プレイレポート
[プレイレポ]漢字クイズバトルロイヤル「早押し!漢字スタジアム」を紹介。総勢55名参加のオンライン大会でトップを目指そう
プレイ1回あたりの出題数は,全7問。1問めは55名全員がチャレンジし,正解かつ解答するまでの時間が短かった45名が2問めに進める。そうやって1問ごとにプレイヤーが減っていき,最後の7問めには4名がチャレンジ。4名の中から正解かつ解答にかかった時間がもっとも短かったプレイヤー1名が優勝となる。
漢字クイズと言っても,読みや熟語など漢字にまつわる知識を問うものから,示された選択肢の中から回転している漢字がどれなのかを当てるといった,漢字の知識を必要としないものまで,問題のジャンルはさまざまだ。中には,漢字の一部が拡大され,時間経過とともに少しずつ全体像が明らかになっていくといった,時間をかけて確実に正解するか,運を天に任せて短時間で解答するか判断を迫られるようなジャンルもある。これらの問題は,イマジニアの教育ソフト「漢検」シリーズのノウハウを応用し,日本漢字能力検定協会の協力のもと,自社で作成しているという。
ローンチ時の総問題数は,全24ジャンルで1万以上。またジャンルは毎月行われるイベントで1つずつ増えていき,それに伴い問題も追加される。イベントでは,新たに追加されたジャンルの問題が1プレイ7問中のいずれかで必ず出題されるとのこと。そしてイベント終了後,そのジャンルは常設となりランダムで出題されるようになる。
問題の難度は,じょじょに上がっていく。3〜4問めくらいまでは,一般的な知識があるか,あるいは運がよければ解けるような問題が多いのだが,5問め以降はそれなりに漢字を知らないと正解は難しい。
また解答にかかる時間も大きなポイントで,入力がもたつくとせっかく正解しても先に進めない。筆者の例だと,優勝がかかった7問めで「凡て」の読みを問われ,見事「すべて」と入力して正解したのだが,解答にかかった時間が8.02秒。3.48秒で正解したプレイヤーに敗退するという悔しい思いをした。
上記のとおり,本作は漢字に詳しくなくとも楽しめる部分があるので,子どもでもプレイできる。実際イマジニアでは,年末年始など長期の休暇中に家族で本作を遊ぶことを想定しているという。マッチングがランダムなので家族全員で同じ50人1組の中に入るのは難しいが,家族内対戦よりも,お子さん1人がSwitch本体を使ってプレイし,親御さんやご兄弟,お爺さん,お婆さんなどが解答をサポートするといったケースを考えているそうだ。誰も分からないような熟語の読みを颯爽と解答できれば,「すごーい!」と家族内の株が上がるかもしれない。もちろん,逆も然りだが……。
なお本作は,ゲームのクライアントは無料だが,継続してプレイするには利用チケットを購入する必要がある。利用チケットは30日330円,90日900円など全4種類(いずれも税込)。また12月8日発売のSwitch用教育ソフト「漢検スマート対策」を購入すると,本作の30日利用チケットが特典として提供される。
今後の展開としては,イマジニアでは本作を使った大会の開催を予定しているとのこと。成績上位者には賞品などが提供されるそうだ。漢字には自信があるという人は,ぜひチャレンジしてほしい。
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「漢字検定」「漢検」は公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。