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「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」の世界大会「2019ミシックチャンピオンシップIII」,公式レポートが公開
マジック:ザ・ギャザリング アリーナ | |||
配信元 | Wizards of the Coast | 配信日 | 2019/06/28 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
2019ミシックチャンピオンシップIII イベントレポート
〜優勝賞金10万ドルはアルゼンチンの
マティアス・レヴェラット選手の手に〜
Wizards of the Coast LLC(本社:ワシントン州レントン アメリカ合衆国、CEO:Chris Cocks)は、デジタルトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(以下 MTGアリーナ)』の世界大会「2019ミシックチャンピオンシップIII」を2019年6月21日(金)〜23日(日)にアメリカのラスベガスで開催しました。世界中のトッププロやMTGアリーナで開催された予選突破者、マジック界の有名人、配信者が集まって開催されたこの大会を、予選を突破して本イベントに参加したマティアス・レヴェラット選手(アルゼンチン)が優勝、賞金100,000米ドル(約1,100万円)を獲得しました。
▼2019ミシックチャンピオンシップIII イベント特設ページ
https://mtg-jp.com/coverage/2019MC3/
イベント名称:2019ミシックチャンピオンシップIII(MTGアリーナ)
開催期間:2019年6月21日(金)〜6月23日(日)
開催場所:アメリカ・ラスベガス
参加者数:68名
賞金総額:750,000米ドル
優勝賞金:100,000米ドル
■2019ミシックチャンピオンシップIII イベントレポート
今回の「2019ミシックチャンピオンシップIII」は、「MTGアリーナ」で開催される初のミシックチャンピオンシップです。厳しい条件をクリアし参加権を得たプレイヤーや世界中のトッププロ、マジックの世界でのスターなど、合計68名の招待選手が総額75万ドルの賞金と名誉を競います。
このミシックチャンピオンシップに、日本からはマジック・プロリーグ所属のプレイヤーから行弘賢選手、佐藤レイ選手、八十岡翔太選手の3名と、MTGアリーナで行われた厳しい予選を突破した山本賢太郎選手、小泉祐真選手、松田悠希選手、岩崎嵩選手の合計7名が参加しました。
フォーマットは「スタンダード」。直近約2年間に発売されたカードを使用し、60枚以上のデッキを構築して対戦する形式です。
68名のうち、4名のシード選手を除く64名が土曜日の競技に参加。合計8回戦の対戦が行われ、上位12名が土曜日の競技に進出。土曜日は金曜日を突破した12名と、シードの選手4名の合計16名が、最終日となる日曜日へ進出できるトップ4を目指して競いました。
日本からは、シード選手である行弘賢選手、佐藤レイ選手に加え、金曜日を勝ち抜いた八十岡翔太選手、山本賢太郎選手がこの土曜日の競技に参加しました。いずれも日本では名のしれた強豪プレイヤーです。
土曜日、16名による対戦は熾烈を極めました。日本の選手も奮闘しましたが、トップ4進出には一歩及ばず。最終的にトップ4に進出したのは、現在マジック・プロリーグに所属するブラッド・ネルソン選手とシャハール・シェンハー選手、20年前に伝説的な結果を残した「ジャーマン・ジャガーノート」の異名を持つカイ・ブッディ選手、そしてMTGアリーナで開催された予選を抜けてここまで駆け抜けたマティアス・レヴェラット選手の合計4名です。
6月23日(日)に行われた決勝トーナメントはダブルエリミネーション形式で行われました。最終的にグランドファイナルに進出したのは、Upper(勝者)側ブラケットを突破したマティアス・レヴェラット選手と、Lower(敗者)側ブラケットを突破したブラッド・ネルソン選手。1マッチを獲得すれば優勝するマティアス選手に対して、ブラッド選手は、優勝するためには2マッチを獲得しなくてはいけません。
決勝戦はまさに歴史に残る伝説の試合となりました。事前の評価ではマティアス選手がデッキ相性的に有利だと言われていましたが、ブラッド選手が2ゲーム連続で勝利し1マッチを獲得、決着はさらに次のマッチに持ち越されます。
このマッチを勝利したほうが優勝となる最終戦でもブラッド選手は1ゲームを先取。まさに破竹の勢いで2ゲーム目もマティアス選手を追い詰めます。
まさにターンを渡せば負けになるマティアス選手の最終ターン、何度もドロー呪文を重ね、最後の最後にキーカードをトップデッキし、劇的な勝利を収めます。
▼トップデッキの瞬間
https://twitter.com/MagicEsports/status/1142893297389563904
このトップデッキにより2ゲーム目を逆転勝利しスコアをイーブンに戻したマティアス選手、最終ゲームもいくつかキーポイントとなるような危ないシーンが訪れますが、いずれも的確なプレイを重ね、最終的にブラッド選手を圧倒。ついに個人での初のタイトルと、10万ドルの賞金を獲得しました。
本イベントはTwitchを通して世界に向けて発信され、同時視聴が11万人を超える瞬間もありました。
また、最終日となる3日目の決勝ラウンドの様子は、現役のプロプレイヤーを招いての日本語実況&解説付きでTwitchとニコニコ生放送にて放送されました。
Twitch:https://www.twitch.tv/videos/443324355
ニコニコ生放送:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv320565100
また、新たに運用を始めたTwitterのMTGアリーナ日本公式アカウント( https://twitter.com/mtgarenajp )からも現地の写真や日本人選手のインタビュー動画などをお届けしています。
大会の結果や試合の模様を取材した記事など、詳しくはイベント特設ページ( https://mtg-jp.com/coverage/2019MC3/ )をご覧ください。
「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ」公式サイト
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