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舞台は実在する幽霊屋敷。音をテーマにしたサバイバルホラー「Maid of Sker」の最新トレイラーが公開
6月14日に開催された「Future Games Show 2020」で発表された「Maid of Sker」は,イギリス西部のウェールズ地方に実在し,数々の伝承を残す幽霊屋敷“スケ―・ハウス”が舞台となっている。1898年にホテルとして経営されていたこの屋敷にやってきた男性が体験する恐怖のストーリーとなっており,麻袋のようなものを被っているモンスター“もの言わざる者たち”(Quiet Ones)に掴まらないように,この屋敷を逃げ惑うことになるという,「Amnesia: The Dark Descent」(PC / Mac)や「Outlast」のようなゲームシステムになっている。
スケ―・ハウスの伝承は,1872年に上梓された小説「The Maid of Sker」にも描かれているように,18世紀初頭にこの屋敷に住んでいたエリザベス・ウィリアムの幽霊にまつわるものだ。エリザベスは階級の違いから恋に落ちた男性と結婚することが許されず,駆け落ちを防ぐために屋敷に閉じ込められていたとされる。もっとも,この地にはさまざまな屋敷が900年も前から存在していたとされ,ほかにも人さらいの海賊など,怪奇伝説には事欠かないようだ。
もの言わざる者たちは音にだけに反応するようで,今回のトレイラーでは彼らが近くにいるときに口を押さえるようなポーズを取ることで,「音を出していない状態」になり,彼らをやり過ごしたり,その真後ろを通り過ぎたりできるようだ。また,音に敏感という彼らの特徴を利用して,何らかの音波を発するデバイスをクラフティングし,彼らを一時的にパニックに陥れることができることが映像で見て取れる。
公開されているSteamストアページ(リンク)によると,「Maid of Sker」は日本語にも対応し,4K解像度のグラフィックスもサポートしているとのこと。ウェールズの怪奇伝説はあまり馴染みがないという人が多いかもしれないが,この夏に背筋が凍り付くようなゲーム体験を味わってみるのも良いだろう。
「Maid of Sker」公式サイト
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