「The Banner Saga 3」のクラウドファンディングが2倍超えの大成功。何度もバトルを楽しめる「Eternal Arena」モードの追加も決定

　Stoic StudioがKickstarterにてクラウドファンディングを行っていた，タクティカルRPGの最新作「The Banner Saga 3」のキャンペーンが，必要開発資金として提示されていた額の2倍を超える41万6986ドルを8086人のバッカーから獲得し成功した。これにより，2018年12月のリリースに向けて，本格的な開発に乗り出すことになる。


　「The Banner Saga」は，北欧神話の世界観をベースとして，世界の崩壊が始まる中でヒューマンや“ヴァール”と呼ばれる角の生えた巨人達で混成される一団が，伝説上の機械人間“ドレッジ”と戦いながら，安住の地を求めて旅を続けるというストーリーだ。
　複数のキャラクターを選んでチェスの駒のように進めていくターン制のバトルに加えて，1枚1枚が手描きされたセル画アートによるカットシーンで，多くのファンを集めている。

　その最終章となる「The Banner Saga 3」だが，40万ドル超えのストレッチゴールを達成したことで，異なるマップやオプションで何度も繰り返してバトルシーンだけを楽しめるサンドボックス型アリーナモード「Eternal Arena」の導入が決定している。
　また，すでに男性しか存在せず，絶滅は避けられないヴァールの中でも，もっとも高齢というUbinが，1作め以来のカムバックを果たすことや，ドレッジがプレイアブルヒーローの1人として参戦することも決まっており，ファンにとってはかなり気になるフィナーレになることは間違いなさそうだ。まだ発売まではしばらくあるものの，その続報を楽しみにしよう。

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