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「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場
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印刷2022/06/01 16:00

プレイレポート

「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 スクウェア・エニックスが配信中のスマホ向けアクションゲーム「FINAL FANTASY VII THE FIRST SOLDIER」iOS / Android)で,2022年6月2日に“シーズン3”が開幕する。

画像集#001のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 シーズン3では目玉の新マップ「ミッドガル[市街地]」をはじめ,新スタイル「マシーナリー」,新マテリア「ウォータ」,新武器「サーペントランチャー」「デュアルホイール」に加え,攻撃面や防御面をバフする各種アクセサリー類も新規で実装される。

 今回はシーズン3の開幕に先駆けて,「ミッドガル[市街地]」で新要素を体験してきたので,そこで判明した情報をお伝えしよう。

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「マシーナリー」はガジェット使い!
乗り物で街中を駆け抜けよう!


 新マップ「ミッドガル[市街地]」はその名の通り,おもに街中が戦場となる。マップ内は街中央に建てられた「神羅ビル」も印象的だが,さまざまな箇所に建築物が立ち並んでいることで,屋内に隠れたり,閉所での遭遇戦が勃発したりと,戦いのおもむきも様変わりする。

画像集#002のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 市街地はミッドガルの上層プレートとあって落下判定(=死亡判定)のあるロケーションや,侵入したプレイヤーに持続的なダメージを与える「魔晄だまり」といったギミックも存在する。殴って落下させて倒す,追い込んで魔晄で仕留める,などの戦術も生まれそうである。

 ほかにも新モンスターとして「警備兵」「ガードハウンド」が出現する。警備兵は各所に複数人セットで現れ,銃器による遠距離攻撃を仕掛けてくる敵だ。ガードハウンドのほうは近接型のモンスターだが,警備兵よりも高いHPを持っているのが厄介であった。

 マップも含め,各エリアには「FINAL FANTASY VII REMAKE」をやったことのある人が「ここあったあった!」と,同作の印象的なシーンやボス戦を思い出す光景がいくつも散らばっているので,まずは戦場の下見までに,市街地を観光してみるのもいいかもしれない。

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画像集#006のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 新スタイル「マシーナリー」は,ハンマーによる重い一撃を得意とする。実装時のアビリティは,乗り物を呼び出す「エアガジェット」,範囲内の敵が射撃不能となる「ジャミングガジェット」の2種類だ。

 他のスタイルと比べ,それぞれのアビリティがまったく異なる方向性のため,選択に応じてプレイヤーの個性も出やすい。

 まず「エアガジェット」は,発動者のみが搭乗できる乗り物で,車やバイクほどの速度は出ないが,いつでも乗り込める利便性がある。
 車体は時間経過に応じて耐久値が自動で減少していき,飛び降りるか,耐久値がなくなるかすると,範囲ダメージ付きの爆発とともに消滅する。自爆してしまうと手痛いが,もちろん攻撃用途にも転用できる。

画像集#007のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場
画像集#008のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 エアガジェットは移動のみならず,「ミサイル」を4発同時発射して攻撃することができ,搭乗したまま戦闘が可能だ。ミサイルは効果は控えめなものの追尾性も備えているので,当てやすい部類ではある。

 とはいえ,ダメージについては申し分ないものの,操作に慣れないうちは高速移動中の攻撃が難しい。エアガジェット自体,“デカい的”には違いないので,実際は「移動するか」「攻撃するか」をはっきり意識して切り分けていたほうが,そうそうの脱落も防げるだろう。

画像集#009のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 もう片方の「ジャミングガジェット」は投てき物で,設置範囲内のプレイヤーに持続ダメージを与えるエリアを展開できる。

 最大の特徴は“範囲内のプレイヤーは全員射撃できなくなる”ことで,エリア外からの射撃は一方的に通ることだ。これにより,敵チームを囲い込んで乱戦に持ち込む,敵チームに追わせて射撃不能エリアのトラップを仕掛けるなど,さまざまな戦術が考えられる。

 しかし,範囲内ダメージも射撃不能効果も敵味方問わず発揮されるため,ジャミングガジェット持ちは効果的な活用が問われそうだ。

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 いずれのアビリティも効果の消滅時,マシーナリーの周囲に“サポートギア”という光る球体を1個生成する(最大3個まで)。

 このサポートギアはマッチ前に選んだスキルに応じて,自動射撃やHP回復,自爆攻撃といった効果を発揮してくれる。

 つまりマシーナリーは,アビリティを回してサポートギアのスキル効果を活用する,といったサイクル型のプレイが推奨されそうだ。

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 新マテリア「ウォータ」は,相手をロックオンできる追尾弾だ。

 上方向あるいは左右方向にゆるやかな放物線を描いて着弾するので,遮蔽物に隠れた敵にも当てられる。その反面,射速はそこそこのため,走って回避している相手には当たらない弱みもある。

 しかし遮蔽物の向こう側もロックオンできるため,物陰を介した撃ち合いでもけん制しやすく,また「ロックサイトは移動中も有効で,相手が枠内にさえいればロックオンしてくれる」ことで,エイムの難しい絶妙な状況や距離感でも,展開さえしておけば追尾攻撃を放てる。

 少なめな消費MPに比例してダメージも抑えめではあるが,自動追尾弾というだけで存在価値があるのは確かなので,射撃が苦手な人や乱戦時に集中できないなどといった人は,まず試してみるといい。

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 新武器に関しては,二つの特徴的な銃器が追加された。

 まず「サーペントランチャー」は,弾数が武器依存で限られている代わりに(=弾薬がドロップしない),ヒット時に大ダメージを叩き出せるロケットランチャー型の武器だ。

 ダメージは直撃と誘爆とで差があるが,低レベルの相手に直接ヒットさせれば一撃必殺も狙える。なにより“乗り物を一発で破壊可能”なため,相手の動きを制限する一手にしやすい。

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 もう一つの「デュアルホイール」は,新たな弾薬「魔晄弾」を使用する,リロードを必要としないアサルトライフル型の武器だ。

 こちらは弾薬のリロードアクションがいらないため継続的に射撃しやすいが,一方でオーバーヒートゲージが設けられており,長時間撃ち続けると一定時間使用できないクールタイムが発生してしまう。
 射撃時のリコイルも少なくはないので,使用時は一定間隔の指切り(タップ撃ち)を意識するのが大切な武器である。

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 さらにデュアルホイールは,MPを2消費することで一定時間,弾丸が近距離で拡散する「ショットガンモード」に切り換わる。
 広範囲に弾丸が拡散するぶん,遠距離では効果が低いが,近距離ではアサルトライフル時を大きく超えるダメージを出せる。

 ただし,モード切替後は“3回発射するまでモードを戻せない”ので,モード変更のためだけに弾薬を無駄撃ちしたくないのなら,遠距離をカバーできるサブウェポンやマテリアを確保しておくといい。

画像集#016のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 このほか新アクセサリーも登場し,今回のテストプレイでは「イフリートベルト」「ドレインベルト」「ファイアリング」「ブリザドリング」「サンダーリング」を確認することができた。

 イフリートベルトは,ショットガンかサブマシンガンの装備時,敵プレイヤーを倒した場合に即時リロードが発生し,銃攻撃力が一定時間アップするというもの。ドレインベルトは,ライトマシンガン装備時,銃弾をヒットさせるたびにHPが一定量回復するというものだ。

 さらにファイアリングは,ファイアのダメージ半減。ブリザドリングは,ブリザドのダメージ半減+スロウ無効,サンダーリングは,サンダーのダメージ半減+フラッシュ無効化となる。
 ファイアリングだけ恩恵が少ないものの,ファイアの存在自体が一つ抜きん出て扱いやすいことを踏まえると,いいバランスと言える。

画像集#017のサムネイル/「FFVII THE FIRST SOLDIER」シーズン3を先行プレイ。ミッドガルの市街地戦マップや,新スタイル“マシーナリー”が登場

 以上が,FF7FSのシーズン3開幕時に実装される新要素だ。

 戦い方が変わる新マップはもとより,新たなスタイル,マテリア,武器,アクセサリーによって,駆け引きにも奥行きが出ている。
 また,ロケーション自体がFF7Rでも印象的な場所のため,まずは思い出めぐりをしてから,市街地戦の醍醐味に没入してほしい。

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