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今年もユニバーサル・スタジオ・ジャパンでハロウィーンイベントが開催。新アトラクション「バイオハザード・ザ・エクストリーム」の体験レポートをお届け
今年はそのアトラクションの1つに,カプコンの「バイオハザード RE:2」(PC / PS4 / Xbox One)を再現した「バイオハザード・ザ・エクストリーム」が期間限定で登場することとなった。今回は一足先にアトラクションを体験させてもらったので,そのレポートをお届けしよう。
「バイオハザード RE:2」公式サイト
USJ「ハロウィーン・ホラー・ナイト」公式サイト
「バイオハザード・ザ・エクストリーム」は,感染者で溢れたラクーンシティの「R.P.D.警察署」からの生還を目指すサバイバルホラー・メイズ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで設定されているホラーレベルは,最高の5となっており,年齢制限も「R12」なので,これはガチで怖がらせに来ているやつだ……!
明るいエントランスから1歩先に進むと,薄暗い道が続くバイオハザードの世界へと雰囲気が一変する。壁には血が飛び散った跡や,爽やかなデザインの「WELCOME TO RACCOON CITY」のポスターが張ってあったりと,この時点でなんだかぞわぞわする。
アトラクションにはレオンルートとクレアルートの2種類が用意されており,それぞれ最大10人で一緒に進んで行くことが可能だ。10人もいるとかなり頼もしいのだが,このアトラクションは自分の足で入り組んだ道を進んで行く体験型アトラクション。一緒になった10人のグループには怖がりが多かったようで,いい歳をした大人たちが「どうぞどうぞ」と先頭を譲り合って進んで行くことに。
わーきゃー騒ぎながらなんとか最後までたどり着いたが,筆者のグループはレオンルート,クレアルートともにゲームオーバーとなってしまった。生還するにはかなり難度が高いらしく,スリルを味わうだけでなく,ゲームとして攻略を楽しむ要素も含まれているようだ。
「バイオハザード RE:2」プロデューサー
平林良章氏インタビュー
アトラクション体験後,本アトラクションの監修をした「バイオハザード RE:2」プロデューサー平林良章氏への合同インタビューが行われた。以下に,その模様を掲載しよう。
――ゲームが忠実に再現されていて面白かったです。こだわった点などはありますか。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんとは,以前にも「バイオハザード」のアトラクションでお世話になっていて,その時のスタッフさんや造形担当さんがいらっしゃったので,僕らはユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんが出してくれたものに対して「ありがとうございます!OKです!」って感じで進めることが多かったです。
こだわりとして言うなら,やっぱりテンポ的な部分ですね。ホラーな部分と,銃を使って気持ちよく終わってもらうっていう部分がミックスできたことは良かったと思います。
――オススメのルートや,片方にはあるけど,もう片方に無い要素などありますか。
これはゲームでも一緒ですが,レオンルートとクレアルートに優劣はありません。今回アトラクションを作るうえで一番気を付けたのが,どちらを遊んでいただいても楽しめるような作りにすることで,ここはかなりユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんと詰めました。ただ,別ルートなのでお互い何かしら差はありますが,どちらかを体験してもらえれば十分にこのアトラクションを楽しめるようになっています。
――レベルで分けたとかではないんですね。
難度に差はありません。そもそもゲームが2つのルートなので,ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんが2ルートでやりたいとアイデアを出してくれました。僕らからは,「レオンルートならここにこだわりましょう」「クレアルートならやっぱりここだよね」という感じでそれぞれのルートの特徴をお話させてもらいました。どちらのルートにもそれぞれしっかり特徴を持たせているので,どちらが良かったという話にはならないかなと思います。
――2ルートとも体験させてもらいましたが,どちらもゲームオーバーになってしまいました。攻略のヒントをいただけませんか。
かなり難度は高く設定してもらいました。ヒントは出せませんが,攻略のポイントはあるので頑張って探してもらいたいと思います。
――このアトラクションは家でゲームをする以外に,「バイオハザード」の世界観に触れてもらえる一端になると思います。ここからどのようにゲーム販売に結び付けたいですか。
基本的にゲーム販売に結び付けることは考えていません。「バイオハザード」って言葉に触れてもらえるだけでも良いかなと思っています。そこから,「実はゲームもあるんだよね」とか,「映画もあるんだよね」という感じで広がっていけば良いかなと。ここまで大きくなっているフランチャイズではあるので,ゲームという切り口じゃない楽しみ方も含めて,楽しんでもらえるお客様が増えていただければ良いなと思っています。
――先日「PROJECT RESISTANCE」という新しいプロジェクトを発表されましたが,どういった内容のプロジェクトなのか,お答えできる範囲で教えてもらえませんか。
まずお答えできるのは,僕がプロデューサーではないということです(笑)。なので僕から話せることはありません。ただ,東京ゲームショウ2019でティザー映像が出るようなので,そちらを楽しみにお待ちください。
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バイオハザード RE:2
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