連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第591回「マフィア梶田から読者の皆さまへ,大切なお知らせ」の続きです
さまざまな偉人のパーツを組み合わせ,オリジナルの偉人を作り出して戦わせる大問題作。細かいルールなんてどうでもよくなるくらい,理屈抜きで笑える動画となっております。ぜひご覧ください。
また,つい昨日には「ファイナルファンタジーXI」20周年の新作グッズを動画で紹介。ずいぶんと挑戦的な商品が多いのですが,中村さんがプレイしていた当時の思い出を交えつつ解説してくれるので,欲しくなること間違いなし。おまけ動画まで盛り上がりすぎて,なんと本編に匹敵する20分超えとなっております。かなり丁寧に解説しておりますので,ゲームをプレイしていなくとも楽しめますよ。
「RADIO 4Gamer Tap(仮)」の第206回では,Blizzard Entertainmentの「オーバーウォッチ 2」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch / PC)を特集。ゲストとしてインフルエンサー・ストリーマーのTQQ999氏をお招きし,ゲームの魅力を解説していただきつつ実際にプレイしてきました。
自分は前作「オーバーウォッチ」のプレイ経験がなく,今回はじめて触れましたが想像していたよりもずっと遊びやすいFPSという印象です。個人的な嗜好としては現実世界の延長で実在兵器が登場するようなFPSを多くプレイしてきたのですが,本作はその点で言うなら対極に位置するSF・ファンタジー寄りの世界観ですね。
銃器以外の特殊能力を駆使したり銃撃戦の最中に体力がモリモリと回復するタイプのFPSにはちょっと苦手意識があったのですが,悔しいことに(?)本作はめちゃくちゃ面白かったです。初心者なのに野良対戦でストレスより楽しさが勝るあたり,ゲームのテンポとバランスがいいんでしょうね……番組だということを忘れてすっかり没入してしまうくらいには快適な遊び心地でした。
なにより,ロードホッグのようなキャラクターを入れてくるゲームはマフィア梶田基準で神ゲー確定なので。盛大にオススメしたく思います!
「オーバーウォッチ 2」公式サイト
前回,本連載が2023年の3月17日に更新予定の第600回をもって最終回を迎えるということを読者の皆さまにお知らせ致しました。それから記事への感想と終了を惜しむ声が数多く寄せられておりまして,そのありがたさを噛みしめております。
マフィア梶田の二次元が来い!:第590回「マフィア梶田から読者の皆さまへ,大切なお知らせです」
ライター,マフィア梶田がお送りする連載「マフィア梶田の二次元が来い!」。今回は,LiTMUSとAimingが2022年冬のリリース予定で共同開発中の「脱獄ごっこPRO」をプレイした「RADIO 4Gamer Tap(仮)」第205回のアーカイブをご紹介。また,本連載の今後についてのお知らせがあります。
さて,前回の記事で連載終了に至る経緯を説明させていただきましたが,どのような気持ちで12年続いたライフワークとも言える連載を閉じる決心をしたのか……まだまだ伝えきれてはいないんですよね。
ただ,今回のことは自分と向き合う良い機会にもなったんですよ。過去にも繰り返し話題にしたのでもうウンザリかもしれませんが,この業界において「マフィア梶田」は何者なのか,という実に中二病じみた自問自答です。35歳にもなるというのに……いや,35歳になったからこそ明確な答えを出すべき時期がやってきたんでしょうね。
言うまでもないことですが,自分のルーツは「ゲームライター」です。ゲームのレビューや取材記事を手掛ける職業で,自分の場合はゲームをメインとしつつ,その他ジャンルも幅広く請け負っていたので,厳密にはゲームに限定されない「フリーライター」だったのだと思います。
映像出演の業務が多忙を極め,気が付けばライターの仕事と呼べるのは,この連載くらい。そんな状況になっても,意地で自分はライターという肩書を守り続けてきました。それくらい,大事なものだったんですよね。
そもそも自分がライターを志したのは,憧れだった「オタクの世界」で自分にも唯一できるかもしれないと思えたのが「文章を書くこと」だったからです。元来,会話で他人と関係を構築するのが苦手でして,作文やメールといった文章の方が自分の考えや気持ちを整理して正しく伝えられるタイプの人間だったんですよ。
きっかけはラジオへの出演でしたが,ライターで培った表現力がなければトークを評価されることはなかったでしょうし,アウトプットの方法が違うだけで必要とされる“伝達力”はライターの仕事と共通していたのが自分にとっての幸運でした。
そういったさまざまな“力”はライターとして活動する過程で培われたものだと胸を張って断言できますし,こんな自分に目をかけてくださり,ラジオの世界に引き込んでくれた声優の杉田智和さんも「ライターのマフィア梶田」を大事にしてくれていました。常々「ライターとしての梶田くんを信頼している」と言ってくれていたのは今でも誇らしく,忘れがたい思い出です。
ラジオや動画の仕事なんて,一時の物珍しさで増えているだけ。1〜2年もすれば綺麗サッパリ無くなるだろう……と,自分に言い聞かせていたあの頃から,気が付けばそのままアッチコッチと働き続けて10年弱。ずいぶんと時間がかかりましたが,さすがにもうコレが自分の仕事なんだと。求められている役割なんだと,自覚するに至りました。
原点に立ち返れば,そもそも自分が高校生の頃に抱いた目標は「オタクの世界で生きること」でした。そのうえで当時は武器になるものが文章力しかなかったからこそ,ライターの道に進んだわけです。気が付けば戦士から魔法戦士に分岐するが如くジョブチェンジしていましたが……オタク業界という理想郷から求められる役割がなんであれ,今自分がしていることが,自分の果たすべき仕事なのです。
ライターだろうが,タレントだろうが,そのほかなんでも。何者もクソも,もはや「マフィア梶田はマフィア梶田としか説明しようがない」と開き直るしかありませんわな。
ずいぶん長々と語ってしまいましたが,結論。連載終了をきっかけに,自分の役割から目を逸らすのをやめることにしました。少なくとも,今のマフィア梶田に求められているのは原稿ではない。変わり続けるオタク業界で,その時々に求められる役割に順応していくこと。それが説明困難な“マフィア梶田”という仕事を続けていく唯一の方法なんだと思います。
それにキャリアのスタートがライターにあることは純然たる事実ですし,タレント業にもライターのスキルを応用しているわけですから,今後もライターという肩書は外さないつもりです。……いまさらプロフィールを刷新しても,余計な混乱を招くだけですしね。
ここまで読んでくれた人がどれだけいるのか……ちょっと不安になりますが,長らく応援してくださった読者の皆さまには包み隠さず考えを伝えるべきだと思いましたので。前回も合わせればかなりの長文になってしまったこと,笑ってお許しいただけますと幸いです。
マフィア梶田の文章に触れる機会はしばらく減ってしまうかもしれませんが,需要がある限りはどんな形であれオタク業界に出没する謎の怪人であり続けたいと思っています。どうか,変わらぬ応援をいただけますと幸いです!
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