紹介記事
第二次世界大戦がテーマのFPS「Enlisted」,太平洋アップデートで日本軍が登場。三八式歩兵銃や零戦などを駆使して熾烈な戦いに挑め
今も昔も日本軍が登場するゲームはそんなに多くはない。第二次世界大戦がテーマだったとしても,太平洋戦争よりも欧州戦線がフォーカスされることがほとんどだからだ。「Enlisted」においても,最初にフォーカスされたのは欧州の西部戦線と東部戦線,北アフリカ戦線であり,枢軸軍のドイツ,連合軍のアメリカ,ソ連,イギリスが描かれていた。
そんな本作に太平洋戦争にフォーカスするアップデートが行われ,日本軍が参戦したというわけだ。キャンペーンでは「ガダルカナルの戦い」や「ガブツ島の戦い」などがプレイできる。
兵器にはこれまでになかった「特三式内火艇 カチ車」といった水陸両用戦車や,「E13A1 零式水上偵察機」といった水上機,対空自走砲などが登場する。島での戦いが描かれるため,航空機を支援する空母も存在し,まさに陸海空の総力戦といった様相だ。零式艦上戦闘機も用意されているので安心してほしい。
そして本作で個人的に注目したのが,日本軍のさまざまな銃器だ。三八式歩兵銃,そのカービンタイプである三八式騎銃,狙撃仕様の九七式狙撃銃はもちろん,イタリアから輸入されたイ式小銃,試製自動小銃,20mm口径の半自動対戦車ライフルである九七式自動砲など,なかなかお目にかかれない銃器も登場する。
また,九五式軍刀や白リン手榴弾である九一式曳火手榴弾,なぜか最近の第二次世界大戦をテーマにしたゲームの日本軍が必ず装備している刺突爆雷なども用意されている。
ちなみに小銃には銃剣が着いており,銃剣突撃が可能だ。軍刀を片手に白兵突撃をすることもできる。
戦場となるのは南の島だ。要塞化をされていないため,密林での戦闘が多くなり,白兵戦にもつれ込むことも少なくない。そういった場面で銃剣や軍刀が役に立つのが面白いところだ。
プレミアム分隊として,両軍に前述した水陸両用戦車分隊と,トンプソンM1928 USMCを装備した米軍の第二海兵襲撃大隊,試製一式軽機関銃(とゲーム内では記載してあるが,おそらく試製一型機関短銃)を装備した日本軍の義烈空挺隊も登場する。これらはいわゆる課金で入手するものだが,ユニークな兵器や銃を装備している部隊で,通常の分隊とは一味違う戦い方で楽しめる。気になる人はチェックしてみてほしい。
欧州戦線や北アフリカ戦線とはまったく様相の異なる戦場となった太平洋戦争が描かれる本アップデート。日本軍が登場する数少ないゲームなので,気になる人はこの機会に遊んでみてはいかがだろうか。
「Enlisted」公式サイト
「Enlisted」太平洋戦争アップデート紹介ページ
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Published by EXNOA LLC. (C)2021 Gaijin Entertainment. Developed by Darkflow Software. All rights reserved.
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