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ローポリキャラのクライムアクション「Poly Gangs」と,ヒキガエルにされた主人公のアドベンチャー「Lord BullFrog」の開発がアナウンス
「Poly Gangs」は,1980年代を思わせるアメリカの架空都市“ローポリス”において,ギャングのリーダーとして成り上がっていく主人公を描いたクライムアクションゲームだ。市街地での銃撃戦やカーチェイス,さらには暗殺のためのステルス型アクティビティも用意されている。地元の企業を恐喝したり,違法なものを密輸したり,強盗から委託殺人を受けたりといったさまざまなミッションがあり,高圧的な警察は有無も言わさずに銃器を向けてくるという。
この街には複数のギャングが存在し,イタリア系やアイリッシュ系はもちろん,中国,メキシコ,ロシア,そしてユダヤ系といった組織が乱立している。プレイヤーは,そのいずれかに帰属して抗争を繰り広げ,自分のグループを徐々に大きくしていくことになるが,部下の中には警察の潜入捜査員や,ほかのギャングのスパイがいることもあるなど,なかなか一筋縄にはいきそうにない。
公開されているトレイラーからは,ローポリゴンの味のあるグラフィックスながらも,陰影表現やパーティクル効果など使われていることが分かる。仲間に引き入れたキャラクターたちを育てていくというゲームプレイなど,じっくりと楽しめる作品に仕上がることを期待したい。
もう一方の「Lord BullFrog」は,「UnrealEngine 4.0」が使用されており,ヌルッとしたテクスチャーが興味を引く作品で,ヨーロッパ列強が新大陸を発見したばかりの時代をファンタジー化させたユニークなアクションRPGになっている。
プレイヤーは,これまでドラゴンやトロールなどと戦ってきた名うての騎士「ブルフロッグ侯」で,あるとき魔導士に負け,その姿をヒキガエルに変えられてしまう。そのことからヨーロッパ社会に住み続けるのが難しくなり,南アフリカ風の新大陸でジャングルや古代遺跡を彷徨いつつ,元の姿に戻るための秘密を求めて旅を続けていくことになるという。
ヒキガエルにされてしまったため,移動するのもぴょんぴょんと飛び跳ねていく様子が実にコミカルだが,槍などの武器を手にしてジャングルに住むモンスターたちと戦ったり,原住民のシャーマンたちから魔法を習得したりすることによって,さまざまなスペルも利用できるようになるようだ。探索や研究開発,そしてパズルなどの要素が詰まった,ユニークなスタイルのRPGになることに期待しておこう。
Steamの「Poly Gangs」配信ページ
Steamの「Lord BullFrog」配信ページ
「MeanAstronauts」公式サイト
- 関連タイトル:
Poly Gangs
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Lord BullFrog
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