ」プレイレポート。武器や必殺技を使い分けて戦う,爽快なロボットアクションが誕生。ハクスラ要素も注目だ
会場のレベルファイブブースでは,本作の重要な要素であるカスタマイズを含むゲーム序盤のミッションをプレイすることができた。
本作の主役は,冒頭にも触れた巨大ロボットのローグだ。「ボディ」「ライトアーム」「レフトアーム」「レッグ」という4か所のパーツ交換が可能になっており,それらは見た目やスペックが異なるものをゲームを進めることで入手していく。
パーツには5段階のレア度があり,また同じ見た目でもランクによってスペックが異なる。レア度とランクが高いものほど貴重なパーツというわけで,本作はより良いパーツを探し求めるハクスラ要素もあるという。
カスタマイズ要素は他にも存在するが,今回の試遊で確認できたのは「ビジュアルカスタマイズ」だ。これはローグの質感やデカールを変更するモード。前者は「金属感」と「反射」の調整により,機体の質感を変えられる。両項目のゲージを上げると,ぎらぎらとしたツヤが出て,逆に下げるとツヤの少ない軍用メカのような見た目になる。これらはパーツごとに設定することが可能だ。
一方,後者は本体に貼るマーキングのこと。位置や大きさ,傾きなどを調整して反映させられる。本作は協力プレイに対応しているので,自機の存在をアピールしたり,同じマーキングでチームを意識したりするといった楽しみ方もあるだろう。
こうしてカスタマイズしたローグをミッションに出撃させる。ミッションでは3種類ずつ装備している近接武器と銃器を持ち替えて戦うことになるが,近接と射撃は別のボタンにアサインされているので操作がしやすい。
本作のタイトルには「メガトン級」とあるが,ローグの操作はことのほか軽快だ。ジャンプや回避を活用すると,素早く動くこともできる。とくに近接武器による接近戦は,敵をズバズバッと切り込む爽快さが心地いい。一方の射撃はロックオンをすると対象を自動で狙ってくれるうえ,エイムモードで遠距離の敵に精密射撃を行うことも可能だ。
さらに「メガトンパンチ」「スピンドライブ」「エクスブレイク」という3種類の必殺技も繰り出せる。必殺技はゲージが溜まれば使えるようになる強力な攻撃で,カットイン演出が発生する。ゲージが溜まるのは比較的早いので,どんどん使っていくのがよさそうだ。
また,必殺技を使うと画面内に「フォースフィールド」と呼ばれるサークルが現れ,その中に一定時間入ると機体の「フォースレベル」が上がる。このフォースレベルに応じて機体が一時的に強くなるので,意識するとかなり効果的に戦えるようだ。
「コクピットモード」にも触れておこう。その名の通り,コクピット内が表示されるのだが,ゲーム内の時間は止まっておらず,ここで機体の「急速修理」や必殺技よりもさらに強い「カブキファンクション」といった特殊なアクションを行える。
なお,コクピットモードの状態では機体の動きが止まってしまうため,素早い判断が必要。戦闘の緊張感を高める要素になっている。
ミッションのラストにはボスが登場する。今回は序盤のミッションで,試遊バージョンとしてパーツもある程度揃っていたからか,比較的すんなり倒すことができた。とはいえ,この後にはもっと強力なボスも登場するはずだ。
10月1日には,アニメ「メガトン級ムサシ」がテレビやYouTubeなどでスタートする。ストーリーはゲームと同じものになるとのこと。アニメで一足早くストーリーを楽しんでもいいし,ゲームの発売まで我慢してもいいだろう。また,会場にはフィギュアなども展示されていて,今後の多角的な展開にも期待したいところだ。
「メガトン級ムサシ」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2021 オンライン」特設サイト
「東京ゲームショウ2021 オンライン」公式サイト
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(C)LEVEL-5 Inc.
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