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【PR】人生に必要なことはだいたいコーエー三國志で学んだワイ(山本一郎)が歩む「三國志 真戦」
いやはや,今でこそ“箱庭ゲー”というのは一大ジャンルになっておるわけですけれども。ひとりの武将,あるいは勢力を率いる君主として戦乱の地で生まれ変わっちゃって,広大すぎんだろってなくらいの中国大陸を旅するゲームなんてのは,光栄(現コーエーテクモゲームス)の「信長の野望」や「三國志」が完全なる先駆者だったわけですよ。
とくに,なにがいいって「三國志13」ね。私は650時間ちょっとしかプレイできていませんが,殺伐とした後漢末期の中国大陸で,部下を養い,戦友となる武将たちと肩を並べて大義や出世のために戦い抜き,家に帰れば嫁さんがいてムフフな子づくりまでやってのける。
そういう男たちのロマンの結晶を味わえるのが「三國志」でありまして,ひいては三國志フランチャイズのよさなんですよね。
好きな武将になりきって天下に覇業を成すもよし。ぼんくら武将としてヒィヒィしながらセコセコと言われた仕事をこなし,ちょっとずつ蓄財して,体や脳も鍛えつつ,能力的にはたいしたことないけど位人臣を極めて(※)えっらそうなポジションに座るのもまたよし。
そうしていると後々に「あいつ,無能なくせに大将軍になりやがって」と,画面の向こうの皆さんから後ろ指をさされる一生を送ることになるんだ。おいやめろ。やめてくれ。
※臣下として最高の地位につく,の意
そんな三國志フランチャイズの1作,世界中で超人気なQookka Entertainmentのスマホ向けシミュレーションゲーム「三國志 真戦」(iOS / Android)が,ついに日本でサービスインしました。
私も大衆の例にもれず,ジャブジャブ廃課金の激烈アクティブな皆さまに囲まれつつ,目下クッソ忙しいんですが,ゆるゆると楽しませていただいておりますです。
そして今回は「真戦のガイド記事」として,すでにたくさんサーバーが立っているものの,ゲーム序盤から中盤にかけての体験や攻略,また三国志の味わい深い名将たちの紹介文も添えつつ,微課金の皆さんもしっかり課金のあいつらもご満足いただける記事を作ってみましたぞ!
また,ここで書くことではないでしょうが,原稿の締め切りを大幅に超過してしまいました(編注:まったくです)。リアルがクソ忙しかったんですよ(編注:存じてます)。Qookka Entertainmentの皆さま,それとコーエーテクモゲームスの皆さま,ついでに4Gamer編集部のやつら,大変申し訳ございませんでした(編注:重ねて申し訳ありませんでした)。
心より深くお詫び申し上げます。
キャラクターの作成中,爺さんにきかれた
「なあ自分。なにしにここに来たん?」
なんて存分に謝罪したもんならこっちのもんで,いざ本題へ。
突入するサーバーを決めて,いざ真戦の世界に突入だ!
といったところで見覚えのある桃園にとおされ,賢者風のいかにもな爺さんから「自分,この世界でなに目指すん?」新卒の就活さながらの動機を強要されました。ブラック企業の圧迫面接でしょうか?
うーんと,三国時代。それすなわち戦乱の世。激動と混乱の渦中でさまざまな男たちが生きた物語。それこそが三国志の魅力でございますから,ここは心中を穏やかに,なにを目指すべきかと己に問う。
皆殺し? 泥棒? おのおの沈思黙考で決断しましょう。
それはさておき,チュートリアル開始とともに「諸葛亮」大先生がゲームの進め方を丁寧に解説してくださいます。いやー,ワイはどこでもモヒカン蛮族を率いて身の回りのお城を手当たり次第に割っていきたい人間なんですが,そんなに優しく接してくださってよろしいので?
んじゃま,さっそくゲームスタート。関平さん,孫乾さん,全琮さんといったむさ苦しい部下たちが初期武将としてやってきます。彼らも優れた武将なので国を切り盛りすることはできますが,さすがにやりたいことをすべてこなすには数も質も到底足りません。
とゆうわけでガチャしましょ,ガチャ。
このゲーム,初動は武将資産が手厚いほど成長も早く,軍も強くしやすいです。まあ当たり前ですね。なかなかこない★5武将を株価を見つめるような顔で待ちわびるか,手ごろな★3〜4武将の妥協の軍を半泣きでこさえるか。そこはおまえらのその日の運に任せやしょうぞ。
序盤から中盤にかけて,俺らはなにを目指すべき?
日本版は先行してサービスインされている海外版とほぼ同じ仕様になっています。最初のシーズン1で,★5武将をダバダバに駆使して全部隊キラッキラ武将だけで埋めるのはリソース的に大変なので,おのおの「なにを捨て,なにを目指すか」の方針が大事になります。
ただし,そこそこ課金したプレイヤーの軍というのは彼らにとっての二軍や三軍が出てきても,当方主力が大苦戦するというバランスになります。もちろん村ゲーの慣例にならい,戦況を覆す方法は多種多様。
“相手が強いなら,こっちは数でボコる”を筆頭に,部隊遠征中の行動回数制限を狙う“クソ部隊を数回ぶつけてでくの坊にする”などの小細工もたくさんあります。そういうとこが人気の秘訣なんでしょう。
しかしです。プレイングの労力は村ゲー思考や張りつき時間で左右されてしまうので,本稿ではそこまで課金しなくても楽しめる方法,つまるところ「そんなに勝てなくても,低コスト武将の運用で相手を削る,強者に煙たがられるプレイング」をお教えしましょう。
■序盤の極意その1
「初心者期間48時間中にできること全部やる」
ゲーム開始後にカウントダウンがはじまる,初心者保護を目的とした期間“フォーティーエイト(48時間)”中は,まず「レベル5の資源地」に攻め込んで占領できる部隊の用意,そのための最優先である閲兵台の作成,さらに君主殿(本城)レベル7の建設を済ますのが理想です。
とくに閲兵台はレベル上昇に応じて,1部隊の編制に組み込める武将が“2人から3人に増加する”という超重要施設ですので,少なくとも2日目までに建設できるようにしましょう。男の約束だぞ。
ただし,これはある程度ゲーム継続を決め打ちし,多少なりともお金を投じるつもりのプレイヤーの場合です。「気楽に触るよー」という人は,上記を指標にしつつも,まずはゲームの世界や楽しみ方を学びながら堪能するのがオススメです。楽しまなきゃ本末転倒ですしねえ。
それと,中盤から頭を悩ませるのが「部隊の武将のとっかえひっかえ」です。序盤にかき集めた武将をどのように編制するか,戦争の肝である武将固有のスキル「戦法」をどの武将で,どう組み合わせるか。
それらをなんとなくでも察しておくと,あとにつながります。
ついでに序盤の★5武将は大変貴重ですが,メインクエスト「任務」には大変痛いミッション「覚醒せよ」が存在します。
覚醒は武将の強化システムで,それをするには同レアの武将2体を消費し,戦法レベルを10にしなければならず,貴重なゲーム内通貨「銅貨」も使うことになります。とはいえ,クリアしないことには次のメインクエストに進めず,おいしい報酬も諦めざるを得なくなる。
★5武将×2体を潰し,将来の主力としての望みを賭けるか。クエスト消化を優先するべく★3〜4で濁すか。各自の悩みどころです。
理解しきれていないうちは,★3〜4の覚醒が無難ですかね。
なお,手に入ったら劉備か劉備,または劉備,もしくは劉備など,シーズンをまたいで長く使える有望な★5 劉備などの覚醒を目指せば,そこまで間違いはないかと思います。劉備か劉備を引ければの話ですが。
とはいえ,当たらなければ★5武将の底上げはむつかしいので,高レベル資源地を取れる編制さえできればよしとし,★4武将を主力とするのが丸いです。ワイらのリアル人生のようにねっ。
んで,初心者期間中はコストがかからなかったのに,それが終わると部隊内の武将を入れ替えるごとに,部隊配備した兵隊さんが解雇され,資源も8割しかバックされず,雇い直さなければならなくなります。
だからそれ以降は気楽に武将入れ替えとはいかないので,あらかじめ戦法の感触を学び,編制勘を養っておくといいわけです。
また,行動時に消費する体力も8から15になり,夜間は30になります。夜はおまえらもう寝ろとばかりの状態なので,「政庁→君主→閉城」を使い,運営さまのご厚意を抱きしめて寝るのが得策でしょう。
■序盤の極意その2
「君主殿(本城)レベル7で,早めに演舞場を建設」
ゲーム最序盤は諸葛亮みたいな人がクッソ偉そうにつまらないことを進言してきますが,初心者はやつが怒らない程度に聞き流しつつ,とりあえず本城にあたる「君主殿」をレベル7まで引き上げましょう。
けれど困ったことに,君主殿レベル7の建設には倉庫レベルが最低9は必要です。しかも,倉庫を1レベル上げるにも12時間はかかる始末。ひとくちに「本城をレベル7に」といっても,倉庫の拡張,本城用の資源収集,収集効率を高めるための高レベル資源地を落とせる部隊の育成など,全体を回すゲームサイクルが求められていきます。
1日中ゲームに張りつける課金兵なら効率よくこなせるでしょうけど,そうではない人からすると手順だけでも大変な話です。
とにもかくにも,力強い足腰を生み出すには豊富な資源確保が最優先。本城周辺のレベル4〜5資源地はあらかた占領し,1時間あたり木材,鉄鉱,石材がそれぞれ1万以上は算出できるようにしましょう。
そうして資源が増えるにつれ,もっとどんどん占領したくなり,ゆえに兵隊さんもほしくなっていきます。なので,徴兵速度や兵隊雇用数が向上する「徴兵所」のレベル上げも大切です。
最大効率をたたき出すなら,メインミッションをこなしながら,並行して周辺探索も行い,レベル20以上の武将3人部隊でスムーズに資源地を落としていく。序盤は資源と予備軍(部隊編制されていない,徴兵だけした余剰の兵隊さん)のバランス調整も気にかけましょう。
また徴兵には材木と鉄鉱が必要ですが,建設に必要な石材のたまり具合も忘れてはいけない。城内施設の充実も順次図るべきです。
なお,資源回収の切り札「屯田」は,1時間に1枚ずつ回復する重要なリソース「政策書」があふれそうなとき以外は,レベル4〜5の資源地を占領できるまで温存しておくのが望ましいかなあと。
周囲の蛮族と化したプレイヤーたちを蹴散らすにも政策書は必要ですし,相手兵種を強行偵察する“兵隊1人を率いたゴミ武将”を突っ込ませるにも1枚消費してしまうので,資源に余裕があるときか,政策書があふれるときか,いずれかの場合での実行が最善かと思います。
真上に書いていますが,重要な通貨「銅貨」を集めるには,支城をそうそうに建てましょう。逆に言えば,序盤で徴税しても貴重な金銖を無駄にしがちなので,早めに支城を立て,主城とあわせて民家レベル20にしてから,民の生活に重くのしかかる重税を課すのがよいです。
ぶっちゃけ支城が建てば銅貨も2倍。いろいろはかどりますよ。
銅貨がジャブジャブあることのメリットは,「探訪」ゴミガチャや「良将」ガチャをたくさん利用できることです。
そこで手に入れた武将はどんどん戦法ポイントに換えてしまい,主力武将の戦法レベルを10まで強める。これが戦乱を生きるカギです。
■序盤の極意その3
「使う武将は目星をつけて鍛え上げろ」
君主殿レベル7になれば「演舞場」を建てられます。すると貴重な銅貨と引き換えに,武将1人あたり経験値8万ほどを手早く調達できるようになります。したがって,手に入れたばかりの新武将も即戦力とばかりに前線に出しやすくなるのです。やっぱりブラック企業じゃないか。
しかしながら,ほとんどの初心者はそこまで拠点を開発する前に,不要不急な施設を建設してしまったりして,余計な時間がかかることでしょう。その場合でもリカバリーはいくらでもききますが,あらためて書きます。どんな状況であれ,最優先は資源。ゆえに必要なのは「手持ち武将で,どうやってレベル5程度の資源地を落とすか」です。
そこで使いこなすべきは「偵察」コマンドです。
偵察で敵戦力を調査し,有利な兵種で攻め込めば,相手の半分程度の兵隊数でもなんとか勝てます。とりわけ序盤の壁になるレベル4〜5の資源地は,木材,鉄鉱,石材,糧食ごとに1か所ずつ占領したいものですから,多少の犠牲は払ってでも確保するべきと存じます。
その場合,部隊に編制する武将は「兵種ランク」「速度」「戦法」に着目しましょう。例えば,★3/コスト4の「曹休」は見た目はさえない凡将ですが,速度60とまずまずあるうえに,一定確率で兵刃ダメージを上乗せできるステキ戦法「両断」を持っています。使えよなあ。
また序盤に仲間になる関平,ログイン2日目にもらえる龐徳も,使いこなそうとすると癖があるものの,ほかに有力武将がいなければ使わざるを得ませんので使いましょう。ベイスターズかよ。
彼らは手持ちの武将が充実してくればまとめて供養の対象となり,イケメンキラキラ武将の将来のための肥やしとするべきですが,そんなやつらでも序盤の立ち上がり戦力としてはかなり貴重なのです。
さて,「オレはこの武将たちといくぜ!」となったら,敵主力に当てる花形の第一部隊,敵を殲滅し損ねたときの追撃用の第二部隊,そして兵隊1人を連れて敵陣に突入し,「兄さんどんな編制してんねん」を確認するためだけに命を散らしてくれる第三部隊を用意しましょう。
偵察で相手兵種が分かったら,こちらは確実に有利な編制に組み直します。ここで「間違って不利な兵種にしちゃった,てへ」とかしたものならミッドウェー海戦並みの大惨事になるので慎重に。
しかしながら「どの武将をチョイスしていいかワカンナイ……」という質問を初心者がよくしてきます。本作はなにぶん三國志ベースですので,基本的に武将愛があればほぼ解決します。どんな武将でもレベルさえ上げ,適切な運用をすれば,力を十分に発揮してくれるのです。
ただ,人類平等のガチンコ戦場にはどうしても有利不利がありますし,中盤以降の対人戦では「どうせ負けるんだろうけど,せめて相手に損害を与えてやりたい」という胸が張り裂けそうになる立場に陥るのはまず間違いないので,ワイ将おすすめの武将も紹介しておきますよ!
◆「華雄」群雄勢/★5/コスト5
みんな大好き終身名誉ブタゴリラ将軍,俺たちの華雄が帰ってきた! 三国志では関羽の噛ませ犬として非業の最期を遂げた武人ながら,なかなかの速度,硬いブタゴリラ感を味わわせてくれるステキ戦法,穴のない手ごろな兵種特性と,使い勝手のいい武将に仕上がっております。使ってくれ。凸薄めでも序盤から終盤まで主将をがんばってくれるぞ。◆「楽進」曹魏勢/★5/コスト5
小柄なおっさんとして著名な曹魏きっての先陣役。なかなかの速度を持った名将なわりに,がんばって相手にいいダメージを与えたあとで弱体状態になるという意味不明な戦法がチャーミング。弱ってんじゃねえよ。状態異常を解除できる味方がいれば復帰可能ですし,「虚弱な敵将へのダメージ倍増」という,さらにワケ分からん戦法を持つ程昱がいない限りは問題ありませんが。ザ・無難。終盤まで魏軍の主力候補です。◆「馬謖」蜀漢勢/★4/コスト5
登山の人。最近ではあまりの首の硬さに諸葛亮がブチキレた小説の主人公としても名を上げる。馬謖のくせに,★4界ではトップクラスの速度と,他武将の計略ダメージ増加というサポート要員としては申し分ない戦法を引っ提げてきたため,一躍名将の仲間入り。兵種適性はうんこながら,脳筋武将だと手薄になりがちな弓兵Aとあり,地味に行き届いた存在なのも高ポインツ。もしも引けたら劉備や趙雲のおともに。◆「張燕」群雄勢/★4/コスト5
黒山賊という山賊出身のくせに,強くてわりかし長生きだった名将。まずまず速く,攻城戦に必要な兵器適性がAと,群雄のなかではまとまった能力を持つ。主力としては見劣りするが,強力な戦法と武力系パラメータの高成長でなぜか腐らない立場を築いています。うっかりすると皇甫嵩や田豊と一緒になって攻城部隊の一員になっていてもあんまり違和感を抱かないぐらい溶け込んでくれるのがまたいいんです。◆「張任」群雄勢/★4/コスト5
群雄が誇る適性Sの弓兵。なぜか袁紹や呂布の弓兵隊のおともとしてよく出没するが,「なぜおまえが?」と思われつつもあまり違和感はない。潤滑油みたいなヌル男。無難な戦法と能力値でしばらく先陣をあずけられるので,戦力充実までの弓要員として一線を任せられる良将。◆「丁奉」孫呉勢/★4/コスト5
孫呉の大都督,なのにどの三國志作品でも中堅武将扱いされてしまう悲しき丁奉,ここに見参。まあまあの速度と,相手の防御力を下げてからダメージを与えるという嫌らしい戦法が光る。バランスよく成長し,兵種の穴もなく,孫策や周瑜,太史慈といった主力に随伴して転戦するにももってこいの副将です。なお中国の皆さんには使われない,人気皆無のゴミ武将らしいです。私は扱いやすいと思うんですけどねえ。◆「曹休」曹魏勢/★3/コスト4
低レアとは思えないぐらい手堅い能力を備え,低レアゆえにたくさん出るのでランクアップし放題という,夢を数撃って叶える序盤戦用ザクとして重宝する。ランク上昇の恩恵をすべて速度にぶち込み,5割で発動する兵刃ダメージの上乗せ戦法をひたすら狙う仕事人。ぶっちゃけ★3とは思えないくらい強い。どこかで絶対に用済みになるけど,★3なので素材に戻しても痛くない。このリサイクル精神の尊さよ。◆「潘鳳」群雄勢/★3/コスト3
優秀なのに過小評価されている俺たちの一番星。最大ランクなら低レベルでもあっさりと速度100を超え,敵主力に大ダメージを与えたあと,自身は無防備になるというハイリスク戦法も兼ね備えた微課金のスター。大金星を挙げた対人戦のログを確認すると,だいたい大暴れしており,「潘鳳が思考停止で敵に突撃したんだろう」と推察できます。まさに打率一割台のホームラン王。一発屋ランス的な使い方をぜひどうぞ。◆「何進」群雄勢/★3/コスト3
人類みんなご存じ,後漢末期に政権中枢で楽しそうだった肉屋。地球全体に迷惑をかけた野郎が今,中国大陸によみがえる。攻撃・防御ともに初期値40.0と,凡将を超えた無能さはいっそイラつきますが,実はハイスピードがウリな暴走野郎です。さらにアクティブスキルはなんと「反撃」で,分解しても育ててもよしと至れり尽くせり。兵器適性もAのため,そもそも戦闘に巻き込まれないところでお手軽な攻城兵役もできます。いて損はないです。落城に追い込んだ相手に「何進隊に落城させられました」と同盟内に報告させる屈辱を与えられるのはコイツだけ!このように,ずっと日陰にいろよと申したい隠れ名将を組み合わせ,敵よりも早く動き,一方的に戦法を叩き込むことで,「勝てないかもだけど,相手に大ダメージだけは与える微課金戦術」に到達します。
このゲームの戦争のカギは,武将単体の強さより,1部隊に押し込む3人の武将が奏でる戦法ハーモニーですから。見た目も能力もゴミなやつらでも特技さえあれば一矢報いることができるのです。
他方,キラキラな高レア待遇にも関わらず,使い勝手の悪いクソ武将も存在します。例えば孫呉勢の創始者,★5「孫堅」。通称パパ。彼は課金やガチャでもらえる貴重な武将ですが,その戦法は敵に強い攻撃をする代わりに「挑発」し,敵の攻撃を集中させるというもの。
うっかり戦法を発動してしまったものなら,安定の袋だたきにされる孫堅パパ。おまえいったいなんで出てきたの? 説明しろよ。そんなんだから呂公に石を落とされて死ぬんだよ。反撃・回復の戦法を積む,他武将の介護ありきで運用するなどで活用はできそうですが,現状は敵主将が彼だったら,当方の二軍でも金星を挙げられるので大好きです。
さらに万夫不当にして天下無双の「呂布」師匠も忘れちゃいけないね。彼の戦法はなんと,敵と一騎打ちをするというもの。しかし,なぜか互いに範囲攻撃を交互に打ち合ってしまう微妙仕様により,呂布を凸るなどして強めていないと,呂布隊の全員が敵の範囲攻撃を毎回食らうはめになり,余波というには痛すぎる連帯責任を受けてしまいます。
どういうことなの? まあシーズン3ぐらいで呂布が大暴れするらしいので,それまではお守りのように大事に抱えておきましょう。
そんな孫堅パパでも呂布師匠でも,たくさん凸って部隊全体を強くしていけば,史実通りの無双っぷりを発揮します。
みんな! ジャブジャブしてくれよな!
君よ! 有力同盟に入って大陸中枢を目指せ!
本作はたくさんある村ゲーと同様,プレイヤーが初期POPする土地ではレベル7までの資源地しか確保できません。そこから上を目指すのなら,大陸中枢に向かえる関や港湾を押さえ,おおむね最大2部隊を突入させ,激戦区でトップクラスの相手と死闘を繰り広げる必要があります。
つまり,本当に三国に覇を唱えたくて,諸群雄を従えようとするなら,そういうことができる“やる気の同盟の一員”となり,自分もいっぱしの戦力となって戦場を駆ける必要があるのです。こりゃ大変だ。
生まれ育った古郷の民草を慈しみながら,農家としての一次生産に喜びを見いだすスタイルを貫くも,転戦に次ぐ転戦で戦場をまたにかけて武を競うも,すべてはプレイヤー次第。ですがいずれにせよ,各地域の有力同盟に加盟するか否かがゲームプレイの運命の分かれ道です。
このあたり,どちらがいいとは一概には言えませんが,村ゲーの本領を知りたいのであれば,同盟に入る以外の道はないかと思います。
こういう戦場では個の力がいくら強かろうと,数の暴力には勝てない。それは部隊数のみならず,プレイヤー数においても同義です。
局所的な勝利で浮かれる英雄気取りのやつらなど,烏合の衆であろうと同盟で殴りつければいいんです。まあ相手も同盟なんですけどねダハハ。クソが。ともかく「同盟に入って戦えば廃課金も一網打尽にできるよ,って書け」って編集部に言われましたが,たしかに一理あるんです。
■つーわけで集え! 9鯖「孫権親衛隊」メンバー募集中!
つーこって,戦争がお強い紳士淑女の皆さま! 私が所属しております,9鯖「孫権親衛隊」のメンバー募集のお知らせです!
(立地的に)スタートダッシュに失敗した私にはたいした役割がありませんが,執筆時点ではレベル9の城「襄陽」で攻防を繰り広げ,兵隊さんを雇っては送り込み,現地で土に返す作業に従事しております。
つらいなあ。つれーなー。
と言いつつ,9鯖では実は2番手な孫権親衛隊。出遅れた人も,微課金者もウェルカムですよ。私の第三部隊なんて臧覇・郭淮・曹休ですし。とにかく世界に通用する1部隊をなんとか作ればいいんです。勝てなくても足止めできるステキ部隊。おまえの魂こもった戦力を魅せてくれよ。
諸葛亮が「おまえには戦法使わせねえよ?」と煽ってきても,きちんと「魏延に延命儀式を邪魔されて死んだくせに」と言い返せる,そんな命のかけらを吹き込んだ馬謖がいれば十分なのです。
もしそれが無理でも,前線に兵隊さんをひたすら送り続ける根性さえあれば適性ありです。敵同盟が1マス前進したら,ワイらはその周辺3マスを雑魚で埋める。そういう気概に満ちあふれた,やりがいのあるプレイングをともに楽しみ,洛陽が董卓の手によって燃え落ちるそのときまで,孫呉の僻地から輝かしい洛陽を一緒に目指しませんか?
結びに。歴史のさざ波のなかで,熱き思いを抱いて泉下の人となった英傑の方々。現代の我々は「なんだよ曹休かよ。つっかえ」とクソカードとして口ずさむも,1800年を超えてなお名を呼ばれ,かの時代を力強く生きた者として語り継がれている。こと「青史に名を残す」という点では,現代に生きる我々よりすばらしき人生だったのかもしれません。
私は過去に死にそうだったときも,望みが絶たれそうなときも,必死に生きて,生き抜くことを,「三國志」から学びました。
ありがとう。ありがとう。監修だけらしいけどシブサワ・コウ。
ワイもしばらくは土下座の精神で謝り倒してがんばりますぞ。
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