インタビュー
中途半端になるぐらいなら突き抜けたい。「Readyyy!」プロジェクトのキャストインタビュー企画第2弾は元気いっぱいな摩天ロケット
セガゲームスのアイドル育成ゲームアプリプロジェクト「Readyyy!(レディ)」プロジェクト。正式配信が待ち遠しいところですが,本プロジェクトの見どころはアプリ本編だけではありません。リリース前から精力的に活動するキャスト陣の成長ドラマも注目したいポイントの1つです。4Gamerでは,そんな彼らをもっと知ってもらうために,5つのユニットのインタビューを連載形式でお届けします。2回目となる今回は元気いっぱいなユニット“摩天ロケット”チームに注目です。
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「Readyyy!」プロジェクト公式サイト
摩天ロケットのキャストは担当キャラクターに似ている?
4Gamer:
SP!CAに続き,今回は摩天ロケットチームのみなさんにお話を聞いていきます。まずは,みなさんが演じるキャラクターを1人ずつ紹介してください。
(以下,澤田さん):
蒼志は摩天ロケットのリーダーです。「俺についてこい!」とグイグイ引っ張るタイプではなく,みんなのいいところを見つけて褒めたりメンバーそれぞれに自由に動いてもらったりして,影から支えるタイプですね。
おじいちゃんがスコットランド人で,蒼志は貴族の血を引いているクォーターになります。そのせいか優雅さというか少しおっとりしたところもあるんですが,自分の中には確固たる信念を持っているキャラクターです。
伊勢谷全役・大町知広さん
(以下,大町さん):
全は,活発そうな見た目のとおりのスポーツマンで,「自分が一番になる」って気持ちが強いがんばり屋さんです。ユニットを引っ張っていると思っているのですが,実はみんなに支えられている微笑ましいところもあります。女系家族で育ったからか周りに気を使える一面もあって,思いやりを持っている子なのかなと思います。あと,家族の影響でファンシーな雑貨が好きです。
(以下,服部さん):
淳之介は笑いに一途なお調子者なんですけど,根が真面目でみんなのまとめ役だったりします。リーダーの蒼志がほんわかしているので,ユニット内で何かあると「自分がまとめなきゃ!」ってがんばるんですが,上手くいかないときは蒼志が影でサポートしてくれることも多いみたいです。とにかくみんなを楽しませたい,自分も楽しくなりたいという気持ちの強いとてもいい子ですよ。
高千穂亜樹役・梅田修一朗さん
(以下,梅田さん):
これぞ「亜樹だ!」という特徴は“オタク”なところですね。それと甘えん坊なのに加えて甘え上手な子で,摩天ロケットのメンバーにはもちろん,ほかのユニットやプロデューサーにもあざとく甘えることがあります(笑)。でもそれが嫌味に見えなくて,かわいいなあって思わせる魅力があるんです。蒼志にはかわいがってもらい,全とは兄弟のような関係を築き,淳之介とは一緒にわちゃわちゃしながらも,やっぱり甘えています。
4Gamer:
みなさんのコメントからキャラクターへの愛情が伝わってきますね。ご自身とキャラクターを比べて,似ていると感じるところはありますか?
服部さん:
お調子者なところですかね。
大町さん:
そのまんまじゃん(笑)。
服部さん:
そうかな(笑)? 似ているところではないですけど,淳之介のトークスキルがずばぬけているところは見習いたいです。いつも生放送ですごく緊張してしまうので……。
梅田さん:
似てるところかー,摩天ロケットのキャストの中では僕が最年少だし,弟みたいなポジションなのは共通してるかも。
澤田さん:
みんな,比較的キャラクターに近い感じだよね。
服部さん:
キャラ的に近くないのは,さわちゃん(澤田さん)くらいじゃない?
梅田さん:
さわちゃんは方向性が違うんだよね。どっちも天然なんだけど,蒼志はおっとり系の天然で,さわちゃんはアグレッシブな天然みたいな(笑)。
澤田さん:
そう?
グミの話しちゃう?
4Gamer:
グミ!?
梅田さん:
さわちゃんはグミが大好きなんですけど,みんなに分けてくれるときは必ず自分でひと口噛みちぎったものをくれるんですよ(笑)。
服部さん:
あれはどういう意図なの?
澤田さん:
何も考えてない(笑)。
大町さん・服部さん・梅田さん:
天然なのはそういうところだよ!!
(一同:笑)
4Gamer:
みなさん,あだ名で呼び合っているんですね。
澤田さん:
さわちゃん,さわ,さわこって呼ばれてます。
大町さん:
俺は,まちさん,まちこ。
梅田さん:
うめ,うめこですね。
服部さん:
そうちゃんかな。あと,淳之介と想之介で「のすけ」つながりがあるので,のすけって呼ばれることもあります。
梅田さん:
そうちゃん以外は「こ」をつけてるんだよね。
服部さん:
みんな繊細でちょっと女性っぽいところがあるんですよ。
4Gamer:
柔らかい雰囲気があるとも言えそうですね!
澤田さん:
柔らかさと言えば,蒼志を演じるまでは誰かが心の中で不満を抱えていたら「言いなよ!」ってぶつかりに行ってたんですが,彼の「まずはその場の流れに任せる」達観したところに影響されたのか,最近の自分は丸くなったような気がします。
大町さん・服部さん・梅田さん:
そうそう!
服部さん:
さわちゃんは厳しさがあったよね。
前にさわちゃんと衝突したときにも言ったんですけど,僕の人生でさわちゃんみたいな人に出会ったのは初めて(笑)。
思ったことをストレートに言わないと伝わらない,話さないと相手の気持ちをちゃんと分かってあげられないという,さわちゃんの信念も分かるけど,そのときの僕からしたら「もっとオブラートに包もうよ!」と思ってました。僕は僕で,遠回し過ぎるからちゃんと伝わらなかったんだって反省もしてます。
澤田さん:
自分のなかに「ぶつかってなんぼ」みたいなところがあるんです。
大町さん:
裸で体当たりしていくイメージだね(笑)。
梅田さん:
ここに至るまで,摩天ロケットチームは泣いたり怒ったり,ぶつかり合いもたくさんあったね。
服部さん:
それがあってこそ今の俺たちがいるんだよ。
特撮,引っ込み思案,アニメ,哲学……
意外な「声優を目指したきっかけ」とは?
4Gamer:
インタビューが始まったばかりなのに,なぜかジーンときました。お次はみなさん自身について深掘りしていきたいんですが,声優を目指されたきっかけは,どのようなものだったんですか?
澤田さん:
「仮面ライダー」がすごく好きで,役者業に興味があったんです。でも一歩踏み出してオーディションを受けるまでには至らなくて,大学生の頃までは漠然と「やってみたいな」と思っていただけでした。そうしたら「仮面ライダー電王」や,戦隊モノの怪人役で声優さんが活躍されているのを知って,「これなら声の演技もお芝居も両方やれるかもしれない!」と,声優を志しました。
よくよく振り返ると,小さい頃から好きだった「おはスタ」にも,それこそ松風さん(「Readyyy!」プロジェクトのイベントMCでもお馴染みの松風雅也さん)をはじめとする声優さんがたくさん出ているんですよね。
4Gamer:
おお,生身で演じる俳優業にもご興味が?
澤田さん:
そうですね,今もすごく興味があります。
大町さん:
俺は小さい頃から人前に出るのが嫌いで,母の後ろから出られないような子供でした。転校も3年に1回くらいのペースであって,友だちもあまりできない状況が続いて。そんな状況を見かねて,両親がミュージカル「アニー」に連れていってくれたんです。そこで初めてお芝居に興味が湧いて,お芝居はやってみたい,でも人前には出たくないというジレンマが生まれました。そのあとにいろいろあって,人前に出ない声優なら自分に合っているんじゃないかと思って,今に至っています。
4Gamer:
現在では,ファン向けのイベントで毎月ステージに上がってますね。
大町さん:
そうなんですよ(笑)。
梅田さん:
そういえば,このあいだ4人で集まったとき,しみじみと「こんな生活,今までなかったな」ってうれしそうに言ってたよね。
(澤田さん,服部さんもうなずく)
4Gamer:
それはなによりです。梅田さんはどんなきっかけだったんですか。
梅田さん:
僕はアニメやゲームが大好きで,声優さんに対してファンとしての憧れがずっとあったものの,将来の職業にするイメージまではありませんでした。でも,大学の演劇サークルで声優を目指すメンバーと出会ったことで「自分も声優を目指していいんだ!」って,憧れが目標に変わりました。
イベントのステージ上で声優さんがパフォーマンスする姿を初めて観たときから,ステージ上の自分に向けてペンライトを振ってもらうことに憧れていて,早すぎるけど夢が叶ってしまったなと。
4Gamer:
ファンとしての憧れが夢に変わって,それを叶えられたとなると胸アツですよね。実際にステージに上がって,そこから見る景色はどうでしたか?
梅田さん:
客席から声援を送っていたときの懐かしい気持ちと,今は自分もステージの上の人なんだっていう喜びが入り交じっています。でも,たまに客席に混じりたくなりますね(笑)。
大町さん:
ちょっと分かるかも。
4Gamer:
ペンライトを振る側ですね。では,服部さんはどうでしょう。
服部さん:
最初から声優1本ではなかったですね。
父が哲学の教授で,その影響もあってか中学生の頃から哲学的なことを考え始めていました。自分はなんで生きているんだろうとか。最終的に行き着いたのが「この世界に何かを残したい」っていう想いだったんです。パティシエやゲーム開発者など,なりたいものはたくさんあったんですが,まだその頃は声優の二文字は頭にありませんでした。
4Gamer:
哲学的な問答から始まって,声優にたどり着くまでにどんなドラマが?
服部さん:
大学受験に失敗して浪人生活を送っていたときに,ある友だちの影響で深夜アニメを見始めたんです。そこで「CLANNAD」という作品に出会って感銘を受けました。もう世界観が変わってしまったというか「勉強してる場合じゃない!」って焦る気持ちと,この作品に登場する木でも空でもいいのに,なぜ自分はそこにいなかったんだろうっていう想いが自分の中を駆け巡ったんです。それが,本格的に声優を志したきっかけですね。
4Gamer:
ああ,なるほど。ご自身が作品の一部になりたかったんですね。
グルメにゲーム,摩天ロケットのキャストたちがハマっていること
4Gamer:
みなさんが熱中していることや,メンバーの間で流行っていることはありますか?
梅田さん:
さわちゃんと僕はクレーンゲームでよく遊びます。某マスコットを取りにみんなでゲームセンターへ行ったのがきっかけですね。
大町さん:
2人ずつに分かれて行動することが多いですね。面白いのは,みんなでレッスン後にご飯を食べて,じゃあ一旦別れるかって2組に分かれたと思ったら,夜になって「どこにいる?」「まだいるよ!」って,結局4人集まって終電まで一緒にいることもあります。
梅田さん:
本当に仲が良いんです。あと,摩天ロケットチームの中では,さわちゃんがグルメ担当なんですよ。
服部さん:
このあいだ「この辺でおいしい店ある?」って聞いたら,すぐに「ここがいいよ」ってお店の情報を送ってくれました。さわちゃん情報で外れたことはほぼなくて,4人でハンバーグの店をはしごしたこともあるくらい。しかも一晩で(笑)。
4Gamer:
一晩でですか!? みなさん,たくさん食べられるほうなんですね。
大町さん:
俺が一番食べないかもしれないですね。メンバーの中で唯一大盛りにしない,並でも残しちゃうくらい。
4Gamer:
大町さん以外は大盛りなんですね。澤田さんは食に対して並々ならぬこだわりがあるんでしょうか。
澤田さん:
食事に関しては惜しみなくお金を使う主義なんです。食べるなら美味しいものを食べたいなって。だって,人生で食事できる回数って限りがあるじゃないですか。
服部さん:
グルメならではの発言(笑)。
澤田さん:
食べないときは食べなくてもいいタイプなんですけど,どうせ食べるなら美味しいものがいい,と思って毎日お店をリサーチしています。実は,摩天ロケットチームのみんなで行きたいお店を10店舗ぐらいストックしてるんですよ。
大町さん:
いいね,行こう! 行こう!
服部さん:
流行りといえば……あ,ゲームでもよく遊びますよ!
大町さん:
それが一番ハマってるものかもね。
梅田さん:
全員違うジャンルで好きなゲームがあるんです。
4Gamer:
ちなみに,どんなゲームで遊ばれるんですか?
服部さん:
やっぱりアクションRPGですね。それこそスーパーファミコンからガッツリ遊び続けてます。昔は電話しながらPlayStationでゲームをしてたし……。
そろそろ空が明るくなってきたな,っていうくらいまでね(笑)。
服部さん:
そうそう。
大町さん:
俺はオンラインゲームをずっとやってましたけど,好きなのはやっぱりFPSですかね。
梅田さん:
僕はフライトシューティングが好きです。
澤田さん:
一番好きなのってなんだろう……。あ,格ゲーが好き。めっちゃ下段攻めたりとか(笑)。
大町さん・服部さん・梅田さん:
攻めてそー(笑)!
梅田さん:
僕とそうちゃんは音ゲーとダンスゲームもよくやるよね。ステップとか,振り付けとか,練習ではできなかったものがなぜかゲームセンターではできちゃうから不思議。
大町さん:
ゲームの話はキリがないよね(笑)。
4Gamer:
みなさんのゲーム愛がとても伝わってきました。一緒にご飯を食べたり,ゲームセンターへ行かれたりと,みなさんはどのくらいのペースで会われているんですか。
梅田さん:
毎日ではないですけど,イベントの前だとよく会いますね。
服部さん:
イベントの時期は,週に“8回”くらい会ってそう(笑)。
梅田さん:
まちさんの家が便利なベースキャンプになるんですよ。よく泊まりに行きます。
摩天ロケットのウリは,元気さと勢いと……?
4Gamer:
そんな仲良しなみなさんですが,摩天ロケットチームのアピールポイントはどのようなところだと思いますか。
澤田さん:
やっぱり元気さと勢いに関しては負けないんじゃないかなと。メンバーはとにかく面白いことが好きなので,その爆弾具合というか……。
梅田さん:
ロケット具合!
澤田さん:
そうだね。「次は何をやらかしてくるんだ?」ってドキドキさせるところです。何かで人を驚かせて,ちょっと怒られてしまうところも含めて摩天ロケットチームっぽさといいますか(笑)。
僕らは突き抜けてる。
大町さん:
でも全18人,5つのユニットを俯瞰すると,摩天ロケットチームはやっぱり自由だなって思います。勝手に面白いことをやろうとして上手くハマらなかったり,しょうもないことで逆にウケたりするのも,全部摩天ロケットチームらしい。ぶっちゃけると,この4人は1人1人だとつまらない人間なんですよ(笑)。
澤田さん・服部さん・梅田さん:
おいおい!
大町さん:
だって4人でカフェ行くと,誰もしゃべらないでスマホいじってて,気づいたら3時間経ってたりするじゃん。
梅田さん:
それは居心地がいいからだよー!
服部さん:
待って,待って,俺は面白いでしょ!?
澤田さん:
自分でハードル上げてる……(笑)。
大町さん:
「1人ずつ前に出ろ!」って言われたらパワー弱いよね。
服部さん・梅田さん:
ああ,それは弱いかも……。
大町さん:
強いのはさわだけだよ。
澤田さん:
え,俺!?
梅田さん:
それは,みんな真面目だから(笑)。でも,さわちゃんは持ち前の頑固さと闘争心でがんばるんだよね。いつかの生放送前はさ,ボクサーみたいだったよね。「俺はやるよ,やってやるよ?」みたいになってたし。
4Gamer:
全力を注ぐ勢いだったわけですね。実際の放送ではどうでした?
澤田さん:
いやー,意外とやれたかなと! チキンではあるんですけど,負けず嫌いなところがあるんです。「俺が先陣切るからみんな頼むよ」って切り込むこともあります。
梅田さん:
頼もしいよね,そうやって引っ張ってくれるから。
大町さん:
さわがいてくれたら,俺らは何もしなくていい,って思ったり(笑)。
服部さん:
そういうところ,あるよね!
「キミが見た空は」「スタートライン」「Pendulum」ユニットソング秘話
4Gamer:
続いては,摩天ロケットのユニットソングについてお聞きしたいと思います。「キミが見た空は」「スタートライン」「Pendulum」の3曲は,みなさんの中ではどんな印象の曲ですか。
澤田さん:
1曲目の「キミが見た空は」に関しては,メンバー全員が一年生の摩天ロケットのフレッシュさがよく出ていると思います。夏っぽいというか「ザ・青春!」感がウリかなと。
梅田さん:
清涼飲料水のCMが似合いそうだよね。
澤田さん:
あと,CDには収録されていないんですけど,ライブでは僕らが「ヘイ! ヘイ!」って掛け声を入れています。客席のみなさんと一緒にできたらと思って,みんなで本番前に考えて入れたんです。
服部さん:
直前に考えて,本番でやって,あとで怒られたやつだ(笑)。
4Gamer:
あの掛け声はみなさんが考えたものだったんですね。
梅田さん:
「キミが見た空は」の印象は,最初に聞いたときからすごく変わったなと感じています。歌っていくうちにどの曲もパフォーマンスは良くなっていくんですけど,この曲だけは特別で,感触や印象も変わっている感じがするんです。
(一同:深くうなずく)
澤田さん:
どんどん本物になっている気がするよね。摩天ロケットチームのものになってきているというか。
梅田さん:
聴いている人にとっても,この曲が一番耳馴染みがよくて摩天ロケットの曲としてのイメージも強いと思います。2018年4月のイベント(原宿クエストホールイベント)で,トップバッターとしてこれを披露したときは,歌っている自分自身でも「あっ,今までと雰囲気が違う」って感じました。これからどう変わっていくのか楽しみです。
大町さん:
俺たちにとってのデビュー曲だしね。
あとAパートの頭のところで,さわが歌って3人が後ろを向く振り付けは,初めて披露するときにすごく緊張したんですよ。どうしようどうしようって。でも2回目で少し余裕が出てきて,3回目にはもう笑顔になってました。
服部さん:
分かる,俺もいつの間にか笑顔になってた。
大町さん:
その振り付けがあってこそ,始まってる感じがあるよね。これこそ始まりの曲だなって。
服部さん:
この世界って表裏一体というか,光があれば影があるじゃないですか……。
澤田さん・大町さん・梅田さん:
出たー(笑)。
服部さん:
「キミが見た空は」って,摩天ロケットの元気さや爽やかさの影に少しだけ切なさも感じられて,それがいいスパイスになっている気がします。
4Gamer:
服部さんらしいコメントをありがとうございます(笑)。
澤田さん:
じゃあ続きまして「スタートライン」いこうか。そうちゃんどうぞ。
服部さん:
この曲は包み込むような優しさがあって,新生活とか新しい人生を歩き始める人の背中を,ポンッと押してあげるような感じです。
梅田さん:
“泣ける摩天ロケット”という評価をもらった曲だったりします。生放送でも「目からロケット」っていう伝説のコメントをいただいて(笑)。あれはすごくうれしかったです。
澤田さん:
「キミが見た空は」もそうだけど,この曲も今歌うのと何年後かに歌うのとでは,歌う側も聴く側も印象が違ってくる気がするね。
大町さん:
俺,泣いてしまう気がするわ(笑)。
梅田さん:
ねぇ知ってる? 僕,この曲を渡される前にした公式インタビューで「スタートライン」って言ってる場面があったんだよ!
服部さん:
スタートラインは普通に言うでしょ! 「今日,キミが見た空は……」とか言ってたらすごいけどさ(笑)。
梅田さん:
いや,これも予言だよ!
4Gamer:
「キミが見た空はPendulumのようなスタートライン」みたいにコメントしていたら,まさにミラクルでしたね(笑)。
大町さん:
そういえば,3曲目の「Pendulum」は,誰がどのパートを歌うかすごく話し合ったのを思い出しました。それまでは与えられたものをこなすのに精一杯だったのに,この曲のときは「僕はここを歌いたい」とか「このキャラならこっちだ!」って,歌うパートをみんなで考えた曲なんですよ。
4Gamer:
パートはメンバーのみなさんで考えたんですね。「Pendulum」は,これまでの2曲とはかなり雰囲気が違うのも気になります。
梅田さん:
初めて聴いたとき,ほんとに衝撃的だったよね。
服部さん:
ラップだしね。
梅田さん:
僕たちにとってはすごく難度の高いダンスだし,歌も難しいし,ラップもあるしで,披露するまでが大変でした。
澤田さん:
でも自分たちにできることを一生懸命やりたいし,格好悪いところを見せたくなくて,必死にがんばりました。
服部さん:
だからぜひ,ライブで見てほしい。
澤田さん:
みんなで「Hu! Hu!」ってやってほしいよね。
4Gamer:
ラップに慣れるために特別な特訓はされましたか?
梅田さん:
そうちゃんはよく会話にラップを挟んでくるんですよ。
服部さん:
えっ! いや,これ,嘘ですからね!?
大町さん:
俺もね,今「盛ったな」って思ったわ(笑)。
服部さん:
急にやれとか言われてもさー……。
澤田さん:
パーカス,入れようか?
服部さん:
いやいやいや(笑)。
4Gamer:
みなさんの連携っぷりがすごい(笑)。
ユニットインタビュー恒例コーナー
もしもメンバーがシェアハウスで生活したら?
4Gamer:
では,最後の質問です。「Readyyy!」プロジェクトのゲーム中では,キャラクターたちはシェアハウスで生活を共にしていますが,もし摩天ロケットのキャストのみなさんが一緒に住んだら,どんな家族構成になると思いますか?
澤田さん・服部さん・梅田さん:
(全員声を揃えて)まちこがお母さん!
大町さん:
そうなの(笑)?
梅田さん:
さわちゃんは,ノリのいいお父さんかなあ。
澤田さん:
俺がお父さんか。
梅田さん:
そしたら(服部さんを指して)お兄ちゃんでしょ。
服部さん:
(梅田さんを指して)弟だよね。って迷うことなくスッと決まったな!
まちこはしっかりめのお母さんで,さわちゃんは子供たちとふざけるお父さんって感じ。
梅田さん:
旅先でお風呂に飛び込んじゃったり。
服部さん:
「お父さんやめてよ〜!」ってね。
澤田さん:
(笑)
大町さん:
普通に弟で終わらせるのもつまらないから,うめこはペットにしちゃう?
服部さん:
じゃあペットで!
梅田さん:
(みんなによしよしされながらペットになりきって)ごはんオイシイ!
4Gamer:
いいオチがついたところで,本日はありがとうございました!
「Readyyy!」プロジェクト公式サイト
(C)SEGA