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MMORPG「Kingdom Under Fire: The Rise」発表。“MMORPGの楽しさをNFTで蘇らせる”と謳う
2021年に,高性能パブリックブロックチェーン技術「Locus Chain」をベースとしたマルチバースプラットフォームの実現を目指して始動したCRETAプロジェクト。これを受けて,日本では今年6月にCRETAが設立された。CRETAの代表を務めるのは,1986年に「レリクス」を開発し,その後,エレクトロニック・アーツやカプコン,Microsoftなどでさまざまなゲームの開発を手がけた中里英一郎氏。CRETAでは,Web3をベースに,ブロックチェーン技術を駆使したNFTコンテンツを採用したゲームを開発しているという。
Kingdom Under Fire: The Riseは,中世ヨーロッパのような世界を舞台にしたMMORPGで,MMORPGの楽しさをNFTで蘇らせることを目標に開発が進められている。PvPがメインとなり,戦闘により多くの報酬と罰則が用意されるという。個人戦から地域戦へと拡大するような要素も用意されるようだ。発表会では,鎧をまとった戦士たちやクリーチャーが戦うシーンなどが紹介された。
また,ゲーム中に獲得したキャラクターやアイテムはNFT化され,トレードや売買が可能となる。通常のゲーム内アイテムとNFTアイテムの価値は区別されて取り扱われ,改ざんや破壊からきちんと保護される。シーズン終了時にゲームデータがリセットされるが,NFTはそのまま新シーズンに移行できるという。
なお,Kingdom Under Fire: The Riseの対応プラットフォームや発売時期などは一切明らかにされていない。続報を待とう。
※2022年12月13日18:55,アナウンストレイラーを追加しました。
CRETA公式サイト
- 関連タイトル:
Kingdom Under Fire: The Rise
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