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“FgG新作2タイトル合同発表会”情報まとめ。新作タイトル「Aster Tatariqus」「サクライグノラムス」はいずれも2023年リリース予定
番組では完全新作タイトル「Aster Tatariqus」(iOS / Android)と,自社IPを活用した新作タイトル「サクライグノラムス」(iOS / Android)が発表され,各タイトルの情報が明らかにされた。本稿では,配信の中で発表された情報をまとめてお届けしていく。
「アスタータタリクス」ティザーサイト
Twitter「アスタータタリクス」公式アカウント
Twitter「サクライグノラムス」公式アカウント
最初から全ルートのエンディングを実装!
新作SRPG「Aster Tatariqus」発表コーナー
イベントの開始とともにプロデューサーの今泉 潤氏が登壇し,さっそくプロモーション映像が上映された。そこで明かされたのが,新作タイトル「Aster Tatariqus」(アスタータタリクス)だ。
会場には,本作のアンバサダーに就任したメンバーが登場。アンバサダーには,バーチャルYouTuberの白上フブキさん,本作に出演する声優の下田健太郎さん,小宮左智さん,堂島颯人さん,山田美鈴さん,そして芸人のLLR 福田恵悟さん,シンガリ 西島永悟さん,ものいい 横山きよしさんらが就任したとという。今後も新たなアンバサダーが登場する予定とのことだ。
今回の発表では,出演者を生徒として「Aster Tatariqus」のコンセプトやゲームシステムを紹介する“アスタリ学園”の授業という形式で,ゲーム内容が紹介されることに。各授業の合間では,各出演者の技能を活かした特別企画も実施された。
まずは,本作のコンセプトとして「分岐」「シナリオ」「完結」という3つのキーワードが発表された。
本作の物語はプレイヤーの選択によって大きく3つのルートに分岐し,さらに8パターンのエンディングに分岐する構造になっているとのこと。そして,リリース時点から全ルートのエンディングが実装されるという。
そのボリュームは相当なものだ。具体的なテキスト量などは分からないが,今泉氏はFgGの先行作品「ファントム オブ キル」「誰ガ為のアルケミスト」に匹敵するボリュームをリリース時点で備えている,と語っていた。
物語の舞台になるのは,人間から記憶を奪うという魔物「バルバロイ」が存在する世界。バルバロイを討伐する力を持つのは“継承者(マスター)”と呼ばれる人間だけ。プレイヤーはマスターとして修練を積む主人公ノワールとして,物語を歩んでいくことになる。
マスターが力を発揮するためには,伝説で語られる武器の力を宿す“キラーズ”と契約を結び,命を共有する儀式「ゲシュタルト・シフト」をせねばならない。ただし,武器に姿を変えたキラーズは,世界から完全に存在が消滅してしまう。元になった人間の記憶を維持し続けられるのはマスターだけだ。
ノワールはいずれ,「恋人」「親友」「家族」のいずれかと契約を交わさねばならない。それが,本作の物語が大きく3つのルートに分かれる“運命の選択”だ。
ゲシュタルト・シフトを果たしたキラーズは,自らが姿を変えた武器の名を冠した戦闘モードに変身する「ファクタライズ」を行うことで,マスターと共に戦うことができる。これらの要素が戦闘システムにどう関わってくるかについては,今後の発表を待とう。
ゲームは実際にキャラクターを操作して学園生活を送るメインストーリーパートと,お馴染みのシミュレーションRPG形式での戦闘が展開されるバトルパートに分かれている。バトルパートにおけるキャラクターは,マップ上では2Dドットで,交戦中は3Dで描画されるなど,本作独自の演出が盛り込まれているようだ。
また,メインストーリーパートの移動や会話においては,プレイヤーが面倒さを感じないように簡略化もなされているという。それぞれの具体的なシステムについては,続報を待ちたい。
Aster Tatariqusコーナーの最後には,本作の世界観を彩るイメージボードが公開された。それぞれのイメージボードでは,ノワールたちが通うキャメロット騎士学術院にあると思われるさまざまな施設や,町の雰囲気を感じさせる風景を確認できる。
「Aster Tatariqus」ティザーサイト
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「シノビナ」と世界観を共有する新作タイトル
「サクライグノラムス」発表コーナー
Aster Tatariqus発表コーナーに続いては,FgGによるスマートフォン向けアプリ「シノビナイトメア」(iOS / Android)の“エンディング”が上映された。
「シノビナイトメア」は,“アニメ×RPG”をコンセプトとして,クノイチたちの青春群像劇を描くダンジョン探索型RPGだ。主要キャラクター全員に主題歌があり,フルボイスの3Dデモが用意されるなど,アニメ的な表現が多く取り込まれているのが特徴となっている。
残念ながら2018年8月にサービス終了してしまった本作だが,以前から今泉氏からは「シノビナイトメアを諦めません」というメッセージが発信されていた。そんな前置きをもって発表されたのが,新作タイトル「サクライグノラムス」だ。
サクライグノラムスでは,世界観設定はシノビナイトメアと共有しつつ,異なる物語が描かれる。物語の中心になるクノイチは,ひまわり,サザンカ,ナズナ,アザミの4人。それぞれに花の名前があてられていることなど,各キャラクターにシノビナイトメアに繋がる要素が感じられる。
本作から世界観設定・シナリオ協力としてスタッフに名を連ねている広井王子氏は,シノビナイトメアとサクライグノラムスの間にある世界観の整合性をとるために参加したという。それによると,ベースとなる設定には一切変更を加えておらず,齟齬なく物語が繋がるように配慮されているとのことだ。
物語の舞台になるのは桜が咲かない世界。正体不明の“穢れ”との戦いが繰り広げられた第三次世界大戦を経て,人類の各国家は小さな都市国家群に分裂してしまっている。そんな中でも,日本は都市国家「尾張国」として生き残っていた。
歴史の時間が織られている“機織機”を擁する尾張国は,穢れを払う力を持つ“火の一族”の少女たちを過去に送り込む。そうして,第三次世界大戦が起きない世界を目指し,迫る終末を阻止するために戦うことになるのだ。
穢れを払う火の一族は,世界が戦いに向かう歴史のきっかけとなった特異点を見つけて,さまざまな戦いに挑むことになる。最初の舞台になるのは1789年のパリ。火の一族と共に戦う英雄“サムライ”たちも,それぞれの世界に即したものが登場するようだ。
物語の舞台が世界に拡張されたことで,呂布やモナリザ,クレオパトラといった偉人たちも,本作では“サムライ”として扱われる。さらに,前作に登場したサムライの衣装やイラストは新たに描き下ろされている。
また,サクライグノラムスのゲーム内にはシノビナイトメアのコンテンツも収録される予定だという。どういった形での収録になるかは分からないが,前作を遊んだことがない人であっても,安心して楽しめそうだ。
バトルはFgGお得意のシミュレーションRPG形式となり,プレイヤーが育成したクノイチやサムライたちを指揮して戦うことになるようだ。会場で公開されたトレイラーでは,2等身の3Dキャラクターが,躍動感あふれるアクションを披露する姿を確認できた。
さらに,オープニングテーマを松隈ケンタ氏,エンディングテーマはjon-YAKITORY氏が作曲を手掛けることが明らかにされた。オープニングテーマ「終わらない夜に」は,松隈ケンタ氏が作曲,広井王子氏が作詞,声優の高松花林さん,加藤里保菜さん,石飛恵里花さん,鷲見友美ジェナさんが歌唱を担当することになる。
そして発表の最後には,本作の配信時期が2023年であることが明らかにされた。現在はTwitter公式アカウントや,YouTube公式アカウントがオープンしている。今後の情報が気になる人はこれらをチェックしつつ続報に期待しよう。
Twitter「サクライグノラムス」公式アカウント
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アスタータタリクス
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シノビナイトメア
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