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Stronghold: Warlords公式サイトへ
  • FireFly Studios
  • 発売日:2021/03/10
  • 価格:通常版:3980円(税込)
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[E3 2019]城塞戦をテーマにした人気シリーズ最新作,「Stronghold: Warlords」の制作が発表。モンゴル,漢帝国,そして日本などのアジア勢力が登場
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印刷2019/06/15 12:51

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[E3 2019]城塞戦をテーマにした人気シリーズ最新作,「Stronghold: Warlords」の制作が発表。モンゴル,漢帝国,そして日本などのアジア勢力が登場

 「ストロングホールド」シリーズで知られるイギリスのFirefly Studiosが,5年ぶりのシリーズ最新作となる「Stronghold: Warlords」の制作をE3 2019の会期中に発表した。対応機種はPCで,発売は2020年が予定されている。

「Stronghold: Warlords」公式サイト


 2001年にリリースされたシリーズ第1弾「Stronghold」(日本語版「ストロングホールド」の発売は2002年)以来,実に18年という長い伝統を誇るこのシリーズは,ヨーロッパ中世の世界を舞台に,資源の獲得や軍隊の拡充,城壁の強化などに務めつつ,堅固な敵城を攻め落としたり,敵の猛攻から自分の城を守ったりするという城塞をテーマにしたRTSだ。
 新作となる「Stronghold: Warlords」では,紀元前3世紀の前漢時代から日本における将軍の勃興期,さらにモンゴル帝国の中国や南越(ベトナム)への侵攻など,シリーズ従来作とはかなり趣の異なる時代や地域をモチーフにしている。アジアが舞台になるのは,おそらくシリーズ初のことだろう。

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 E3 2019のデモでチェックできたのは,まだ初期のビルドとのことで,中国南部を思わせるマップのみだった。基本となるリソースは鉄,木材,食料とこれまでのシリーズとあまり変わりないが,日本のたたら製鉄を思わせる足踏み式のふいごを備えた製鉄所や,竹林を伐採する様子,水田などからは,これまでに見たことのないアジア的な雰囲気が感じられた。
 まだ粗削りな状態ではあったが,地形の高低に合わせてスムーズに構築される城壁など,2014年にリリースされた「ストロングホールド クルセイダー2」に比べて進化している様子も確認できた。

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 これまでのシリーズと大きく異なるのが,孫子の兵法にも書かれている「攻撃は最大の防御である」という格言に従った新たなゲームシステム「Warlords System」だ。
 本作では,自分の城塞がある地域と敵陣の間にいくつかの中立的な小勢力が存在しており,プレイヤーは軍団を組織して,そうした勢力を攻略していくことになる。これらの小勢力はいくつかのタイプに分かれており,攻撃力がアップする「タイガー」,防御力がアップする「タートル」,収入がアップする「ピッグ」,火力が強化される「ドラゴン」,そして騎馬隊が編成できる「ホース」などがあって,それらを支配下に置くことで小勢力の属性が味方に加わるのだ。どの小勢力がどれだけ登場するのかはプレイごとにランダムに決まるため,リプレイアビリティも高いだろう。

 自分の勢力には皇帝や将軍などのリーダーユニットが存在するが,これらの小勢力にも「ウォーロード」達がいる。それぞれに固有のスキルセットやパークスなどを持ち,周辺のAIユニットの能力を強化したり,敵勢力の侵攻の際に救援部隊を率いて参陣してくれたりするという。

「Stronghold: Warlords」のデモを見せてくれた,Firefly Studiosのゼネラルマネージャー,ポール・ハリス(Paul Harris)氏(右)と,マーケティングマネージャーのニック・タンナヒル(Nick Tannahill)氏(左)
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 デモで紹介されたユニットでは,槍の先から炎を吹き上げる火槍兵や,爆発物を背負って驀進する火牛などが目新しかったが,Firefly Studiosのゼネラルマネージャー,ポール・ハリス(Paul Harris)氏によれば,日本が登場する以上,サムライが出てこないわけにはいかないだろう,とのことだった。また,銃器なども導入される予定だ。
 ハシゴを担いだ兵士やカタパルトなど,攻城兵器も豊富になる予定で,熱い城攻めが楽しめそうだ。

 Steamではすでにストアページも公開されており,インタフェースやテキストのほか,音声も日本語対応になるという。城ゲー,歴史ゲーのファンは続報を楽しみにしよう。

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Steam「Stronghold: Warlords」ストアページ

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