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優勝を決めたのはAll Rejection Gaming Wistaria! 「PUBG MOBILE JAPAN CHAMPIONSHIP SEASON2」Finalレポート
本戦は9月末より行われていたグループステージ,セミファイナルを勝ち抜いた16チームによる最終戦で,日本の頂点を決めるだけでなく,優勝チームは「PUBG Mobile Club Open Fall Split Global Finals」,準優勝チームは「PUBG Mobile Club Open Fall Split Global Finals Prelims」への出場権を獲得できる。“世界大会の予選”という意味合いもある大会だ。
本稿では,全5試合が行われたFinalの結果や授賞式などの内容をお伝えする。
出場チーム一覧
・Active Style Evoluters(ASE)
・All Rejection Gaming Wistaria(ARW)
・SCARZ(SZ)
・Raise your spirits(RYS)
・オトコギゲーニンズ(OGG)
・DeToNator(DTN)
・Lily Stars Gaming(LSG)
・Lag Radical(LAR)
・Pixy Gaming (PIX)
・BEST FRIENDS(BFS)
・SchwarzerLand(SL)
・BLUE BEES(BB)
・Anti Guys(ANT)
・Epic(EPC)
・TONARI Gaming(TNG)
・Gaming team SELECTOR(GTS)
Round1-Vikendi
今後の勢いをつける意味でも重要な第1試合で見事勝利を収めたのはDeToNator。メンバーをしっかりと温存した4チームによって行われた試合終了間際の戦闘では,遮蔽物も少なく強行的な動きをするチームも多かった激戦を見事潜り抜け,最後までしっかりとキルを狙いに行く貪欲さも見せた。
Round2-Sanhok
第2試合最終局面では,SCARZが強ポジションを獲得するも,他チームとのにらみ合いで疲弊してしまう。SCARZがBEST FRIENDSに対して勝負に出た瞬間を見事なタイミングでAll Rejection Gaming Wistariaが襲撃。キルと強ポジションを奪い取りその後の戦闘もぬかりなく進めてドン勝を決めた。
Round3-Miramar
試合中盤の安全地帯が,もっともチームの集まっていない北西に寄るなどの波乱もあった第3試合。そんな戦いを切り抜けて最終局面での戦闘を演じたのは3チーム。DeToNatorが家屋の2階,Pixy Gamingが1階に陣取り,家屋外から攻めるActive Style Evolutersという構図に。ある程度の戦闘を行うと最後までにらみ合いが続き,安全地帯がなくなるタイミングで3チームとも回復勝負要因を出しつつ最終決戦に。アタッカーによるの戦いが終わり生き残ったのはActive Style EvolutersとDeToNatorの回復要因がそれぞれ1人。
結果,物資量の差でDeToNatorが回復勝負に勝利してドン勝を手にした。
Round4-Erangel
最終戦を目前とした第4試合,入賞を目指すとなるとこの試合で大きくポイントを稼ぎたいチームも多く,試合序盤中盤から複数のチームによる激しい戦闘が繰り広げられた。試合終盤では残り1人となってしまったDeToNatorのFecha選手が,襲い掛かるActive Style Evolutersの3名を退けるなどビッグプレーを見せ会場を沸かせる場面も。
ラストはSchwarzerLand,TONARI Gaming,All Rejection Gaming Wistariaによる決戦となり,激戦の末数的不利を背負ったAll Rejection Gaming Wistariaが脱落。残り2チームの戦闘はTONARI Gaming有利に見えたが,1対1での木を挟んだ攻防を制しSchwarzerLandが勝利を手にした。
Round5-Erangel
最終ラウンドはRound4に引き続き舞台はErangel。ポイントの厳しいチームはこれまでのRound以上に積極的に戦闘を仕掛けていく。安全地帯の収束が変則的なこともあり,移動中の攻防も激しい試合となった。
最終局面ではAll Rejection Gaming Wistaria,DeToNator,SchwarzerLandという保有ポイント上位3チームによる,今大会の最終決戦にふさわしい戦いが繰り広げられた。圧倒的なポジション有利を取りつつ,メンバーもフルで残したAll Rejection Gaming Wistariaに対して,残り2チームは残されたメンバーもひとりずつ。戦闘は厳しいとブルーゾーンに飲まれながらの耐久を選択。
その後,果敢に突撃したSchwarzerLandのNOCCHi選手を返り討ちにしたAll Rejection Gaming Wistariaは残るひとりであるDeToNatorのFecha選手の元へ。これまでの戦いでその強さを見せつけてきたFecha選手も,さすがにこの状況では手も足も出ず敗退。All Rejection Gaming Wistariaが最終戦のドン勝を見事獲得した。
優勝はAll Rejection Gaming Wistaria!
今大会の戦いでもっとも多くのポイントを稼ぎ,世界大会「PUBG Mobile Club Open Fall Split Global Finals」への切符を手にしたのはAll Rejection Gaming Wistaria。準優勝と「PUBG Mobile Club Open Fall Split Global Finals Prelims」への切符を手にしたのはDeToNatorとなった。キル数,ドン勝獲得数はもちろん,どの戦いでもとくに目立ったプレーが多かった2チームだ。
優勝したAll Rejection Gaming Wistariaのlapis選手は,「世界大会で,以前経験したことを活かしてこのメンバーで1位を取りたい」と世界大会経験者としての意気込みを語ってくれた。他のメンバーも世界トップに絶対に立つという強い気持ちをそれぞれ語った。
また,大会終了後には,優勝したAll Rejection Gaming Wistariaへの囲み取材が行われ,これまでどのようなチームを目指して練習してきたかという問いに「思ったことを言い合って,1つ1つの課題をクリアできるアットホームなチーム」「オーダーだけでなく,全員が考えられるチーム」と回答。優勝を決めた8ポイント差はどこから来たものかという問いには「スクリムなどで1つずつミスを潰していって積み重なった8ポイントだと思います」という答えており,とても謙虚な姿勢が感じ取れた。
世界での戦いを見据えて,現在プレイ端末をタブレットからスマートフォンへシフトしているという話もあったので,そのあたりにも注目しつつ,彼らの活躍を期待したい。
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