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ホームレスたちが主人公の「Garbage」が6月4日にリリース。格闘ゲームとマネジメント要素を組み合わせた一風変わったシミュレータ
Steamの「Garbage」無料プロローグ版配信ページ
Steamの「Garbage」ストアページ
2018年からたった3人のメンバーで開発が行われてきたという「Garbage」は,プレイヤーがホームレスの一団に,食料やゴミを集めさせるだけでなく,それぞれの特性を上手く利用して筋トレやスキルを習得させ,ほかのホームレス集団と縄張り争いをしていくという,格闘ゲームに育成や資源獲得といったマネジメント要素を加えたシミュレーションゲームだ。戦いは,1対1のタイマンもあれば,グループによる乱闘も繰り広げられるが,こうした戦闘はすべて,それまでの育成で習得した能力やスキルによって,自動的に行われるというシステムになっている。
ホームレスたちは派手な生活を求めはしないものの,体を鍛えて戦闘能力を上げ,35種類以上も用意されている特殊スキルを,それぞれのキャラクターの特性に合わせて加えていく。しっかりと食事を与えたり,たまにシャワーも浴びせてあげることも重要で,街で拾ってきた古着で見た目を変えたり,木材で強固な住居を建設することで敵の襲来に備えたりといったようなカスタマイズ要素は豊富なようだ。
“ガーベッジ”という名前のスラムだらけの街は,30以上のエリアからなる5つの地区に分かれており,ライバルのホームレス集団だけでなく,ギャングや悪ガキ,カルト宗教を押し付けようとする宗教関係者なども存在するという。また,自分の勢力を徐々に広げていき,新しいホームレスを仲間にし,そのコミュニティの中で適応される独自の社会ルールを設定していくといったことも可能なような。
Steamストアページ(リンク)の情報によると,インタフェースとテキストが日本語化される予定だ。また,プロローグ版となる「Garbage: Hobo Prophecy」が無料公開(リンク)されている。少し不謹慎な設定ではあるが,ユニークなゲームシステムを持つ「Garbage」が気になる人は,まずはプロローグ版を遊んでみるといいだろう。
「Garbage」公式サイト
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