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クラウドファンディングで320万ドルを集めたMMORPGの新作,「Ashes of Creation」とは
「Ashes of Creation」公式サイト
特定の勢力に属する必要はなく,プレイヤーがクエストのたびにグループを組んだり,自由にクランを作って遊ぶというシステムで,クラウドファンディングでは予定の3倍を超える開発資金を2万人近いバッカ―から調達した。
本作の最大の特徴といえるのが,マップをプレイヤーからは見えないエリア「ノード」に区切り,クエストをこなしたりすることでノードのレベルを上げていくという「ノードシステム」の搭載だ。
ノードシステムは,プレイヤーの行動によって新たな物語を生み出す。例として挙げられているのが,プレイヤーが山の中腹にあるダンジョンを攻略することでノードレベルが上がり,山の神が怒って火山が爆発し,麓にある村を焼くイベントが発生したりするというもの。
あるいは,特定の町を支配しているプレイヤーグループが厳しい税率をNPCを含めた市民に科せば,暴動が発生したりするという。つまり,それぞれのノードでプレイヤーが行った選択が,ゲームの世界に影響を及ぼしていくわけだ。
ゲーム世界にはまた,プレイヤーの行動に左右されない「セーフゾーン」もあり,そこでハウジングなどをサポートする予定だという。登場する種族は8種類で,ヒューマン,エルフ,ドワーフ,そしてオークのそれぞれに派生タイプが用意される。クラスは,ファイター,レンジャー,ローグ,クレリックなど8種類が予定されており,ドラゴンなどのモンスターが現れるハイファンタジーの世界観を追求しているようだ。
課金システムとしては月額制を採用する予定で,現在はプレαの段階だが,2018年末までにはより大規模なαテストを開催していくとのこと。公式サイトにサインアップすれば,α版を無料でプレイできるチャンスもあるようだ。
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Ashes of Creation
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