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ホテルの最上階から無事に脱出せよ。iOS向けローグライクゲーム「SKYHILL」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1300回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,ホテルを舞台にしたiOS向けローグライクゲーム「SKYHILL」を紹介しよう。
「SKYHILL」ダウンロードページ
プレイヤーはひとりのビジネスマン(主人公)を操作し,スタート地点である100階スイートルームからホテルを下っていき,外への脱出を目指すことになる。各階は,中央の廊下と左右の部屋で構成されており,上下左右をタップするだけで移動できるが,その都度,満腹度を1つずつ消耗する。これが空っぽになると,行動するたびにHPが減っていき,ゼロになるとゲームオーバーだ。
ときには,ミュータントと遭遇してバトルが発生する。攻撃できる部位は敵のタイプに応じて異なるが,命中率の低い部分ほど与えられるダメージが大きくなるので,状況に合わせた判断を下すといい。バトル終了後には,HPを回復しておくと安心だ。
プレイヤーの生存率を高めるために,スイートルームにある作業台とベッドにも注目してほしい。前者は,入手した各種アイテムを元に新たな武器や料理を作成でき,後者では,満腹度を消費する代わりに睡眠を取ってHPを回復できるのだ。とくに料理は,材料単体で使うよりも効果が大幅に増すので,入手後に携帯しておくと,いざというときに役立つ。
なお,一部の階層にはエレベーターがあり,“VIPカードキー”があれば,満腹度を消費するものの,即座にスイートルームまで戻ることが可能だ。電力が不通になっている場合はヒューズボックスの修理が必要になるが,特定のアイテムを使用する,もしくは満腹度を一定量消費することで対応できる。
ルールはシンプルだが,マップ構成が毎回ランダムで変わるため,緊張感を持ってプレイできる作品だ。アイテムの取捨選択や,何を作るかに頭を悩ませつつ,着実に階層を攻略してほしい。有料アプリだがそれほど高くないので,気になる人は購入を検討してみてはどうだろうか。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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