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ついに再始動発表。「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」は2024年秋のリリースで,開発は「Dear Esther」などのThe Chinese Roomに
「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」公式サイト
Paradox Interactive Announces Vampire: The Masquerade – Bloodlines 2 is Back, in Development by The Chinese Room
Troika Gamesが開発し,2004年にActivisioがリリースした「Vampire: The Masquerade - Bloodlines」は,White Wolf Publishingが展開するテーブルトークRPG「World of Darkness」シリーズのIPを使用したアクションRPGだ。さまざまな勢力に分かれた吸血鬼たちが夜を支配する現代の都会を舞台に,心ならずもバンパイアにされてしまったプレイヤーが復讐を誓い,吸血鬼たちの終焉を告げる真実に迫っていくという物語が繰り広げられる。
続編となる「Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2」の制作発表は2019年3月のことで,2005年に解散したTroika Gamesに代わってHardsuit Labsが開発を担当し,その段階では2020年第1四半期の発売が予定されていた。予定よりやや遅れた2020年7月には,DMM GAMESが日本語版のリリースを発表してポータルサイトをオープンし,各ECサイトでは予約受付が始まった。しかし,同年8月には再び発売延期が発表され,それに同時に,前作にも携わったナラティブリードとクリエイティブディレクターの解雇が明らかになるなど,開発は順調に進んでいないようだった。2021年にはHardsuit Labsが開発から外され(関連記事),このへんでプロジェクトの行方は分からなくなってしまった。
とはいえ,Paradoxはゲームをキャンセルすることはなく,2023年6月に公式サイトのアップデートを行い,9月に新情報を明らかにすると報告した。そして,現地時間9月1日にシアトルで開催されたイベント,「PAX West 2023」のキーノートスピーチで,新たなデベロッパと発売時期の発表が行われたという流れだ。
■スクリーンショット
公開されたトレイラーによれば,対応機種はPCおよびPlayStation 5,Xbox Series X|Sで,PS4版とXbox One版は中止になった模様だ。細部の変更はいろいろとあるようだが,夜のシアトルを背景に,吸血鬼たちが覇権を求めて争うというゲームの骨子は従来どおり。テーブルトーク版「Vampire: The Masquerade」第5版をベースにしている点も同様だが,ゲームエンジンは「Unreal Engine 5」に変更されたという。
Pradoxによれば,2024年1月にプレイの模様を公開する予定とのこと。かなりの紆余曲折を経た作品だが,続報を楽しみにしよう。
■コンセプトアート
- 関連タイトル:
Vampire: The Masquerade - Bloodlines 2
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