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「あんスタ！！」ストーリー紹介連載第16回。フィーチャースカウト・宗編，燐音編，つむぎ編，レオ編を語る

2021/02/12 12:00 　Happy Elementsのアイドル育成ゲーム「あんさんぶるスターズ！！Basic／Music」のストーリーを紹介する記事の第16回は，毎月2回行われているフィーチャースカウトを取り上げる。


　今回は，2020年11月の「宗編」（斎宮 宗，礼瀬マヨイ，鳴上 嵐，氷鷹北斗），2020年12月の「燐音編」（天城燐音，乙狩アドニス，衣更真緒，三毛縞 斑）と「つむぎ編」（青葉つむぎ，HiMERU，逆先夏目，日々樹 渉），2021年1月の「レオ編」（月永レオ，乱 凪砂，七種 茨，朱桜 司）のストーリー紹介と筆者による解説，感想などをお届けする。普段のイベントストーリー紹介同様，詳細なネタバレは控えているが，できるだけストーリーの読了後に読むのがおすすめだ。

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「あんさんぶるスターズ！！」公式サイト

フィーチャースカウト「宗編」

開催期間：2020年11月25日〜12月10日

◆斎宮 宗「遥かなオートクチュール」
＜登場キャラクター：紅郎，みか，宗／全2話／シナリオ：ゆーます＞

　専用衣装が作られることになった斎宮 宗は，パリでの仕事の都合や時間などの関係で，仕上げ以外の衣装製作をプロデューサーに任せることに。だが，予定より早く帰国した宗は衣装製作の作業を引き継ごうとする。


　宗というアイドルは，常日頃から「芸術を作り上げる」といった高い意識を持って活動を続けている。そんな彼の専用衣装がついに……ということで，やはり彼ならではのこだわりが炸裂するのだろうな，大変そうだなと思っていた。作中ではそれを見越したかのように宗の幼馴染である鬼龍紅郎や，宗の相棒（と言っていいと思う）の影片みかが，衣装を製作するプロデューサーにアドバイスをしたり，ねぎらいの声をかけにきていたりと，なんだか微笑ましい気持ちになってしまった。宗は今作で「作品を中途半端な状態で取り上げられることの残酷さは理解できる」という発言をするが，これは衣装のことだけでなく，手掛けるものすべて――たとえばステージなど――も含まれているのかもしれないと感じる。彼がそうしたつらい経験を客観視できるまでになったのは，自身の力はもちろん，周りの仲間たちがあってのことだろう。彼は孤高の芸術家だが，1人ではない。「（自分は）人間だから変化もする」と語る宗は，芸術家として間違いなく大きく成長している。

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◆礼瀬マヨイ「注文のおおい料理人」
＜登場キャラクター：忍，マヨイ，ニキ／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　仙石 忍に依頼されたジオラマを，椎名ニキに手伝ってもらいながら懸命に作る礼瀬マヨイのストーリー。タイトルは言わずもがな，宮沢賢治の「注文の多い料理店」からくるものだろう。ニキは今作以外でも，マヨイに対して「美味しそうなにおいがする」と告げたことがある（メインストーリー第四章）。どのあたりがニキにとっておいしそうなのかが大変気になるところだ。以前も書いたが，なぜならマヨイはESのなかでBMIの値が低いアイドルトップ3に入るのである（※筆者調べ）。よって肉付きなどのことではないはず……。それにしても，ニキの言動にマヨイは「自分が食べられるかもしれない」と感じつつも，いま食べられたら忍の願いを叶えられない！　と困るあたりが，なんというかめちゃくちゃけなげすぎる。報われてほしい。

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◆鳴上 嵐「乙女の時間」
＜登場キャラクター：鉄虎，嵐，HiMERU／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　南雲鉄虎に美容についてレクチャーする鳴上 嵐のストーリー。嵐と鉄虎は星奏館で同室のようだが，この2人で思い出されるのは，「！」の【スカウト！ケダモノ】という人も多いのではないだろうか。とあるきっかけで鉄虎が「男らしさ」を嵐から学ぶことになるその話は，嵐というアイドルの非常にデリケートな部分を描いている。それを踏まえ，今作での2人の仲良しなやりとりを見ると，本当にいい関係になったのだなとじんわりしてしまった。ちなみに嵐のフェイスパック姿は「！」の【満喫♪秋の修学旅行】以来となるのだが，嵐と鉄虎，ここに違和感なく馴染んだHiMERUの3人が仲良くパックしている姿を想像したところ，なんだかとても癒やされてしまった。

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◆氷鷹北斗「ある学生の一ページ」
＜登場キャラクター：スバル，北斗，真緒，弓弦／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　欠席した授業のノートを伏見弓弦に借り，書き写す氷鷹北斗に明星スバルがちょっかいを出すストーリー。「あんスタ！！」のアイドルたちは活動拠点をESに移したため，夢ノ咲学院での日常はちょっと久しぶりで和む。北斗がスバルに“キラキラの10円玉を渡しておとなしくさせる”というネタは，「！」のメインストーリー第一部からのお約束だ。また，今回は思わぬところで弓弦の“画伯”ネタも久しぶりに登場した。昨年，弓弦が描いた姫宮桃李の絵を見た蓮巳敬人は，「自我を持った野菜が共食いをしている」とコメントしていた（「！」の伏見弓弦ストーリー「ドロウドロウ」）。今回も弓弦が描いた絵を，北斗とスバルが「ウニ」「タワシ」などと予想をしていたが，正解は大きく異なる意外なものに違いない。

フィーチャースカウト「燐音編」

開催期間：2020年12月10日〜12月25日

◆天城燐音「ビーズ・ニーズ」
＜登場キャラクター：燐音，HiMERU，こはく，ニキ／全2話／シナリオ：ゆーます＞

　専用衣装が作られると聞いた天城燐音は，自分を知ってもらうためにとプロデューサーをデートに誘う。燐音はデートのルールとして「仕事の話は禁止」と告げ，2人はゲームセンターへ遊びに行くことに。


　「デート」の設定でいきなりパチンコへ連れて行こうとする天城燐音って，けっこうすごいな！　と思ったが，自分が好きだと思う場所に相手を連れて行きたかったということだとしたら，それはそれで微笑ましい（？）かもしれない。とはいえ，完成した衣装を着てうれしそうにメンバーに自慢している姿や，「全員の専用衣装が揃ったらみんなでライブをしよう」という燐音の言葉は，これまでの彼のアイドル人生を思うと，胸にグッとこみ上げてくるものがあった。今作は燐音，そしてCrazy:Bの尊さが伝わるストーリーだと思う。いつか本当に彼らの衣装お披露目ライブがあったとしたら，ちょっと泣いてしまうかもしれない。ちなみに「ビーズ・ニーズ」とはスラングで「最高のもの」という意味だ。燐音の衣装もCrazy:Bも，まさにそれだと言える。

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◆乙狩アドニス「腕相撲大会リズリン杯」
＜登場キャラクター：創，友也，アドニス，晃牙，敬人，薫，零／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　事務所の掃除当番を決めるため，腕相撲で勝負することになったリズムリンクのアイドルたちのストーリー。タイトルからして面白いし，設定がずるすぎる……。この大会（？）における初戦は紫之 創vs.蓮巳敬人なのだが，「！」からおなじみのファンは御存じのとおり，創はけっこうな力持ちなのである。Ra*bitsと紅月といえば，「！」のメインストーリー第一部のドリフェスは衝撃だったなあ，なんて思い出を振り返る暇もなく瞬殺であった……。ところでこの腕相撲大会，もし事務所対抗にしたら誰が代表になるのか考えてみたらちょっと楽しかった。しかしリズリンには鬼龍紅郎もいることだし，リズリンが圧勝となりそうな気もする。いつかぜひ開催してほしい。

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◆衣更真緒「生徒会長の骨休め」
＜登場キャラクター：真緒，英智，藍良／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　入院中の天祥院英智に届けものをすることになった白鳥藍良と，それに付きそう衣更真緒のストーリー。これを読むとそれはもう猛烈に，日々樹 渉と乱 凪砂の臨時ユニット「アルティシモ」（【降臨！紡ぎ始めるネヴァーランド】に登場）がステージで何を披露したのかを具体的に知りたくなる。ちなみにその当時は，「ES 最強の『Eden』の乱凪砂と『fine』の日々樹渉，【JNLC】の舞台でご乱心〜」とネットニュースになったらしい。乱だけに……（すみません）。英智のむちゃ振りはわりといつものことだし，彼はパフォーマンスの出来に対するジャッジは非常にシビアな人に違いないと思うが，このネタに関しては間違いなくバカ受けしてくれるんじゃないかという気がする。いや，本物を観たことはないのだが。

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◆三毛縞 斑「イルカの唄」
＜登場キャラクター：奏汰，斑／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　「あおうみ水族館」に訪れた三毛縞 斑を，経営者でもある深海奏汰が案内するストーリー。「あんスタ！！」にはいくつも“語りがいのある”アイドルの組み合わせが存在するが，斑と奏汰もそのうちの1組ではないだろうか。なかなか重みがあるんですよね，この2人……。彼らは幼いころから家同士も含めた付き合いがあり，どちらもそうそう一般的ではない家庭である。そういう意味で人とは違う幼少期を過ごしたであろう彼らには，まだまだ我々の知らないたくさんのエピソード――楽しいものはもちろん，つらいものも――があるはずだ。だが，どちらか一方だけでなく，今ではお互いにさり気なく支え合っていることが今作で伝わってきた。それにしても，奏汰も本当に「ヒーロー」として頼もしくなったなと思う。

フィーチャースカウト「つむぎ編」

開催期間：2020年12月25日〜2021年1月10日

◆青葉つむぎ「ブルーアワーの紡ぎ歌」
＜登場キャラクター：宙，夏目，つむぎ／全2話／シナリオ：ゆーます＞

　専用衣装が作られることになった青葉つむぎは，プロデューサーからアイドルになったきっかけを尋ねられ，かつて通っていたアイドル養成スクールの話をする。そんな折，逆先夏目との会話のなかで，あるキーワードが気になったつむぎは……。


　ESのアイドルたちがもし会社員になったら？　という想像をしたとき，間違いなく残業しまくってぶっ倒れそうな人の第1位が青葉つむぎである（同率1位は蓮巳敬人。筆者の私見です）。今作でも寝不足すぎて「鳥のきぐるみ」などの奇抜過ぎるアイデアを出していた。よく寝てよく休んでほしい……という冗談はさておき，この話では青葉つむぎのアイドルとしての原点と，そこから未来へと目を向ける彼の姿が描かれている。以前のつむぎの「地獄には底なんてない」というセリフ（「！」の【追憶＊集いし三人の魔法使い】より）を聞くと，彼に壮絶な過去があることは想像に難くない。だが，今作での彼の「誰かの夜明けになれるように」という言葉は，あまりにも明るく希望に満ちている。その言葉自体もきっと，彼の魔法の1つなのかもしれない。

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◆HiMERU「秘めた棘」
＜登場キャラクター：鉄虎，嵐，巽，HiMERU／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　ふと口にしてしまったまずすぎる栄養ドリンクのサンプルを，風早 巽に勧めるHiMERUのストーリー。巽とHiMERUは，過去の同時期にソロ活動をしていたらしいが，今はHiMERUが一方的に巽を憎んでいる様子だ。巽は誰に対しても態度を変えることはないようだが，HiMERUはとにかく巽に対してだけ大きく感情が揺さぶられているように見える。今作のようなやりとりを見ていると，どうも巽のほうが一枚上手なように感じられるが，もしこれから彼らの過去の出来事が明かされたら，この関係性の見方も大きく変わるかもしれない。それがとにかく楽しみな2人である。

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◆逆先夏目「導きの先に」
＜登場キャラクター：みか，夏目／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　作品づくりで行き詰まる影片みかに，自己肯定感を高める催眠術をかける逆先夏目のストーリー。これはもう，上記のスクリーンショットを見ていただくだけで面白さが伝わると思う。言葉の端々は宗だが話しているのはどう見てもみか，というセリフが楽しいオススメのストーリーだ。夏目の催眠術はやや作用がズレてしまったようだが，そういえば，同じ五奇人で夏目が「師匠」と慕う日々樹 渉も催眠術の使い手であり，「！」の【決別！思い出と喧嘩祭】で，渉が神崎颯馬に催眠術をかけ幼児のようにしてしまったことをふと思い出してしまった。あれもまた実に衝撃的だった……。

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◆日々樹 渉「アニマルプレゼンテーション」
＜登場キャラクター：友也，スバル，晃牙，渉，なずな／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　サークル活動で動物について語り合う，真白友也たちのストーリー。フィーチャースカウトではサークル活動のエピソードが描かれることも多いが，今回登場するのは「いきものクラブ（アニマルズ）」だ。今作で友也は「ペットを飼ってみたい」と言うが，そういえばこのメンバーだと，ペットを飼っていないのは友也のみである。それぞれのペットは明星スバルの大吉（柴犬），大神晃牙のレオン（コーギー），仁兎なずなのうさぎ（名前不明）で，今作に名前が出た日々樹 渉のジャンヌ・ダルクという鳩と友也のエピソードは，「！」の真白友也ストーリー「火刑台上のシンデレラ」で読める。ESにはほかにもペットを飼っているアイドルが何人かいるので，ぜひみんなのプレゼンを聞いてみたいところだ。

フィーチャースカウト「レオ編」

開催期間：2021年1月10日〜1月25日

◆月永レオ「天才協奏曲」
＜登場キャラクター：紅郎，レオ，宗／全2話／シナリオ：ゆーます＞

　専用衣装を作ることになった月永レオは，パリに住む斎宮 宗に衣装製作をお願いすることに。数日後，レオが衣装のデザインを見にいくと，宗からパリでのグループ展のための作曲を依頼される。


　月永レオの専用衣装を斎宮 宗がデザインして作成するとは……なんという神コラボ。彼らといえば，「！」のストーリー内で非常に気に入っているセリフがある。それは，レオが宗について「あいつは挑発して怒らせて，憎悪を煮詰めさせたほうがいい，そのほうがちょっと普通の人間にはつくれない凄絶な作品を仕立て上げる」「おれも久しぶりに，あいつの執念が宿った作品を見て『やられた！ 畜生，こいつ天才だ！』って悔しがりたいんだ」と言ったことだ（「！」【光輝★騎士たちのスターライトフェスティバル】より）。今の宗のモチベーションとは異なるかもしれないが，当時からレオが芸術家として宗を非常に高く評価していたことがよく分かる。これからもお互いに高め合い，「天才と天才のアンサンブル」たる素晴らしい芸術を見せてほしい。

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◆乱 凪砂「終天の調べ」
＜登場キャラクター：薫，凪砂／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　羽風 薫に誘われて海を見に行く乱 凪砂のストーリー。まず「薫と夕方の海」のシチュエーションに加え，無垢（と言っていいと思う）な凪砂と薫が2人で静かに会話をする，という設定でもう，エモさが上限突破である。凪砂は，普段は非常に穏やかで物静かなタイプだし，薫も本来はそういう人だ。今作では，海についてあれこれと教えてやる薫と，それを素直に聞く凪砂の姿にめちゃくちゃ癒やされてしまった。海洋生物学者だったという薫の母と幼少期の薫も，もしかしたらこんな会話をしていたのかもしれない。穏やかな夕方の海そのもののような，優しく心に沁み入る物語である。

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◆七種 茨「食の楽園」
＜登場キャラクター：日和，ジュン，凪砂，茨／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　Edenのメンバーたちと社員食堂へ行き，ビュッフェに参加する七種 茨のストーリー。いやまずこんなオーラのありそうな4人がビュッフェにいた日には，たとえ人気メニューのコーナーに自分が並んでいたとしても，思わず先を譲ってしまう自信がある。というかEdenもちゃんと社員食堂使うんだな……と別の意味で感動してしまった。ちなみに今作で「ロケ地で団子を食べた」という話は，漣 ジュンのアイドルストーリー「思いを馳せて」で言及されている。なお，団子はみたらし団子だったらしい。カリスマ感あふれるステージでのEdenもいいが，こうしたほっこりムードのEdenもとてもいい。もっとください。

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◆朱桜 司「風のように、猫のように」
＜登場キャラクター：司，弓弦，レオ／全1話／シナリオ：ゆーます＞


　里親のもとから戻ってきた猫の「リトル・ジョン」をめぐる，朱桜 司たちのストーリー。「リトル・ジョン」とは，昨年度の夢ノ咲学院でのストーリーに何度か登場したことがある元野良猫だ（「！」の【スカウト！ロビンフッド】など。本連載の第1回でも解説）。思えば今回のリトル・ジョンもそうだし，今年度は【スカウト！ニャン銃士】もあり，Knightsメンバーと猫という組み合わせのストーリーは意外と多い。司と同じ弓道部の伏見弓弦は犬が大の苦手なので，あらためて「迷い込んできたのが猫で良かったね……」という気持ちになった。なお今作で，月永レオが夢ノ咲学院まで車で来たと発言しているが，免許取得は卒業（及び海外渡航）後と見られる（「！」 【レクイエム＊誓いの剣と返礼祭】より）。

　第17回記事もお楽しみに！

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