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「Microsoft Flight Simulator」が天候に関するアップデートを実施。氷雪のリアルタイム表現が可能に
2020年8月にリリースされた本作は,MicrosoftのビッグデータであるBing Mapの4ペタバイトに及ぶ衛星データと,Microsoft Azureのクラウドサーバー活用。約3万7000という地球上に存在するほぼ全ての民間空港のほか,約1億1700万の湖や池,約2兆本の樹木を自動生成するという驚愕のシミュレーターだ。
また,スイスの気象観測企業であるmeteoblueと提携しており,どの地域であっても気象や風向き,湿度などをリアルタイムで再現するほか,晴れや曇り,雨といった天候の設定も行える。
ただ,これまでは氷雪の表現は存在しておらず,どんな天気や地域であっても,青々とした森林や田園などが広がっている風景であった。
しかし,今回のアップデートによって,リアルタイムで降雪が再現されるようになったほか,雪が降っていない地域でも、オプションメニューで積雪量を設定できるようになった。これにより,視界の悪い嵐の中で飛行したり,雪景色になった町並みや氷で覆われた湖畔を目下にした遊覧を楽しめるようになったのだ。
「Microsoft Flight Simulator」公式サイト
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