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「プロセカ」,Leo/need(レオニ)のきらめきがダイレクトに感じられたコネクトライブ「Leo/need 1st SPARKLE」レポート
「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」公式サイト
「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ダウンロードページ
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ユニット単体としてはVivid BAD SQUAD,MORE MORE JUMP!に続く,3ユニット目となるLeo/needのコネクトライブ。ゲーム内で開催されるバーチャルライブを進化させ,楽曲をフルバージョンで披露するだけでなく,ステージ演出も豪華になっている。キャラクターの動作やトークなども公演ごとに異なり,ユーザーが公演中に送ったメッセージにステージ上のキャラクター達が反応してくれるため,まさに“つながる”ライブが体験できるのだ。
レオニの想いが受け取れた胸熱のステージ
開演を待つ会場はざわつく音声や無数のアバター,光るペンライトにより,実際のライブと似たような感覚がある。
そんな中,開演前のアナウンスにはレオニの面々(星乃一歌,天馬咲希,望月穂波,日野森志歩),鏡音リン,鏡音レンが登場。定番のお約束ごとをアナウンスしながらも,はしゃぐリン,それをたしなめるレンの会話はとても微笑ましかった。
定刻になると,会場が一気に明るくなりメンバーが姿を見せた。前奏曲を披露し,バンドらしく自己紹介をするかのようにソロ演奏を行っていく。ソロ演奏時はそれぞれのメンバーカラーとユニットカラーが混ざったライティングによるステージ演出が印象的で,モニターにはメンバーの映像が映し出されていた。
その流れのまま,1曲目の「Peaky Peaky」に突入。圧倒的なインパクトを放つと,会場のファンを力強くレオニのステージに引き込んでいく。
曲が終わると,KAITOに替わって初音ミクがステージに現れる。休む間もなく,望月穂波が2曲目の「霽れを待つ」を宣言すると会場が白く光り,次の瞬間には全員の衣装がチェンジ。会場のモニターと天井には曇った空が一気に広がり,光を雨のように降らせる演出も曲に合っていた。
「霽れを待つ」の演奏が終了すると,ここで一息。KAITOをステージに呼び込み,あらためて挨拶をすると,会場のファンから送られたメッセージに応えていく。トーク中もメンバー全員,まめに会場へ手を振っていたり,円形ステージを移動していたりして,ファンサービスをしてくれていたのが印象的だった。
また,“ちょっとした遊び”として「曲名当てゲーム」も行われた。その名の通り,曲の一部分を聴いてタイトルを当てるというシンプルなゲームだが,難度は「激ムズ」と「簡単」の2種類。会場のファンがペンライトの色(赤か青)で,挑戦したい難度を決めた。
アンケートの集計結果を待つ間には,天馬咲希の提案により「会場のファンに写真を撮ってもらう」ことに。コネクトライブはスクリーンショットの撮影が許可されているため,こうしたアプローチも面白い。
お題は「カッコいいポーズ」。ほかのメンバーは驚いていたが,各々が思うカッコいいポーズを披露し,恥ずかしがりながら譲り合う場面もあり,メンバーの個性があふれ出ていた。
MCパートが終わると,ステージに巡音ルカが登場。3曲目は優しく寄り添い,背中をそっと押してくれるような「オーダーメイド」だ。披露する前には曲に対する想いを語る一幕もあり,なかでも星乃一歌のメッセージは歌声を通してファンにもしっかり届いただろう。
しっとりとした「オーダーメイド」のあとは,再び初音ミクの登場だ。巡音ルカに「可愛い後輩」と言われて,少し照れ隠しで怒っていたミクだったが,しっかりとバトンを受け取った。
4曲目の「てらてら」は事前にクラップの練習を行うと,そのまま演奏に突入。アップテンポでノリのいい「てらてら」は,ファンのメッセージでも喜びの声が多く見られた。
ここでライブ本編は終了したが,もちろん「アンコール」が沸き起こる。初音ミクに促され,再びステージに登場したレオニが披露したのは「天ノ弱」。歴史というにはまだ浅いかもしれないが,レオニの歴史に重なる部分もある詞と,メンバーの歌声が心に響くロックナンバーだ。
アンコール2曲目の「快晴」では,MEIKOが一緒に演奏してくれた。先ほどまでの雨が止むと,会場に漂う光の粒によって星空のようにも見えるのが神秘的だ。そうかと思うと,落ちサビでは天井に飛行機雲が現れ,レオニの曲と歌声が晴れ渡る大空に広がっていった。
演奏が終わると,一歌がレオニの過去を少しだけ振り返り,これからのレオニに対する想いを語る。それに応えるように,メンバーも自らの気持ちを言葉にしていった。
正真正銘,最後の曲として披露したのは,レオニの原点とも言える大切で大事な「needLe」。ライブを通じて,最初から最後まで自分たちの想いとファンへの感謝を伝えていたレオニだったが,ファンの立場からも感謝したくなるほど素晴らしいステージを見せてくれた。
ユニットのストーリーでは重大な決断をして,夢を叶えるための一歩を踏み出したレオニ。これからどのような道を歩んでいくのか,より楽しみになった。
今回のコネクトライブは“バンド演奏”だったことから,大きな動きやダンスはなかったが,天井や床,モニター,そして空間全体の演出により,会場の一体感を生み出していた。さまざまな面でクオリティを上げていくコネクトライブには,さらなる可能性が感じられる。次回の開催にも期待したい。
■セットリスト■1:Peaky Peaky
作詞・作曲:みきとP
歌唱:星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・KAITO
2:霽れを待つ
作詞・作曲:Orangestar
歌唱:星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・初音ミク
3:オーダーメイド
作詞・作曲:傘村トータ(LIVE LAB.)
歌唱:星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・巡音ルカ
4:てらてら
作詞・作曲:和田たけあき
歌唱:星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・初音ミク
<アンコール>
5:天ノ弱
作詞・作曲:164
歌唱:星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩
6:快晴
作詞・作曲:Orangestar
歌唱:星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・MEIKO
7:needLe
作詞・作曲:DECO*27
歌唱:星乃一歌・天馬咲希・望月穂波・日野森志歩・初音ミク
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