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「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」発売記念イベントレポート。151人+αのポケモンファンが,開発陣とともに発売をお祝い
当日は早朝から多くのファンが会場に駆けつけ,登壇した開発陣と共にゲームの発売をお祝いした。そのレポートをお届けする。
「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」公式サイト
当日は早朝から100人以上のファンが行列を作っていた |
観覧希望の先着151名には,カントー地方に登場するポケモンの特製ステッカーがプレゼントされた |
イベントには,本作の開発元であるゲームフリークのディレクター増田純一氏と,プロデューサー大森 滋氏,そしてプランニングディレクター斉藤優史氏が登壇。本作についてのトークを展開した。
登壇した開発陣は大勢のファンを前にやや緊張気味な様子で,増田氏は「全世界でみんなが遊んでくれていると思うと,ドキドキするけどとても嬉しい」と語っていた。
「片手で遊ぶ」「モンスターボールを投げて操作する」「ポケモンを連れて歩く」といった新しいアイデアを盛り込んで制作されたシリーズ最新作の本作だが,中でも「ポケモンを連れて歩く」という部分は開発の途中で採用されたとのこと。とくに各種ポケモンを設定と同じ大きさでフィールドに出すという部分に苦労したが,その甲斐あって登場するポケモン達がより生き生きと描けたと,斉藤氏は話していた。
そうしてトークが進むなか,ステージ袖で観覧していた開発陣の中から,アートディレクター海野隆雄氏が飛び入りで登壇。「やっと発売日を迎えられて嬉しく思う」と挨拶し,同士が担当した画面作りのコンセプトについて語った。曰く,これまで携帯ゲーム機を中心に展開されていた「ポケモン」シリーズだったが,リビングでもプレイできるスタイルになったことで,老若男女の誰もが見て楽しくなるような画面を心がけた,とのことである。
本作の見どころについて大森氏は,「ストーリーのベースは『ポケットモンスター ピカチュウ』ですが,ひょっとすると見たことがないキャラクターが出てくるかもしれません。その違いを楽しんでもらいたいです」と話した。
また同時発売された周辺機器「モンスターボールPlus」を使った操作も魅力の一つで,増田氏も「トレーナーになりきってリビングでボールを投げていれば,きっと家族や友達が集まってくるので,そのときはぜひ一緒に協力プレイをしてほしい」と,リビングを中心とした本作ならではのプレイスタイルを推奨しているようだった。ちなみに協力プレイだとポケモンを捕まえやすくなるものの,一方でタイミングを合わせたプレイが要求されるとのことだった。
ステージのスクリーンでは,本作との連動する「Pokémon GO」で捕まえられる新ポケモン「メルタン」についての紹介も行われた。「Pokémon GO」から本作にポケモンを送ると,「Pokémon GO」側で「ふしぎなはこ」がもらえ,それを使うことで一定時間メルタンが出現する。そこで捕まえたメルタンは,本作に持っていくことが可能となるのだ。
最後に増田氏は「本作は約1年半の間,スタッフと一緒に試行錯誤しながら作ってきました。皆さんも1日で終わらせないで(笑),じっくり遊んでいただきたいです。ポケモン交換やポケモンバトルなど,昔遊んだ思い出を新しい感覚で楽しんでもらえれば嬉しいです」と述べ,イベントを締めくくった。
「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ」公式サイト
- 関連タイトル:
ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ
- 関連タイトル:
ポケットモンスター Let's Go! イーブイ
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(C)2018 Pokémon. (C)1995-2018 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
(C)2018 Pokémon. (C)1995-2018 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.