アーサー王伝説をテーマにしたRPG「Tainted Grail: The Fall of Avalon」のティザートレイラーが公開

　ポーランドに本拠を置くAwaken Realms Digitalは，同社が開発中のPC向け新作RPG「Tainted Grail: The Fall of Avalon」のティザートレイラーを公開し，合わせてSteamのストアページをオープンした。


　Awaken Realms Digitalは，「The War of Mine: The Board Game」などで評価を得たボードゲームメーカー，Awaken Realmsが立ち上げたデベロッパで，5月にはデジタルカードゲーム「Tainted Grail: Conquest」をリリースしている。
　ベースとなる「Tainted Grail」は2019年に発売され，欧州を中心に販売が続くボードゲームだ。アーサー王伝説をモチーフにしており，サイコロを使わない独特なエンカウントシステムが特徴の1つだ。


　そんなボードゲームを原作とした「Tainted Grail: The Fall of Avalon」は，死期を悟ってアヴァロン島に向かったアーサー王を追って島に上陸した戦士達が主人公になるという。しかし，天国に近い場所であるはずのアヴァロンは，ウィアドネスと呼ばれる魔のクリーチャー達に蹂躙されており，かつての英雄達も正気を失っている。「赤い死」と呼ばれる伝染病が蔓延する中，島民達もいくつかの勢力に分かれていがみ合っているという。


　公開されたトレイラーはゲームの雰囲気だけを伝える内容で，プレイの模様を紹介できるほど開発は進んでいないようだが，ゲームとしては，プレイヤーが自由に島を散策しながらクエストを請け負っていく，オープンで自由度の高いシステムが採用される予定だ。アーリーアクセス版は，2022年末にリリースすると告知されている。
　現時点ではSteamストアページでDiscordチャンネルが公開されているので，詳細を知りたいという人は，コミュニティに参加してみよう。