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「桃太郎電鉄ワールド」でリトアニアの名産を学びながらティータイムを楽しむ。ジーカス大使が自国の魅力を語ったメディア向けイベントをレポート
「各国の大使にゲームをプレイしてもらい,桃鉄ワールドで自国をPRしてほしい」という制作チームの希望により始まった同企画も今回で3回目。試遊をメインとした1回目と2回目と趣向を変え,アフタヌーンティーを楽しみながらリトアニアの魅力や名産を紹介するイベントとなった。
ジーカス大使ともう1人のゲストの「地球の歩き方」編集室の梅崎愛莉さんは,モニターに映し出された桃鉄ワールドのビリニュス駅(リトアニアの首都)の物件情報を見ながら,生ハチミツやハーブティー,チーズといったリトアニア名産を紹介し魅力をアピール。集まったメディアにもそれらが振舞われた。
また,バルト三国としてもおなじみ,バルト海東岸に面する近隣国のエストニアとラトビアにも話が及んだ。
地理的な理由でまとめられがちな3つの国だが,民族や宗教の割合,言語など異なる点は多い。それについてジーカス大使は「琥珀やミトンのように共通しているものはありますが,それぞれ独特の文化を持っています。建築や気候も違いますし,ミトンで言えば国によって柄が違うところでそれが分かります。国境を渡ると別世界ですよ」,梅崎さんは「それぞれ違うから楽しいし,(3つの国を巡れば)そのなかでもどこかお気に入りの国が見つかるはず」と各国の違いと魅力を説明した。
また,メディアからの「桃鉄ワールドで取り上げられたもの以外で,もしリトアニアの名産や名所を出すとしたら何がおすすめか」という質問に,2人が「ありすぎて難しい」と言いながら熟考する場面も。梅崎さんは「トゥラカイでしょうか。すばらしいお城があって,ミートパイもオススメなんです」と,観光地としても知られ,個人的にも好きな場所だという湖畔の街・トゥラカイの名前を挙げた。
ジーカス大使は「カウナスですね。私が生まれ育った街で,日本の皆さんには杉原千畝さん(第二次世界大戦中にナチスドイツに迫害されたユダヤ人にビザを発給し,その命を救った外交官)が赴任していたことでも知られています」と,自身の出身地というリトアニア第2の都市を勧めた。
さらに「1つ納得がいかないのが,エストニアは2つの駅(タリンとナルヴァ)があるのに,リトアニアはビリニュスだけなこと。オススメしたい街はもっとありますよ」と付け加えて笑いを誘った。
ジーカス大使によると,日本でリトアニア料理を楽しめる店は決してまだ多くはないが,食材や工芸品といった名産を取り扱う場所は増えてきているとのこと。桃鉄ワールドでリトアニアに興味を持った人は,さっそく調べてみるといいだろう。
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桃太郎電鉄ワールド 〜地球は希望でまわってる!〜
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