「High on Life」，PC/Xbox Game Pass向けサードパーティタイトルとして2022年最大のヒットを記録。シングルプレイ専用としては過去最高

　Xbox Game Studiosは，Squanch Gamesの新作FPS「High on Life」（Xbox Series X|S / Xbox One / PC）が，Xbox Game PassおよびPC Game Pass向けのサードパーティタイトルとして2022年最大のヒットを記録し，シングルプレイ専用ゲームとしては過去最高を達成したと発表した。

「High on Life」公式サイト

　これは，PC，Xbox Series X|S，そしてXbox Oneの各プラットフォームについて，発売から5日間のプレイ時間などに基づいて算出されたもの。2022年のPC/Xbox Game Pass向けのサードパーティタイトルと言えば，「TUNIC」や「Life is Strange: True Colors」「A Plague Tale: Requiem」といった注目作がひしめいていたが，“シングルプレイ専用”というくくりがあるといえ，それらの有名タイトルを抑えてトップに輝いた。


　「High on Life」の健闘を伝えるXbox Wireの記事では，Squanch Gamesのスタジオディレクターを務めるマイク・フリッドレー（Mike Fridley）氏が，「Game Passで最も人気のあるゲームにしてくれたプレイヤーの反応に驚いています。Squanch Gamesはまず，私達が遊びたいゲームを作るために設立されました。Game Passは，そうした思いの詰まったゲームをプレイヤーに届けるために力を貸してくれました」とコメントしている。


　Squanch Gamesは，テレビアニメシリーズ「リック・アンド・モーティ」で知られるアニメーターのジャスティン・ロイランド（Justin Roiland）氏が，自分のビジョンをインタラクティブメディアとして実現するため，2016年に立ち上げたスタジオで，「High on Life」は同社としては4作めのタイトルとなる。
　人類を食いものにしようと企てる極悪非道な異星人のカルテル「ガーマンチュアス一味」に対抗すべく，何の取り柄もない若者が，やがて銀河最強のバウンティハンターに成長していく姿を描く一人称視点のシューターで，銃の後部，つまり銃口とは反対側に顔のついた銃を相棒に，彼らのえげつないブラックジョークや罵倒を聞きながらゲームを進めていく。

　SteamでリリースされたPC版も，1万人以上の同時接続者数を記録するなど，評判は良好だ。日本語には対応していないが，興味のある人は試してほしい。