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[インタビュー]生涯現役を貫くプロゲーマー,sako氏に聞くストリートファイター6への期待と展望。ストVの思い出も語ってもらった
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印刷2023/07/03 19:20

インタビュー

[インタビュー]生涯現役を貫くプロゲーマー,sako氏に聞くストリートファイター6への期待と展望。ストVの思い出も語ってもらった

 FAV gaming所属,HORI公式アンバサダーといった肩書きを持つプロ格闘ゲーマーのsako氏。若さが圧倒的な武器になるeスポーツの競技シーンで,44歳という年齢でありながら最前線で活躍を続ける同氏に「ストリートファイター6」発売のタイミングで期待や展望を語ってもらった。

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プロフィール:
 プロゲーミングチーム“FAV gaming”に所属するプロゲーマー。ゲーム周辺機器メーカーのHORIにもスポンサードされており,公式アンバサダーとして製品に対するアドバイスを行っている。プロゲーマーとして活動を始めたのは2011年。2013年には,スーパーストリートファイターIVの公式大会で優勝し,世界一の称号を獲得。2020年,21年に日本最高峰の公式チームリーグ戦「ストリートファイターリーグ」で2年連続優勝,その後も現在に至るまでシーンの最前線で活躍を続けている。

「ストリートファイター6」公式サイト



4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。sakoさんはストVの発売からスト6の発売までプロゲーマーとして,最前線で活躍を続けていました。ストVも一区切りというタイミングだと思いますが,印象に残っている試合や出来事があれば聞かせてください。

sako氏:
 自分の出来事であれば,台湾で開催された大会「TWFighter Major 2018」になります。

4Gamer:
 1回戦からグランドファイナルまで1セットも落とすことなく,21連勝で優勝した大会ですよね。プロツアーのプレミア大会では史上初の出来事だったとか。

sako氏:
 ええ。実はあの大会は家族連れで出場したんですが,自分でも驚くほどの結果を残すことができて,とても印象に残っています。子供の前でかっこいいパパになれたかもしれません。

 あとは2020年のストリートファイターリーグ,優勝決定戦となった自分とときどの大将戦です。あのときはネモ,ガチくん,キチパとネモオーロラで出場して,大将を任されました。優勝を決める大事な試合ということもあり,こちらも思い出深い一戦になりました。

4Gamer:
 どちらもストVのシーンを語るうえで外せない試合だと思います。ご自分の試合以外ではいかがでしょうか。

sako氏:
 これは多くの人が挙げると思いますが,やっぱりEVO 2017のグランドファイナル,ときど対Punkの試合です。あのときのPunkは勢いもあって,誰にも止められないと思っていたんです。試合も,いつも冷静沈着なときどとは違って熱い試合で,観ていてとても興奮しました。

EVO 2017より
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4Gamer:
 大会全体の雰囲気としても,あのときのPunk選手からは優勝する流れのようなものを感じました。

sako氏:
 仲間内でも誰が止められるんだ? ってなっていましたね。野試合でもずっと勝っていましたし。ただ面白かったのが,Punk戦の前にときどに話すタイミングがあったので,勝算はあるか聞いたんです。そうしたら一言「いけます!」と。有言実行したときどは本当にかっこよかった。

4Gamer:
 ストVではプロシーンの発展も顕著で,その流れで若手選手が多く参戦してきました。sakoさんが最年長ということで,いろいろとアドバイスすることも多かったと思いますが,何か印象深い出来事はありましたか。

sako氏:
 若手のトピックで言うと,一番驚いたのはひぐち君の成長ですかね。初めて会ったときのひぐち君が14歳とかで,本当に自分の年齢の半分以下ですよ。

 あのとき子供だったひぐち君が力を付けて,今ではプロシーンの最前線で戦っている。去年のプロツアー予選の決勝でも自分と対戦したんですが,ふつうに荒らしでもなんでもなく負けてしまいました。真面目に格闘ゲームと取り組んできたんだなって,とても感慨深いものを感じました。

4Gamer:
 以前のインタビューでは,若手のカワノ選手も伸びると話していましたが,実際にカワノ選手は日本のトッププレイヤーにまで成長を遂げました。

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 KADOKAWA Game Linkageがプロデュースするeスポーツチーム・FAV gamingに所属するプロゲーマー,sako氏。プロゲーマーが広く認知されていなかった時期から活動を続け,今でも最前線で活躍を見せる氏に,コロナ禍で変化しつつある活動内容と現在の心境,プロを目指す若手へのアドバイスなどを聞いた。

[2020/09/08 12:00]

sako氏:
 ひぐち君もカワノ君も分かるんですよ,伸びる選手は。熱量が全然違う。明らかにほかの選手よりも練習をやっていますし,真面目にやっている分,自力は確実に付きますよね。プレイ内容もレベルの高いことをやろうとしているのが分かりますし。

4Gamer:
 ストVを通してやりこんできたsakoさんの目からストVはどんなゲームに映りましたか。率直な感想を聞かせてください。

sako氏:
 正直に言ってしまうと,発売当初はオンラインマッチの不具合とかいろいろあって,大丈夫かなって心配していました(笑)。ただ,よくない部分はしっかり直りましたし,最終的にはキャラのバランスも整って,本当に面白いゲームになりましたね。カプコンさんもすごくがんばったのだろうと思います。

4Gamer:
 オンラインマッチと言えばスト6のβテストでは問題は出なかったのでしょうか。

sako氏:
 はい。まったく問題なくプレイできたのでその点は心配していません。

4Gamer:
 βテスト前には体験版をオフラインでプレイする様子などを配信していました。仲間内でワイワイと楽しめて,ひと昔前のゲーセンの感覚を思い出しました。

sako氏:
 本当にゲーセン感覚でしたね。自分も懐かしい気持ちになりました。リーグで戦うライバルでもあるんですが,今はまだその段階ではないので,みんなでワイワイと研究しています。本当に楽しかったですね。

4Gamer:
 ゲームセンター時代でも似たような形で攻略を進めていたのでしょうか。

sako氏:
 いえ,ゲームセンターはお金を使うこともあって,話すことは少なかったですね。それこそ意地やプライドもありましたし。昔は自分も含め,みんな尖っていましたから。自分も相当感じ悪かったと思います(笑)。

4Gamer:
 若い頃はどうしてもというのはありそうです。sakoさんは今では優しいお父さんというイメージですが,意識が変わったのはいつ頃でしょう。

sako氏:
 ゲームセンターから家庭用環境に変わっていったタイミングですかね。自分は一時期,香川に住んでいたんですが,香川のゲームセンターって人がいないんですよ。だからゲームセンターに行っても対戦ができない。その時に,対戦できること,対戦相手がいることってすごくありがたいことだったんだなって気付かされたんです。

4Gamer:
 昔は関西在住でしたよね。

sako氏:
 ええ。関西のゲームセンターって人がいるのが当たり前で,対戦が止まることがないんですよ。その環境は,失って初めて気付くわけです。

4Gamer:
 sakoさんの名が全国で知られるようになったのは,「スーパーストリートファイターIV」のイベント“GODSGARDEN ONLINE”に出場したころだったと思いますが,その当時はゲームセンターでは遊んでいなかったのでしょうか。

sako氏:
 あまり地元でゲームセンターでスパIVが流行っていなかったんですよ。というか自分が勝ちすぎて干されていました(笑)。勝率が97%くらいあって,毎日やっていたらすぐに相手がいなくなってしまって。それで家庭用が出てから本格的にやり始めたという流れです。

4Gamer:
 GODSGARDENでは,ウメハラ選手との激闘が今でも印象に残っている人も多いと思われます。優勝を果たし,名を知られるようになって,いかがでしたか。

sako氏:
 やっぱりうれしかったですよ。ウメちゃんとはそれまで同時期に同じゲームをやり込むことがなく,スパIVが初めてだったんですが,ランクマなどでの対戦を通じて目をかけてくれて,そこから表舞台に出るようになったんです。

EVO Japan 2020より
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4Gamer:
 あれから10年以上経ちますが,ウメハラさんもsakoさんも最前線で戦い続けていますよね。戦いのシーンはスト6に移ります。βテストや体験版も触れたと思いますが,感触はいかがでしたか。

sako氏:
 文句なしに面白い。過去に触った格闘ゲームのなかでも断トツです。そしてとにかくテンポがいい。再戦の早さが本当にすばらしいですね。

4Gamer:
 目の付け所がアーケードゲーマーですね。

sako氏:
 負けて早く再戦したいのに,次の試合までの時間が長いと気持ちが冷めてしまうんですよ。サクサクと次の試合が始まるのが最高です。

 バトルシステムも使い方の幅が広くて,次はこう使おうとか,さっきはこうすればよかったって,すぐに試してみたくなるんですよ。今のところ使い方に正解が見つかっていませんし,流動的で新しいことを試したくなる面白さがあります。

4Gamer:
 配信などを見ていると,アグレッシブなゲームで,攻め手が有利なバランスに見えます。そのあたりもsakoさん好みのゲームなんでしょうか。

sako氏:
 格闘ゲームって攻めたほうが面白くないですか? 攻めたほうが損をするとか,逆転要素が高いのは,あまり好みではないんですよ。自分は昔からガン攻めスタイルですし,前に出たほうが有利というのは大歓迎です。

4Gamer:
 攻め手が有利という点ですと,ドライブラッシュから攻撃をガードさせると有利フレームが取れるというのが面白いシステムだと思いました。

sako氏:
 そうなってくると,頻繁に殴り合いが発生しますよね。お互いに手を出したくなる。そういう意味でもドライブシステムは本作のキモになるシステムだと思っています。ただ,使いすぎるといざというときに枯渇してしまうし,使わなすぎるともったいないしで,かなり奥が深い。

4Gamer:
 製品版では誰を使う予定ですか。

sako氏:
 今のところ春麗が気になっています。過去シリーズの春麗って結構シンプルめのキャラクターだったんですが,スト6の春麗はやりごたえが抜群ですね。過去イチ技術が必要なキャラに仕上がっていると思います。ただ,通常投げから次の通常投げにつなげるセットプレイができないことだけは気掛かりです。立ち回りは最強クラスだと思うんですが。
 
4Gamer:
 先ほどドライブシステムの話をしましたが,とくに注目しているシステムは何になりますか。

sako氏:
 やっぱりドライブラッシュです。出して攻撃をガードさせれば有利状況を生み出せるんですが,あえて攻撃を出さずに様子見をするのも面白い。出すだけで相手の反応を確認できるんです。どんな形で発展していくかすごく楽しみで,本作イチのキモとなるシステムだと思いますよ。ザンギエフがダッシュからコマンド投げしてくるとか恐怖ですし(笑)。

4Gamer:
 キャラによっても使い道に幅が出そうですよね。システムではありませんが,操作形態にシンプル操作のモダンが追加されました。これについてはいかがでしょうか。

sako氏:
 自分はとりあえずクラシックを使いますが,モダンのいいところはとっさの判断で技を出せるところにあります。あとは初心者が対戦を楽しみたいのに,まず波動コマンド,昇竜コマンドを練習してからというのは,今の時代にそぐわないですよね。いきなり対戦できるというのは初心者にとってはありがたいことだと思います。

4Gamer:
 春麗以外で気になっているキャラは誰になりますか。

sako氏:
 JPですね。かっこいいおじいちゃんが好きなんですよ。ストIVのときも元を使っていましたし。JPは風変わりなキャラですごく気になっています。

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4Gamer:
 春麗とJPを見てもそうですが,sakoさんの過去の使用キャラを考えると,あまり一貫性がないですよね。何か基準はあるのでしょうか。

sako氏:
 なんでも使いますし,これまでに使ってこなかったタイプのキャラを使ってみようという気持ちがあるんですよ。ストVのメナトもリーチの長いキャラを使ったことがなかったので使いましたし,定期的に新しいコンセプトのキャラを試すことをしています。

4Gamer:
 例えば,ザンギエフのような投げキャラを使う可能性もあると。

sako氏:
 ザンギエフやマリーザも全然チャンスありますよ(笑)。ストIIXではT・ホークやE・本田も使っていましたし。

4Gamer:
 sakoさんと言えば新キャラのパイオニアという印象を持っている人も多いと思います。どういったアプローチでキャラ攻略を進めているのでしょうか。

sako氏:
 ちょっと言語化するのが難しいんですが,まずそのキャラが完成した時にどういった動きをしているかを考えるんですよ。その完成形に少しずつ近づけるという流れで攻略を進めていますね。ほかの人とアプローチが違うかもしれません。

4Gamer:
 今回はゲームそのものが変わるということで,全員イチからのスタートになります。新しいゲームを攻略するうえで,重要視していることはありますか。

sako氏:
 初めはとにかく対戦ですよ。自分は何ができて,何ができないか。そこで得られたものを改良していく。コンボや確定反撃あたりは分かりやすいですよね。すぐに伸ばせる部分ですし,反省点もすぐに見つかります。最初からトレモにずっとこもってても面白くないじゃないですか(笑)。

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4Gamer:
 人によって新しいスタートラインでより気合いが入ったり,逆に不安がったりとタイプが分かれると思いますが,sakoさんはどちら側でしょうか。

sako氏:
 仕事としてプレイしている側面もあるので,新しいゲームに対応できるかという不安はあります。ただ,体験版やβ版をプレイして,スト6には楽しさしか感じませんでした。高いモチベでプレイできそうなので,かなり安心しています。

4Gamer:
 eスポーツも盛り上がりを見せ,このタイミングでも多数の新規プレイヤーがスト6に参入してくると思われます。シーンがどのように発展していくと考えていますか。

sako氏:
 新しい環境になってより盛り上がるんじゃないでしょうか。カプコンカップの優勝賞金100万ドルもありますが,夢がありますよね。やっぱり若い子が夢を持つことってすごく大事じゃないですか。これまでストリートファイターをやってこなかったプレイヤーもドンドン入ってきてほしいですね。

4Gamer:
 eスポーツシーンですと,sakoさんはFAV gamingでストリートファイターリーグへの参戦が決まっています。発売のタイミングでチームを組んでゲームを攻略していくことになりますが,こういった経験は過去にありましたか。

sako氏:
 いえ,まったく。経験のないことですし,今年は開幕まで1か月ほどしかないですし,いろいろとイレギュラーです。ただ,うちのチームには,ときど,ボンちゃん,りゅうせいと,いろいろなゲームで結果を残してきたプレイヤーが集まっています。アドバンテージはありますよね。

4Gamer:
 チームメンバーの役割や期待していることを聞かせてください。

sako氏:
 ときどは攻略の速さ,スタートダッシュ力に期待していますね。強いキャラをしっかりと仕上げてくれると思っていて,とくに不安は感じていません。ストVの1年目も強かったですし。

 ボンちゃんは強さはもちろん,ムードメーカーだったりサポートにまわってくれたりとチームの雰囲気を良くしてくれるんですよね。いるだけでみんなが安心できますし,アドバイスもうまく,面倒見もいい。頼れるお兄ちゃんポジションです。

 りゅうせいはゲームに対する熱量がすごいんですよ。常に対戦していないと気が済まない人間と言いますか,短期勝負でもしっかり数をこなしてくれる。去年リーグに出られなかったこともあって,今回はかなり気合が入っているので楽しみにしています。

4Gamer:
 sakoさん自身はどういったポジションになると考えていますか。

sako氏:
 よく言われるのは攻略担当ですね。いろいろ相談されることも多そうなので,うまく情報を共有していこうと考えています。

4Gamer:
 sakoさんは選手として活躍する一方,HORIの公式アンバサダーとして,デバイスの監修も行っています。直近でスト6デザインの「ファイティングスティックα」が発売されました。こちらもsakoさんが監修を行っているのでしょうか。

sako氏:
 全部を見ているわけではないんですが,試作品に触れて,意見を投げることは常にしています。とくにプレイヤー目線でアドバイスしていて,誤作動を防ぐ大会モードやボタンの配置を変更できるアサイン機能など,機能面のアドバイスが多いですね。最近は根幹部分はかなり定まってきているので,大きく変更するということも少なくなってきました。

4Gamer:
 アーケードコントローラでこだわりや好きな部分はありますか。

sako氏:
 自分はレバーを回したときのカチカチ音や,ボタンを押したときのパチパチ音が大好きなんですよ。これはアーケード時代からの名残ですね。最近は隣合わせで対戦することも増えて,音バレで不利にならないよう静音のものを使う人も増えてきましたが……。ボタン配置は,山なりに配置されているノアール配置が好みです。

画像集 No.004のサムネイル画像 / [インタビュー]生涯現役を貫くプロゲーマー,sako氏に聞くストリートファイター6への期待と展望。ストVの思い出も語ってもらった

 ちょうどいい機会なので,コントローラへのこだわりについては,ホリさんの製品紹介もさせてください。いま使用しているファイティングスティックαは利便性が高い製品で,ワンタッチで筐体内にアクセスできるので,メンテナンスがとても楽にできます。ケースに取手になる部分があったり,ケーブル収納が楽だったり,プレイヤー目線で不便だと感じていた部分を解消してくれる製品になっています。天板のデザインを変更できるのも大きな特徴で,ホリさんとのスポンサード10周年記念に,自分のオリジナルデザインの天板シートを作ってもらったこともありました。

 今回のストリートファイター6モデルのファイティングスティックαには,特典として18キャラのオリジナル天板データが付属されています。普通は天板のデータを作るのにある程度の技術が必要ですが,特典データがあれば印刷するだけで自分の好きなキャラクターのデザインに変更できます。

「ストリートファイター6 ファイティングスティックα」製品ページ
https://hori.jp/products/p5/spf-033/

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 パッドで遊びたい人にオススメしたいのは,ファイティングコマンダーOCTAです。格闘ゲームに特化した機能が盛りだくさんな,まさに格闘ゲーム用パッドです。マウスなどに使われる高耐久/高感度のマイクロスイッチが搭載されたボタンは,カチカチと心地よくボタン入力ができます。いままでのファイティングコマンダーにはなかったアナログスティックも付いているので,アナログスティックで操作したいという人も安心です。

 目玉機能は,十字キーの感度調整機能です。上下左右斜めの8方向の入力しやすさを自分好みに調整することができるので,たとえばジャンプが暴発しがちな人向けは,右上方向だけ反応しにくくする,なんてこともできたりします。

「ファイティングコマンダー OCTA」製品ページ
https://hori.jp/products/p5/spf023/

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4Gamer:
 ひと昔前はレバーのアーケードコントローラが最大勢力でしたが,最近はパッドやレバーレスも流行の兆しを見せています。sakoさんもデバイスを変更しようと考えたことはありますか。

sako氏:
 考えたことはもちろんありますよ。ただデバイス格差は現状そこまで大きくは感じていません。レバーでもパッドでもレバーレスでも,いろいろな人が勝っていますし。自分はアーケードゲーマーなんでレバーが好きなのはあります。身体の一部みたいなものですよ(笑)。ただスト6で明らかに有利なデバイスがあれば移行を考えるかもしれません。

4Gamer:
 最後に今後の目標や抱負,そして応援してくれるファンに向けてメッセージをお願いします。

sako氏:
 スト6に移行することで不安もありますが,現状はかなり面白いゲームだと感じています。当然自分はしっかりやり込みます。sakoはどのキャラを使うのかなぁって楽しみにしている人も多いと思いますが,せっかくなので期待を裏切るキャラを使ってみたいですね。楽しみにしていてください。
 そして直近の目標は,ストリートファイターリーグを優勝すること。もちろん,カプコンカップの優勝も目指します。優勝して温泉にでも行きたいですね。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。

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