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モロッコ生まれのサバイバルホラー「The Conjuring House」が日本語対応でリリース
「The Conjuring House」は,所有者の不可解な死で無人になったはずの屋敷“アトキンス邸”を舞台に,怪奇現象の調査を依頼された主人公が,不審な女性の影に付きまとわれ,屋敷から脱出できなくなってしまうというストーリーが展開する。
そのタイトルからも,悪魔召喚の儀式が行われていたという設定であるのは想像に難くないが,プレイヤーは次々と巻き起こるポルターガイスト現象やグロテスクな悪霊に悩まされながら,儀式に用いられるアーティファクトを破壊するため,サバイバルをくり広げる。
舞台が屋敷内部に限定されながら,ストーリーはノンリニアに進められていくという「P.T.」を連想させるゲームシステムが気になるところで,どこに行っても謎の女性に付け回されている感覚を覚えるようデザインされているとのことだ。逃げきったと思っても,いきなり悪霊が襲い掛かってきたり,エンディングまで息の抜けないホラーが演出されている。
モロッコのゲーム開発というとあまり聞きなれないかもしれないが,RYM Gamesは「Prince of Persia: The Two Thrones」(2005年)を始め,2016年に閉鎖されるまで18年間にわたって,Ubisoft Entertainmentの傘下スタジオとして活動してきたUbisoft Casablancaに所属していた開発メンバーで構成されるなど,その開発経験は問題ない。何より,すでにインタフェースと字幕が日本語化されているのはありがたいところ。秋の夜長に背筋が凍り付くようなホラーを満喫してみよう。
「The Conjuring House」公式サイト
- 関連タイトル:
The Conjuring House
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