プレイレポート
「＆JO1」はカワイイが大渋滞する罪なアプリ。JO1メンバーと過ごす夢のようなシェアハウス生活を紹介
10ANTZがサービス中の
「＆JO1」（
iOS /
Android）は，
“JO1とあなたが365日つながる”をコンセプトにしたスマホ向けゲームです。そのコンセプトのとおり，本作ではボーイズグループ「JO1」のメンバーとカフェ＆シェアハウスで共同生活をするストーリーを楽しみながら，彼らの素顔や魅力を体感できます。
JO1といえば，オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」での視聴者投票によって選抜された，11人のメンバーからなるグローバルボーイズグループ。番組の最終回ではTwitterのトレンド入りを果たし，「PROTOSTAR」を引っさげての電撃デビューでオリコン週間シングルランキング1位を獲得。これまでの軌跡を収めたドキュメンタリー映画が公開されるなど，まさに飛ぶ鳥を落とす勢いを見せています。そんなJO1の公式アプリ「＆JO1」がリリースを迎え，App Store無料ゲームランキング1位にランクインしたことからも，ファンたちの期待の高さがうかがえます。
そんな「＆JO1」ですが，実際にプレイしてみると
「カワイイが大渋滞している」「もはやメンバーと一緒に住んでる」と言いたくなる仕掛けが光る一本でした。本稿では本作がどのようなタイトルなのか，インプレッションを交えて紹介します。
そう，こんな笑顔も，こんな日常のシーンも「＆JO1」でならいつでも見られるってことですよ！
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音緒で始まる個性強すぎ王子との毎日は
ドタバタと笑いとカワイイで満ちていた
本作の主軸となるメインストーリーは，主人公（プレイヤー）と11人の王子たちが出会うことで物語の幕が開きます。その11人の王子を演じるのが，いまをときめくJO1のメンバーたちです。
物語上の彼らはボーイズグループJO1のメンバーではなく，
とある星からやってきた謎の王子たちという設定。そのためか，（地球ではスタンダードな）一般常識を知らないややクセのある人物として描写されています。ちなみに，ストーリー中の王子たちのボイスは基本的にパートボイスですが，
特別なストーリーではフルボイスで物語を楽しめますよ。
■11人の王子たち※敬称略
 大平祥生 |
 川尻 蓮 |
 川西拓実 |
 木全翔也 |
 金城碧海 |
 河野純喜 |
 佐藤景瑚 |
 白岩瑠姫 |
 鶴房汐恩 |
 豆原一成 |
與那城 奨
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◆あらすじ
物語の舞台となるのは，主人公の祖母が営むカフェ＆シェアハウス「音緒（ねお）」。祖母の鶴の一声で，路頭に迷っていた11人の王子たちを住み込みのバイトとして雇うことになり，彼らとの共同生活がスタートします。
しかし変わり者な彼らは常識に捉われない自由人。振り回される主人公の毎日は常にドタバタ！ 就職活動をしながらカフェで働く11人の面倒も見ることになって，も〜大変!! 彼らが地球へやってきた目的とは？ そして彼らが探し求める“ONE”の正体とは一体……？
道端で出会ったのは，煌びやかな衣装をまとう11人の王子たち。高貴な生まれを自称しているものの，住むところも食べるものもままならない様子です
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物語を読み始めるまでは「ファンタジー多めの設定でカロリーが高そう……」と思っていましたが，随所で主人公が的確なツッコミを挟んでくれるので，テンポよくサクサクと読み進められました。王子の（天然）ボケと主人公のツッコミの応酬にクスリとさせられる，コミカル寄りの物語を楽しめます。
むしろアプリならではの設定のおかげで，グループとしての彼らを知らずとも物語に没入でき，JO1ファンも，これから彼らを知るであろう人も，フラットな状態でストーリーを楽しめるようにも感じました。
王子たちのちょっと変わった自己紹介を的確なツッコミで回収していく主人公。プレイヤーが「ん？」となるところでちゃんとツッコミを入れるさまは，見ていてすがすがしいです
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落ち込んでいる主人公を彼らが励ますシーンも。その言葉の1つ1つから王子の人となりが感じられ，ハッとさせられたり，グッときてしまったり……
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「そうだね，カワイイから仕方ないね。うん，うん」と許せちゃうカワイイの塊もいます
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シンプルなプレイサイクルで遊びやすく
憎い演出の数々でプレイヤーの心をつかむ
ゲームとしての作りはシンプルで，上述の物語を楽しめる
「STORY」，王子たちの育成を行う
「PLAY」，王子と交流できる
「ROOM」の3つのコンテンツで構成されています。「PLAY」で王子とのラブRANKやフォトレベルを上昇させたら，メインストーリーを読み進め，合間に発生する
「スターライブ」のクリアを目指すのが基本のプレイサイクルになるでしょう。
ガチャで王子たちのフォトをゲットすると，フォトのコンセプトに合ったビジュアルを拝めます。うれしいことに，初回ガチャは引き直しOKの親切設計で推しメンを狙えます。ありがてぇ
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■STORY
メインのほか，イベント，ルーム，キャンペーンのストーリーを用意。メインストーリーは共通ルートのプロローグを読了後，各王子にスポットを当てた個別ストーリーを読み進める形になっています。
■PLAY / プロセス
王子ごとのストーリーを開放するには，ラブRANKの上昇が必要不可欠です。王子をサポートしてクエスト達成を目指す「プロセス」に挑戦して，王子との絆を深めましょう。プロセスで挑戦できるクエストは，シェアハウスのお掃除，カフェでの接客，大学での冒険など，その内容はさまざま。王子たちのテンションがどんな状態かを見極めて，褒めたり，アドバイスしたりしながらクエスト達成を目指します。なお，プロセスに挑戦するにはLPが必要です。
■PLAY / スターライブ
育成したフォトを編成したらスターライブで腕試し！ 誰をセンターに配置するか，属性やエレメンツがステージに一致するかなどを勘案しながら，メイン＋サブの11人のメンバーを選びましょう。メンバーが決まったら，あとはライブが成功するよう見守るのみです。
■ROOM
シェアハウスで暮らす彼らの部屋にお邪魔すると，アイテムをプレゼントできます。プレゼントによって絆RANKがアップすれば，フォトの性能にボーナスがかかるだけでなく，ランクに応じてルームストーリーが開放されますよ。
画面にハートを描いてアイテムをプレゼント！ プレゼントを受け取った王子の反応が反則級にカワイイです。欲しいアイテムがあるとおねだりしてくることも……？
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プレゼントを贈ると，これがこうなってこうなります。ハートに挟まって息絶えてもいいくらい，カワイイが猛威を振るっています
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ここまでの内容であればオーソドックスな育成ゲーム，という印象を受けるかもしれません。しかし「＆JO1」は，
目で楽しませるリッチな演出の数々でゲームにさらなる彩りを与えています。ストーリー中に差し込まれる撮り下ろしムービーに，さまざまな画面で滑らかに動く王子の姿，ガチャ中に見られる粋なギミックなど，遊び手の心をくすぐる憎い演出にも注目です。
ミニキャラではない王子の動く姿をボイス付きで見られるのもうれしいポイントです
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ガチャを回して特定のフォトが出ると，王子が振り返り微笑んでくれます。不意にそんな演出を見せられたら，呼吸が止まるやないかーいっ！
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ストーリーの進行に合わせて，王子たちからメッセージが届くことも。グループトークでワチャワチャしているさまを眺めているだけで，メンバーの一員になった気分を味わえるのがいい……とてもいい……
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また，ホーム画面では2人の王子が会話する姿も見られます。こうして王子同士のワチャワチャを自然に観察できることで，シェアハウスの設定にリアリティさが増しているように感じました。
この手のアプリで起きがちな “会話パターンへの慣れ”は今後課題になりそうですが，こんなにも近くで，いつでも，どこでも，好きなときに帰ってこられる「＆JO1」は，
「もしメンバーとシェアハウスしたら」というIFの世界を理想的な形で具現化させたアプリと言えそうです。アプリで彼らとのシェアハウス生活を体験すれば，「実質もう一緒に住んでる」そんな感覚を味わえること請け合いです。
個人的にツボだったのが，ルームでのみ行える「接近」。王子に一歩近づく機能なのですが，そのときの王子の反応は接近中にのみ見られる特別なものです。2人だけの空間だからこそ許される距離感，なかなかに憎い演出でした
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4Gamer 女子部（仮）
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