プレイレポート
[TGS 2017]2DアクションRPG「ファントムブレイド」を正式リリース前に体験。“ジャンプキャンセル”を駆使できるかがコンボのカギだ
公式サイトでは事前登録が受付中だ) |
本作は,スマホを横にして遊ぶ。操作方法は,画面左側の方向キーで移動(ダブルタップでダッシュ),画面右側のアイコンで攻撃やジャンプ。
ただし,使用するキャラクターによって,その動作や性質は細かく異なる。
今回遊べたバージョンは,平たく言えばゲームの「最初から」始まるという仕様で,まずはチュートリアルを通じて,基本的な操作やシステムを覚えるという内容だった。
最初に操作できるキャラ「タケル」は,動作が軽快で,攻撃の手数が多い。小気味よく操作できるキャラクターだ。
そしてチュートリアルの過程で,女性キャラ「ユヅキ」がアンロックされた。刀を使うタケルに対し,ユヅキは斧を得物に戦うキャラクターである。
プレイアブルキャラクターは「剣豪(赤)」「術士(青)」「戦士(黄)」のいずれかの属性となっており,その属性は「剣豪>術士>戦士>剣豪」という3すくみの関係にある。
ちなみに,最初のキャラであるタケルの属性は剣豪,ユヅキの属性は戦士だった。
プレイヤーが操作するキャラクターは“控え”のキャラクターと切り替えられるので,敵の属性に有効なキャラクターに交代すれば,バトルを有利に進められる。
ただし交代には一定のクールタイムがあるので,連続してキャラクターを入れ換えることはできない。
肝心のバトルは,つなげたコンボの数に応じて,攻撃力にボーナスが付く仕組みとなっていた。コンボは「敵を宙に浮かせたまま連続で攻撃を与える」ことでつなぐことができる。通常攻撃やスキル攻撃などの動作はジャンプで中断できるので,一連の動作をどこで“ジャンプキャンセル”するか,あるいは動作後の硬直をなくすか,といった点がコンボのカギとなるようだ。
敵への攻撃で溜まっていく「奥義ゲージ」が最大になると,「奥義」を発動できるのもバトルのポイントだろう。試遊ではカケルの奥義を実際に発動してみたが,剣豪という属性“らしさ”を十分に感じられる演出であった。当然,与ダメージは大きく,キマったときの爽快度はかなり高い。
縦横無尽に駆け回って敵を斬り伏せるカケルの奥義 |
ただ残念だったのが,公式サイトなどでアピールされている本作のマルチプレイ(対戦や協力プレイ)を試せなかった点だ。マルチプレイはゲームをある程度進めることでアンロックされるコンテンツのようなのだ。
試遊時間でゲームを進めて体験できるレベルなのかもしれないが,一つのブースでそこまでじっくりプレイするというのは,やや現実的ではないだろう。
こちらは公式のスクリーンショット。対戦プレイは,装備の差などによって有利・不利が出ない状態で腕を競えるらしい。格闘ゲームの感覚で遊べるのか,気になるところだ |
冒頭に書いたとおり,ファントムブレイドは今秋にリリース予定で,公式サイトでは事前登録が受付中だ。リリース前に触ってみたいという人は,幕張メッセで6wavesブースに足を運ぼう。
「ファントムブレイド」公式サイト
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(C)Six Waves Inc.
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