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[TGS2023]家庭用ゲーム機版「BLUE PROTOCOL」今冬配信。12月31日まで使えるコード付き「ブルプロ通信 #12 TGS出張版」レポート
壇上に姿を見せたのはおなじみ,運営統括ディレクター兼プロデューサーの鈴木貴宏氏,「PROJECT SKY BLUE」エグゼクティブプロデューサーの下岡聡吉氏,開発統括ディレクターの福崎惠介氏の3名だ。
会場では下岡氏のほか,ステージ観覧者もみな無料配布のノベルティ「ゴブリン帽」を装着しており,現地はブルプロ色に染まっていた。
9月は前回放送「ブルプロ通信 #11」も配信され,そこで各種改善のほか,現在開催中のハロウィンイベント,10月実装の「シナリオ4章」,11月実装の「新パレットシステム」,12月実装の新コンテンツ「防衛戦」と「限界突破システム」の情報が明かされた。
今回はこのうちシナリオ4章の新情報が公開される――という触れ込みであったが,冒頭ではサプライズのトピックスとして,“家庭用ゲーム機版が2023年冬にサービス決定”と発表された。
なお,当初のプラットフォーム構想ではPS5 / Xbox Series X|S向けに展開予定とされていたが,今回のステージではゲーム機の名称が一度も口に出されなかったため,機種には言及しないこととする。
家庭用ゲーム機版は,現在サービス中のPC版との「クロスプレイ」「クロスセーブ」に対応し,バンダイナムコIDなどのアカウントを共用することで,対象プラットフォームを使い分けられるという。
もちろん,以降のアップデートも同時展開される見込みだ。
続いては,ブルプロ初のストーリーアップデートとなるシナリオ4章「CROSS THE SWORDS FOR」が,10月25日に実装されると発表された。これにあわせて特設サイトも同時公開されている。
4章では,バーンハルト公国騎士団長にして“人類最強”の戦士「ダンケルク」に焦点が当てられる。しかし,ステージ初披露の4章PVでは,変わり果てたダンケルクの姿や,カーヴェインとアインレインが投獄されている様子など,物々しい雰囲気が映し出されていた。
次章の主題は“バーンハルト公国の公王暗殺事件”となり,復讐劇をテーマにした物語が展開されるようである。
交易都市アステルリーズの港から船で渡るバーンハルト公国は,“質実剛健のお堅い国”であり,竜族と戦っていた地域らしい古い城塞跡や,謎めいた研究所などが待ち受ける。全体的にモヤがかかったようなビジュアルアートも,実に意味深は雰囲気を醸し出している。
ダンジョンなどもスイッチを用いた謎解きギミックが登場したり,出現する敵もこれまで以上にメカニクスを感じさせる動きを見せたりするという。以下は,これまでの物語の振り返りを含めたあらすじだ。
10月アップデートは4章のみならず,さまざまなコンテンツが追加される。壇上ではこのうち,新フィールド&ダンジョンのイメージ映像と,レベルキャップの開放について触れられた。
10月25日以降は,キャラクターのMAXレベルが50から「60」に,レギュラースキルレベルと通常攻撃レベルも3から「4」に引き上がる。
また連綿の塔「修練の遺跡」の階層も30から「35」になり,追加階層分の新規報酬として,「ナッポ帽 草色」やセレクトボックス&ガシャチケットが用意される。なお,それ相応の難度ではあるだろうから,パーティプレイなどで攻略の糸口を探す必要はありそうだ。
さらに新レイドボス「デザートイーター」もお披露目された。デザートイーターは砂漠に生息する大型エネミーで,竜族とはまた違う大蛇のような形状をしている。攻撃方法にしろ,砂地に潜行しながら食いかかってきたり,大技で吸い込み攻撃を仕掛けてきたりする。
福崎氏によると,デザートイーター戦は“攻撃・防御のターンを明確に分けている”とのこと。潜ったら逃げる,出てきたら叩く,などを意識するとよさそうだ。ちなみに下岡氏によると,この敵は「最初の企画書のときから存在していた」という。開発の都合で実装がこの時期になってしまったが,下岡氏にとっては思い入れのある1体らしい。
このほか,大量の経験値やヘッドウェア,エステチケットを獲得できる「金銀ナッポ」をはじめ,新規衣装,マウントの追加(ガシャ更新など)も予定されている。
ステージではお知らせとして,TGS会場でのブルプロ施策についても紹介された。現地では全6クラスの撮影用武器が用意されたフォトスペースのほか,グッズが当たるリアルガシャも用意されている。
なお,リアルガシャに参加するには,TGS会場のどこかにいる“ハッピーナッポの撮影写真”が求められる。
さらにノベルティには1日あたりの個数制限があり,係員にナッポ写真を見せたときにもらえる整理券がなくなり次第終了となる。
TGS最終日に足を運ぶという人は,お忘れなきよう。
そして,番組恒例のシリアルコードによるアイテムプレゼントも発表された。今回の贈呈品は「ガシャチケット×10」「武器ソケット3 増設チケット×1」「武器ソケット4 増設チケット×1」だ。なかでも武器ソケット4の増設が気楽にできると知った来場者たちはどよめいていた。
しかも,今回のシリアルコードは“2023年12月31日まで”受け取り期間が設けられる。2023年内は,新規プレイヤーを見かけたらこのコードをお得情報として共有してあげるとよさそうである。
ステージの最後には下岡氏より,「本日は家庭用ゲーム機版を発表させてもらいました。BLUE PROTOCOLはこれまでも,ドイツのgamescomに出展したり,韓国でもサーバーテストを行ったりと展開を進めてきました。今後も開発一同,よりよいゲームにするために皆さまとコミュニケーションを取る努力を続けていきます。皆さんこれからもBLUE PROTOCOLをよろしくお願いいたします」と本日の感想が述べられた。
サービスインから数えて,約3か月。家庭用ゲーム機版もめどが立ち,初めてのストーリーアップデートも控えているブルプロは,これからさらに加速していってくれることだろう。
4Gamer「東京ゲームショウ2023」記事一覧
「ブルプロ通信 #12 TGS出張版」YouTube
4章「CROSS THE SWORDS FOR」特設サイト
「BLUE PROTOCOL」公式サイト
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