「全国都道府県eスポーツ選手権2019 IBARAKI」特別先行大会レポート。ざいろ選手がプロの実力を発揮し,茨城県代表に決定
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特別先行大会は事前にエントリーした選手が会場にて予選を行い,上位16名が決勝トーナメントに進出。優勝した選手には「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」の本戦出場権が与えられる。なお,開催県特別枠は「一般の部」(12歳以上)のみで,茨城県が居住地または通勤/通学地であることが出場資格となっている。
ちなみに,各都道府県の代表決定戦はプロ選手も予選から参加する必要がある。つまり,都心部の大会には一般選手と共に多数のプロ選手がエントリーすることが予想され,激戦区となることは必至だ。今回の特別先行大会にもプロの1人,ざいろ選手が出場している。
![]() 解説を務めたoka選手(左),MCの橘ゆりかさん(右)。oka選手は岡山県の代表決定戦に出場予定とのこと |
![]() oka選手とざいろ選手のエキシビションマッチ。プロ同士の顔合わせだ |
今大会の予選は「公式チャレンジ」モードのスコアアタックで行われる。制限時間2分のゲームに2回挑戦し,スコアの高かったほうが記録となり,上位16人が予選通過となる流れだ。通常の対戦とは違った腕が試されるというわけだが,このルールは各都道府県の代表決定戦でも共通となっている。
午前中に始まった予選は昼過ぎまで続き,夕方前に予選通過者が発表。決勝トーナメントは多数の地元のファンが見守る中で行われた。
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ベスト4が激突する準決勝,第1試合はHorte選手とざいろ選手の対戦となった。互いに早い攻撃を仕掛けていく中で,ざいろ選手の確実な対応が光り,Horte選手の攻撃をしっかりと跳ね返す。「疾風迅雷」のニックネームに違わず,ざいろ選手が非常にスピーディな展開で決勝進出を決めた。
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準決勝の第2試合は,あやと選手と和樹選手の対戦。ステージ上で緊張気味だったあやと選手は,和樹選手に3セットを連取されてしまい,もう後がない状況へと追い詰められたものの,そこから踏ん張りを見せる。互いに見応えのある内容となった2戦目をあやと選手が取り返したのだ。しかし,3戦目は解説のoka選手が「完璧な対応」と褒め称えるほどに和樹選手の巧さが光り,決勝へと駒を進めた。
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決勝の組み合わせは,ざいろ選手と和樹選手。過去にも何度か大会で対戦しているという実力者同士だ。試合はハイレベルな連鎖の打ち合いで幕を開けたが,ざいろ選手が10万点のスコアを叩き出す13連鎖を交え,プロのプライドを見せつける。下馬評も高かった和樹選手をストレートで下し,見事,茨城県代表の座を勝ち取った。
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優勝のざいろ選手は「まずは勝ててホッとしています。全国各地から猛者が集まってくる大会ですが,私もここで勝ち残った1人として,優勝を目指します」と,本戦に向けて意気込みを語った。
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今回は開催県特別枠を決める大会であり,茨城県の代表選手はもう1人,5月18日に同会場で行われる代表決定戦で決まる。今回は惜しくも敗れた選手の再エントリーも予想されるだろう。各都道府県の代表決定戦は小学生の部,一般の部ともに「esports port」にて出場受付を行っている。腕に覚えのあるプレイヤーは,ぜひ出場を検討しよう。
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