連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第465回「ハンドレッドソウルに包まれたカルデアパークと悪霊の神々」
8月3日(土)〜4日(日)の二日間,幕張メッセにて「Fate/Grand Order Fes. 2019 〜カルデアパーク〜」が開催されました。時間が経つのは早いもので「Fate/Grand Order」は4周年を迎え,作品の人気と比例するようにイベントの規模も年々大きくなっています。
例年どおりにステージのMCを担当させていただきましたが,今年も会場の熱気を肌で感じることができて,みなさんから大きなエネルギーをいただきました。FGOは5年目に,いちファンとしてこれからも目が離せませんな!
【カルデア広報局より】
— 【公式】Fate/Grand Order (@fgoproject) August 4, 2019
『「Fate/Grand Order」カルデア放送局 4周年SP』をご観覧いただいたみなさま、ありがとうございました!イベント終了後の出演キャストの記念写真をお届け! #FGO #FGO4周年 pic.twitter.com/WXwBAXqUQ2
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第121回では,HOUND13より配信中の「ハンドレッドソウル」(iOS / Android / PC)を特集。ゲストとして,運営から「天の声」さんをお招きし,ゲームの魅力をご紹介いただきつつ,実際に遊んできました。
「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」でも取り上げた本作。極めて美麗なグラフィックに目が行きがちですが,その魅力の本質はアクションゲームとしての遊び応えにあります。
英雄の特性を理解し,ボスのギミックを見極め,キャラクターの能力だけでなくプレイヤースキルの経験値も重ねていく。基本に忠実ながら,それらの要素を高水準で成立させているのが本作の優れている点と言えますね。
「ハンドレッドソウル」公式サイト
「ハンドレッドソウル」ダウンロードページ
「ハンドレッドソウル」ダウンロードページ
初代「ドラクエ」に引き続き,鬼のようなエンカウント率にヒィヒィ言わされながらもしっかり楽しめているのですが,厄介な徘徊癖で各所をたらい回しにされた挙句に信じられないほど攻撃力が貧弱だった「サマルトリアの王子」にはイラつきを禁じ得ませんでした。ふざけんなよトンヌラ。
一方で,「ムーンブルクの王女」に関しては未プレイでも「犬にされている」「ラーの鏡を使う」という有名すぎるエピソードを知っていたので,かなりスムーズに出会うことができましたね。
孤独な一人旅であった初代とは違い,3人パーティで進行するドラクエIIですが,当然ながらモンスターも複数で襲ってくるようになったため,戦闘の緊張感が増しています。というか,プレイヤーの分身である「ローレシアの王子」に比べてサマルトリアとムーンブルクがやたらと柔い。加入からしばらくはレベルや装備品の性能に差があるので,しょうがないと言えばしょうがないんですけれど,彼らの棺桶を引きずる頻度が高いです。唯一「ルーラ」と「リレミト」を使えるサマルトリアがダンジョンの最奥で死んだ時は頭を抱えました。
ところで,ドラクエIIにおけるプレイヤーの分身である「ローレシアの王子」って,もしかして「じゅもん」が使えないのでしょうか? 現在,レベル20時点でMPが0のまんまなんですが……。いわゆる「職業」がまだ存在していないドラクエIIにおいては,キャラの役割が明確に分けられているんでしょうかね? ローレシアはこのまま最後まで「たたかう」一択なのかと思うと,もはや勇者ではなくトロルのような存在に思えてきます。
現在の進行度は,ちょうど船を入手したところでして,行動範囲が広がったので初代のラストダンジョンが存在していた「魔の島」に渡ってみました。城のモンスターが適正レベル帯だったので散策してみたのですが,最奥まで辿り着いたら普通に「りゅうおう」の子孫がいてめちゃくちゃビックリしましたね……。戦闘になるかと思ったんですが,なんか普通に会話できるっていう。後々のストーリーに関わってくるような雰囲気でもないですし,なんなんですかコイツ……。
あと,城内で「ロトのつるぎ」を入手したのですが,なぜか店売りの「おおかなづち」と性能が同じで諸行無常を感じました。伝説の武器なのに……時代の流れには勝てないということなのか……。
いまどきこんな風にドラクエIIの感想を語るというのも若輩を露呈するようで気恥ずかしいんですけれども,世代云々は関係なく色褪せない面白さをひしひしと感じております。現代のコンテンツと比べれば圧倒的に少ないデータ量なのに,こんなにも楽しめるんだから,ゲームってのはやっぱり特別なエンタメなんですよね。クリアまで一歩一歩,冒険を噛み締めたいと思います。
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(C) 2015 Hound13 Inc.
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