プレイレポート
「Pokémon UNITE」のマンムーは,相手を捕まえるのが得意なディフェンス型ポケモン。強力な行動妨害で相手の勢いを止めよう
ディフェンス型であるマンムーは,立派なキバや巨体を活かしたわざを持っているポケモンとなる。カメックスに続き2連続でディフェンス型の新ポケモンが実装されるのは少し意外ではあったが,個性はカメックスとはまったく異なっている。さっそく,実装されたマンムーの使用感を見ていこう。
「Pokémon UNITE」公式サイト
マンムーはディフェンス,近接型のポケモンだ。とくに行動阻害に優れていて,相手に集団戦を仕掛けるのが得意なポケモンといえる。ディフェンス型なので,野生ポケモンを倒すのは少し遅く,レーンは上か下のどちらかになるだろう。
試合ではウリムーから始まり,レベル6でイノムーに進化,レベル10でマンムーに進化する。3進化ポケモンの中でも進化が遅いほうなので,しっかりとレベルを上げていかないと活躍しづらいだろう。
ウリムーが最初に覚えるわざは「こおりのつぶて」と「たいあたり」だ。
こおりのつぶては指定した場所に3回攻撃するわざで,当たった相手の移動速度を下げる効果があり,3回すべて当てるとこおり状態にできる。
たいあたりは指定した方向へ突進し,当たった相手を上にふきとばせる。序盤は耐久力が高いわけではないので,相手に突進するときはタイミングを見計らっていこう。
レベル6になるとウリムーがイノムーに進化し,こおりのつぶてが「つららおとし」か「こおりのキバ」に派生する。
つららおとしはわざの説明がとても長いが,こおりのつぶてと同様,指定した場所に攻撃して移動速度を下げる効果を持つ。ただし最後の攻撃はダメージが強化され,さらに氷の柱を生成するようになる。
この氷の柱はわざや強化攻撃によって破壊できるのだが,破壊したとき周りに相手のポケモンがいると,ダメージを与えてこおり状態にできる。また破壊するときのわざがたいあたり,またはたいあたりの派生である「10まんばりき」だった場合,味方ポケモンの移動速度を上げるフィールドが生成される。カジリガメやサンダーでの戦いなど,乱戦時にはとくにありがたい効果といえるだろう。
もう1つの派生のこおりのキバは,分かりやすく相手のポケモンを捕まえるわざだ。わざが当たった敵を掴んで,後ろや前に叩きつけることができる。
拘束時間も長くとても強力なわざなのだが,範囲がそれほど広くないためしっかりと接近してから使おう。また,叩きつけるときに範囲内の相手ポケモンをこおり状態にすることができるので,集団戦のときは味方のほうに叩きつけるのではなく,相手の集団に叩きつけるのもいい選択になる。
レベル8になると,たいあたりが「10まんばりき」か「じしん」に派生する。
10まんばりきは指定した方向へ突進して相手ポケモンをつきとばし,その後にさらに攻撃して行動できなくするわざだ。途中でキャンセルができないところは使い勝手が悪いが,長距離を移動しつつ行動妨害もできるので,攻めでも逃げでも有用だろう。
またレベル14になると突進するスピードが上がり,行動妨害の時間も増えるため性能が目に見えて変わってくる。試合が順調なときは,意識してレベルを14まで上げてみてもいいかもしれない。
じしんは説明が短いことからも分かるとおりシンプルで使いやすいわざだ。指定した場所に跳んでいき,着地のときに範囲内の相手にダメージとひっぱりの効果を与える。10まんばりきほどの射程距離はないが,代わりに壁を越えることができる。
ただ説明文からは分からないが,跳んで着地するまでに時間がかかるため,ムーブ系のわざやだっしゅつボタンで回避されることも多かった。とくにスピードタイプのポケモンに対しては使うタイミングを見計らう必要があるだろう。
ユナイトわざは「どっすんプレス」で,マンムーに進化するレベル10で覚えられる。妨害効果を受けない状態になり,地面を踏みならして周囲にダメージを与えるわざだ。最後の1回の踏みつけにはふきとばしもついていて,どっすんプレスを使用中も自身は動けるというのが強力な点だろう。
発動後の移動で,最後の1回を多くの相手ポケモンに当てたいところだ。
とくせいは「あついしぼう」で,ダメージを与えるたびに防御と特防が少しの間上がる。こおりのつぶてやつららおとしといった,遠くからダメージを与えられるわざを覚えていれば,相手の集団に飛び込む前から防御と特防を上げることができる。
また,こおりのつぶて,つららおとし,こおりのキバのあとの通常攻撃が強化され,相手のポケモンのゴール速度を下げるというおまけも付いてくる。ディフェンス型としては,とても嬉しいとくせいだ。
マンムーは前線で集団戦を仕掛けたり,一人で行動している相手を捕まえるのに向いたわざを持っている。立ち回りもそれに合わせたものにすべきだろう。
使っていて感じたのは,序盤にしっかりとレベルを上げられるかどうかが,活躍できるかどうかに大きく影響するということだろうか。これはウリムーがイノムーに進化するレベル6,イノムーがマンムーに進化するレベル10の前後で,集団戦に発展しやすいカジリガメが出現することに由来している。なので,これに間に合せられるかがマンムーを扱ううえでの課題になるだろう。
マンムーは,前回実装されたダメージが出せるディフェンス型のカメックスとはまた違い,チームのために先陣を切り,しぶとく戦い続ける,これぞディフェンス型! というようなポケモンだ。
また,わざの派生に弱いものがなく,味方や相手のチームの構成に応じてわざを選択できるのがとくに面白いと感じられた。ディフェンス型をよく使っていて,柔軟なプレイスタイルを好むトレーナーは,ぜひマンムーを使ってみてほしい。きっとお気に入りのポケモンになるはずだ。
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