銀河の覇権をめぐって大宇宙でバトルを繰り広げるRTS，「Sins of a Solar Empire II」のアーリーアクセス版にマルチプレイモード追加

　Stardock EntertainmentとIroncrad Gamesは，現在Epic Gamesストアでアーリーアクセス版を販売中のリアルタイムストラテジー「Sins of a Solar Empire II」に，待望のマルチプレイモードを追加した。

「Sins of a Solar Empire II」公式サイト

　「eXplore」（探索），「eXpand」（拡張），「eXploit」（開発），そして「eXterminate」（殲滅）を備えた，いわゆる4Xゲームとして2008年にリリースされ（日本語版は2009年に発売），ヒットを記録した「Sins of a Solar Empire」は，広大な銀河を舞台にした戦いを描くRTSだ。一隻の戦艦から銀河全域まで，シームレスにズームアウト/インできるグラフィックスが話題になった。
　その続編となる「Sins of a Solar Empire II」も前作同様，TECとアドヴェント，そしてヴァサリ帝国という3つの勢力が，銀河の派遣をめぐって，あくなき抗争を繰り広げている。


　Ironcrad Gamesが開発した「Iron Engine」のテクニカルテストを目的に，2022年10月にアーリーアクセス版がリリースされた本作。最新アップデートでは，多くのプレイヤーが待望するマルチプレイモードが追加され，最大10人のプレイヤーまたはAIとの対戦が楽しめるようになった。さらに，より緻密なユニットモデルへの入れ替え，ユーザーインタフェースやリサーチツリーのアップデート，テクスチャーの精密化などが行われているという。


　現時点でアーリーアクセス版のコンテンツ量は想定される製品版の4分の1ほどで，まだ未完成の状態であるとのことで，言語のサポートも英語のみとなっている。ただ，早い段階でマルチプレイに対応したことで，今後の開発にも弾みがつきそうだ。コアな4X RTSファンなら，今のうちから参加しておくのも悪くなさそうだ。

Epic Gamesストア「Sins of a Solar Empire II」販売ページ